笑う男 (創元推理文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488209056

感想・レビュー・書評

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  • もうミステリーじゃないですね

    じゃあなんなのよ?って聞かれるとだいぶ困るんですが

    正直事件の方はもうほぼサイドストーリーなんじゃないかと思うほど力入ってない気がします
    割とどうでもいいっていうか

    今回はヴァランダー再生の旅です
    警官であるということ、イコールヴァランダーにとって生きるということはどういうことなのかをひたすらに自分に問いかけ続けます
    そしてヴァランダーはデンマーク社会を映す鏡でもあるようです

    ひたすらに自分の内にある怖れや苦悩や喜びさまざまなものと向き合い続ける500ページでした

    読み終わって思ったこと
    ヴァランダー頑張れ!
    俺も頑張る!

    • 1Q84O1さん
      ヴァランダー、カッコイイー!
      ヴァランダー、カッコイイー!
      2023/04/09
    • ひまわりめろんさん
      中年男性は読んで自分を重ねまくって頂いて、こんなに重なっちゃう自分もカッコイイのではないかと勘違いして頂きたいw
      中年男性は読んで自分を重ねまくって頂いて、こんなに重なっちゃう自分もカッコイイのではないかと勘違いして頂きたいw
      2023/04/09
    • 1Q84O1さん
      勘違い…(ノ∀`)アハハハハハハ
      勘違い…(ノ∀`)アハハハハハハ
      2023/04/09
  • 実は2年位前ドラマで「刑事ヴァランダー 目くらましの道」をみたことがあった。どこまでも灰色な海と空、そこに佇むヴァランダー、淡々と事件を追う、舞台はスウェーデンなのに皆英語でしゃべってるなあ、などとそれほど引き込まれはしなかった。だが、本を読んでみると、おもしろいではないか。ヴァランダー役のケネス・ブラナーが思案顔で立っている姿を思い浮かべつつ読む。

    冒頭、老弁護士が手広く取引をしている顧客の不正を発見し逡巡し、顧客の家からの帰り道殺される所から始まる。事件は自動車事故とされたが、その息子がヴァランダーの元を訪れ、父の死は事故じゃない気がするといい、程なく息子は銃で撃たれ死ぬ。警察では父の死はあくまで事故死で、という所から始まるが、読者は真相の鍵は最初に示されている。ヴァランダー達がいかにして犯人に迫っていくか、というのが読みどころ。

    訳文がいいのか、ヴァランダーの心の内、警察内での人間関係、父との関係などがあますところなく描かれ、そこでドラマの深刻そうなケネス・ブラナーの顔にも合点がいった。ドラマをもう一度見てみようと思う。

    ヴァランダーのいる警察署はスウェーデン最南端ともいえるイースタ署。地図はあるのだが、地名のカタカナ表記がスウェーデン語に忠実なのか、自分の持ってる世界地図と表記が違う。本作で出てくるイッランド半島はユトランド半島らしい。日本では英語読みで表記されているのか? 解説でも、イングリット・バーグマンと監督のベルイマン、実は同じ綴りなのだ、とあった、なるほどそうなのか。

    犯人は表面上いつも笑みをたたえていることから表題になったのか。笑み自体にはいろんなものがあるだろう。


    早川海外ミステリハンドブックには刑事バランダーシリーズ6作目の「五番目の女」がリストアップされている。本作はシリーズ4作目。ドラマではシリーズ5作目の「目くらましの道」が第1話として放送された。

    1994発表 スウェーデン
    2005.9.30初版 図書館

  • スウェーデンのミステリ。
    クルト・ヴァランダー警部のシリーズ4作目。
    「殺人者の顔」「リガの犬たち」「白い雌ライオン」に続く真ん中へんですが、順番めちゃくちゃに読んだので、これが最後になりました。
    (…あ、もう新作出てます!)

    前作で正当防衛ながら人を殺したことにショックを受け、1年も休職していたクルト。
    ついに仕事を辞めると決意したとき、友人の弁護士が保養先に訪れます。
    父が事故死したのだが、その様子に不審な点があるので、調べて欲しいと。
    クルトは断るのですが、その友人が殺されたと聞き…

    アン=ブリット・フールグンドがここで初登場していました。
    イースタ署では初めてだという紅一点の新米刑事なので、最初は同僚に評価されないでいます。
    でも子どもが二人いるしっかりした女性。
    クルトは素質を見抜き、新時代の警官になるだろうと思うのです。

    弁護士トーステンソンの父親は、取引先から帰る途中で事故にあった。
    取引先とは、ファーンホルム城に住む富豪のアルフレッド・ハーデルベリ。
    署長が気を遣うほどの名士で、世界を飛び回っているため、面会することすら難しい。
    強引に約束してクルトが聴取に出向いたハーデルベリは、笑顔を絶やさないカリスマ性のある男でした。

