目くらましの道 上 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488209063

感想・レビュー・書評

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  • あらすじ
     ヴァランダーはリガに住む恋人バイバとバカンスに行く直前。通報先の菜の花畑で少女?が焼身自殺をするところに出遭う。さらに別の事件が。元法務大臣が背中を斧で割られ、頭皮の一部を持って行かれていた。続いて同様の事件が。画商も同じように殺害される。ただこの画商には疑惑があった。さらに盗品売人の男も殺されるが、彼は目を硫酸で焼かれていた。元妻とその娘たち・息子たちは売人のことを憎んでいた。
     犯人の記述もある。どうやら顔に塗料を塗ったり、ジェロニモを尊敬している様子。姉がいて、姉の部屋下に男たちの頭皮を埋めているらしい。
     ヴァランダーの老父は元画家。羽振りがよかった。今はすごく若い妻と暮らしているが、認知症になった。本人の希望でイタリアにヴァランダーと行きたいらしい。

  •  クルト・ヴァランダーシリーズ4冊目かな。だんだん長くなってとうとう上下2冊になった。長さはともかく今回は話としては単純で、惨殺して頭皮を剥ぐという猟奇的連続殺人事件、一見して無関係な被害者たちはどうして選ばれたか、というよくあるミステリのパターン。冒頭におかれたドミニカの貧しい父子のエピソードと菜の花畑で焼身自殺した若い娘が一連の事件とどうつながるのか、というところから事件の概要が浮かび上がる。ほんの小さな手がかりから行きつ戻りつしながら真相にせまってゆくところが長く、もう少し早く犯人に気づけたのではと思ってしまう。それでも自殺した娘を救うことはできなかったのだけれど。すべての解決後におかれたエピローグがたとえようもなく悲しい。

  • 面白い ただ、14歳の犯行には無理がある?

  • ヴァランダーシリーズ、順番に読んでいます。狂気的な連続殺人事件と菜の花畑で起こった少女の焼身自殺が後半になってクロスしていくところがうまいなあと思います。
    HuluでTVドラマ版を見ていたので内容はわかっていたのですが、やはり本の方が心の心情やバックグラウンドがよくわかり最後まで面白く読めました。
    気になるのは家のカギを無くしたのに作り変えないところ。警察官なのに不用心すぎる。娘が心配で外泊を止めて夜中に戻ったりするのに。なんだかちぐはぐに思いました。
    以前では考えられない事件が次々に発生して、もう、付いていけないって思っている主人公にとても共感しています。
    私も事務職ですが仕事の変貌ぶりについていくのがやっとなので。

  • 殺人者の顔を読んで、だいぶあけてから目くらましの道を読んだ。しかもその間のシリーズもすっ飛ばして、目くらましに突入したのでヴァランダーを取り巻く環境も少し変化があって。

    ただやっぱり物語の中で起こる事件は、凄惨だったり陰惨だったりで。