    クルトは子どもの頃に、画家の父親の絵を買っていた大金持ちのことを思い出します。
    絹の服を着て高価な車に乗っていた彼らはどこか、怖かった。
    父親が卑屈にふるまう顧客を、幼いクルトはシルクライダーと呼んでいたのです。

    城の様子を探るため、旧友にも協力を頼むクルト。
    弁護士の女性秘書までが狙われ、事態は急迫してきます。
    癖のある古手の警官達と付き合いながらの捜査。
    一番変わっているのはクルトかも知れないけど。
    休養の後なので、珍しく健康らしいけど、捜査に熱中して、ひげを剃らないまま事情聴取に行ったり。
    鑑識のニーベリは有能で、検事のオーケソンは冷静に協力し、フールグンドも期待通り活躍します。

    国際的な富豪が相手とは、小さな町の警官達で解決出来るのかと思いますが~ここは頑張るんです。
    それどころか、クルト一人でも解決しそうな勢い~単独行動が多いのでね。
    「クルトが元気になるには、ちゃんとした事件が必要なんだ」と同僚に評されます。
    アクションシーンをまじえて、さくさくと進む警察物で、このシリーズにしては標準的な読み応えかな。
    手紙を出していた美しい未亡人バイバには、会って貰えそう?

  • 久々に<刑事ヴァランダー>シリーズを読んでみた。

    濃い霧の海岸線
    一人の男があてもなく彷徨う。

    ひとつ前の大作「白い雌ライオン」の終盤で人を殺してしまった主人公ヴァランダーは、ひとり出口のない苦悩の中にいた。

    一旦は警察を辞める決断をしたが、知人の弁護士が殺害された事件を知り突然の復帰。
    そこからは、署のいつもの顔ぶれに新任の女性刑事を加えた仲間を振り回しながら、事件解決へと突進していく。
    よく考えるとヴァランダーはもうムチャクチャで、周りはきっと迷惑しているだろう。

    そして物語は初期2作と同様に、主にヴァランダー目線一本で時系列に進む。
    この、じっくりと「主人公ヴァランダーを味わう」といった趣が、好きな人にはたまらない。

    作者ヘニング・マンケルは残念ながら2015年に67歳で亡くなっており、新作はもう望めない。
    翻訳者柳沢由美子氏による追悼文「無口な巨人」がWEB東京創元社マガジンで掲載されており、読むことができる。
    世界に蔓延していくさまざまな問題に対して真摯に向き合っていた作者自身の姿が、不器用で孤独なヴァランダーと重なる。

    このシリーズ、大切に読み進めようと思う。

  • 刑事ヴァランダーシリーズ、第4弾です。
    前回、人を殺めてしまってから、
    心を病んでしまい、休職しているところから
    話は始まります。この辺りを丁寧に描いてくれるところが、この小説の好きなところ。
    知り合いの弁護士が殺された事件をきっかけに刑事に復職してからは、キレ味のよい捜査を見せ、ラストはいつものあまり格好良くないアクションシーンがあって解決。
    バイパとの関係も気になるし、次回も期待です。

  • ちょうど鬱々としている時期に読んだので、ヴァランダーの復活とともに気持ちが上向き、有難い読書となりました。今回はスコーネ署が一丸となって事件に当たるのか?と思いきや、最後はやはりスタンドプレイ。フーグルンドが歯止めになってくれれば良いけれど。余談ですが、ヴァランダーが切らしているリンゴンベリジャムはIKEAで買えます。ミートボールにクリームソースとともに添えると美味です。

  • 最後まで証拠をつかめず、本人の供述というか自慢話でしか真相に辿りつかないのは頼りないけれど、それが現実的といえば現実的。でも、ヴァランダーの粗っぽい行動はあまり現実的ではない。でも小説としては面白い。

  • ヴァランダーシリーズ 4作め!今回は、犯人の実態が、掴めないまま、ストーリーが、進んでいく。
    経済犯罪の大きな暗部である隙間を、つき、既得権益や、臓器売買等、奥が、深く全てを、解決する事が、難しい中、前作で刑事返上をも決めてうちひしがれたヴァランダーの戦う姿には、感無量!

  • 久し振りのイ-スタ署のヴァランダー警部、冒頭から正当防衛で殺した事件で悩んでいる。転地しても効果がなくうつ状態は深まるばかり。
    そこに友人の弁護士が尋ねてくる、父親が交通事故で死んだが、腑に落ちないので調べて欲しいと言う。ヴァランダーは警官を辞めようかと思っているときであり、断ってしまった。

    帰宅して新聞でその友人が射殺された記事を見る。
    彼は負い目を感じ、やっと前向きに立ち上がれそうな予感がする。
    重い腰を上げて復帰、早速父親の事故から調べ始める。
    暫く空けていた署内は、新人のアン=ブリッド=フーグルンドが配属されていた。女刑事と言うのが気に入らなかったが、頭も切れ、その上美しい彼女は、戦力になりそうな有望株だと思えた。

    父親の秘書の庭に地雷が埋められ、自分の車に爆破装置を仕込まれたが生き延びる。県庁の会計捜査官が自殺をする。

    次々に起きる事件を繋いでるかのような、姿を見せない富豪の城主が何か気にかかる。彼は5年前に郊外の城を買って住み始めた。県内あちこちの施設の高額の寄付をし、研究費を補助し、尊敬されている人物だった。
    ヴァランダーは挨拶目的で彼に会う。城はがっちり固められたセキュリティーの中にあった

    非常に紳士的で隙のない男だったが、顔に笑みを張り付かせた様子はなにかひっかった。しかし事件の根拠がわからない。また思い惑う。ハーデルベリ(城主)に関する情報を確認する捜査に一週間かかった。その間、ヴァランダーもほかの者たちも、平均して5時間も眠らなかった、あとで彼らはその一週間を振り返って、必要とあらば自分たちも高度の捜査能力を発揮することが出来ると実感したのだった。
    オーケソン検事は言う「この捜査法は時が着たら、警察本庁と法務省がイースタモデルという名で一般に公開することになるだろう」(略)
    「私の云っているのは、警察本庁のお偉方の捜査会議のことだ。また政治家のまか不思議な世界のことだ。大勢が集まって
    御託をならべて<アリを篩にかけ、ラクダを飲み込む>ようなことばかりしているではないか。彼らは実際の仕事をしないで毎晩就寝時に明朝目が覚めたら水がワインに変わっていますようにと祈っているようなものだ」

    なすすべも無く、時間が過ぎた。
    署長のビュルクは相変わらず事なかれ主義で、城主に対しても弱腰である。しかし鑑識のニーベリやオーケソン検事に励まされ、同僚も休み返上で動く。ヴァランダーは少しずつ前進する。
    今回は、完璧に武装した城の中に潜入して調べたいという焦りと、若くして成功した世界的な事業主の闇を暴こうとする執念が、非力なヴァランダーの支えになっている。

    彼の家庭や親子のつながりなど、多くの紙数を費やして、彼の人柄を浮き彫りにしている。事件を負いつつ、同僚や上司の人物の描写も多い。

    いつもの「何かおかしい」というヴァランダーの天性の勘と経験に裏打ちされた警官の心が、物語を牽引する。
    格好のいい警官ではない、逆に悩みも多く、たまにはそれに負けて逃げようとする、そんな身近な人となりが、読者を捕らえている。

    11月初めに起きた事件は複雑な背景を持っていたが、クリスマス前にやっと目処がつき片付く。
    最後、ダイハードもどきのヴァランダーの活躍にはビックリした。

  • スウェーデンの作家「ヘニング・マンケル」の長篇ミステリ作品『笑う男(原題:Mannen som log)』を読みました。

    『殺人者の顔』に続き、「ヘニング・マンケル」作品です… 北欧ミステリが続いています。

    -----story-------------
    正当防衛とはいえ、人を殺したことに苦しむ「ヴァランダー」。
    警察官を続けるか否か悩む彼のもとへ、友人の弁護士が訪ねてきた。
    父親の死に腑に落ちない点があると言う。
    しかし「ヴァランダー」に他人に力を貸す余裕はなかった。
    だが警察を辞める決心をした彼が見たのは、その友人が殺害されたという新聞記事。
    事件を追い始めた彼の身に犯人の魔の手が迫る。
    ゴールドダガー受賞シリーズ。
    解説=「関口苑生」
    -----------------------

    警察小説「クルト・ヴァランダー」シリーズの第4作… 本当は第1作から順番に読んでいきたいのですが、古本屋で調達している影響で、先日読了した第1作の『殺人者の顔』から、第2作『リガの犬たち』、第3作『白い雌ライオン』を飛ばして、本作品を読むことになっちゃいました、、、

    「ヴァランダー」は、前作の『白い雌ライオン』で、正当防衛とはいえ人を射殺してしまったの後遺症が癒えず、病気療養中という設定から始まるし、イースタ警察署のメンバも一部変わったりしているので、できれば順番に読んでおきたかったところですが、やむを得ないですね… でも、十分愉しめました。


    1993年10月、「クルト・ヴァランダー」は、前回の事件で人を射殺してしまい、心の傷を負った後遺症が癒えず、警察を休職してデンマークのスカーゲンで療養していた… その彼の元を友人で弁護士の「ステン・トーステンソン」が訪ねてきた、、、

    用件は交通事故死と判断された父親「グスタフ・トーステンソン」の件が腑に落ちず、再捜査して欲しいというものであったが、警察を辞める決意を固めていた「ヴァランダー」はこれを断った… 11月1日の休暇明け最後の出勤日となるはずの朝、「ヴァランダー」は朝刊の死亡欄に「ステン・トーステンソン」の名を見付けた。

    「トーステンソン」が何者かに射殺されたとを知っり愕然とした「ヴァランダー」は、辞職の決意を翻し、驚く署長の「ビュルク」や同僚たちを尻目に復職を決意… 弁護士親子の死の謎を追い始めた「ヴァランダー」が自動車事故の再調査を開始し「グスタフ・トーステンソン」の身辺調査を行っていると、トーステンソン法律事務所の秘書「ベルタ・ドゥネール」から何者かが自宅の裏庭に侵入した形跡があるとの連絡が入った、、、

    「ヴァランダー」が駆けつけると裏庭には、なんと地雷が仕掛けられていた… 捜査を進める「ヴァランダー」本人までもが何者かに命を狙われ、クルマの燃料タンクに爆発物を仕掛けられるが、運転中、異変に気付いた「ヴァランダー」は危うく難を逃れる。

    手段を選ばない見えない敵に恐怖感と怒りを抱きつつ、鑑識課の「スヴェン・ニーベリ」や若手女性刑事の「アン=ブリッド・フーグルンド」等と協力して敵を追い詰めて行く… 「ヴァランダー」が目を付けたのは、「グスタフ」のクライアントでファーンホルム城という中世の城に住み、自家用ジェット機で世界を駆け回る国際的な企業家であり大富豪の男「アルフレッド・ハーエルベリ」、、、

    彼は各国の研究機関から名誉博士号を贈られるほどのスウェーデン国内でも人望が厚い有名人だった… 「ヴァランダー」は、まるで治外法権を持っているようなこの“笑う男”の真の姿に迫るべく悪戦苦闘するが、自殺したと思われていた県庁の会計監査官「ラース・ボーマン」と「ハーエルベリ」の関係を掴み、元警官でファーンホルム城の警備員「クルト・ストルム」から情報を入手することで、「ハーエルベリ」の犯行を確信する。
     
    終盤の「ヴァランダー」の単独行動と獅子奮迅の活躍は、やや現実離れしている印象が拭えませんが… まっ、許容範囲かな、、、

    相変わらず私生活は、順風満帆とは言えない状況ですが… 事件終了後のクリスマス・イヴには「ヴァランダー」の恋人「バイバ・リエパ」がリガから到着し、明るい未来を感じさせるエンディングでしたね。

    あと、本作から登場した新しく有能な女性刑事「フーグルンド」が、今後、どのような役割を担っていくのか気になりますね… 第1作の『殺人者の顔』(1990年の設定)では42歳という設定だった「ヴァランダー」が、本書(1993年の設定)では48歳の設定になっているのは、ちょっと違和感がありますが、まっ、フィクションだから、これも許容範囲ですね。


    以下、主な登場人物です。

    「クルト・ヴァランダー」
     イースタ警察署警部

    「アン=ブリッド・フーグルンド」
     イースタ警察署の新任刑事

    「マーティンソン」
     イースタ警察署の刑事

    「スヴェードベリ」
     イースタ警察署の刑事

    「スヴェン・ニーベリ」
     イースタ警察署鑑識課の刑事

    「ビュルク」
     イースタ警察署の警察署長

    「ハンソン」
     イースタ警察署の刑事

    「エッバ」
     イースタ警察署の交換手

    「ペール・オーケソン」
     検事

    「ステン・ヴィデーン」
     クルトの旧友。馬の調教師

    「ソフィア」
     ヴィデーンが雇っている女の子

    「バイバ・リエパ」
     リガに住む未亡人

    「ステン・トーステンソン」
     クルトの友人。弁護士

    「グスタフ・トーステンソン」
     ステンの父親。弁護士

    「ドゥネール夫人」
     トーステンソン父子の秘書

    「ラース・ボーマン」
     県庁の会計監査官

    「アルフレッド・ハーエルベリ」
     グスタフ・トーステンソンの顧客。ファーンホルム城の主

    「クルト・ストルム」
     ファーンホルム城の警備員。元警官

    「リンダ」
     クルトの娘

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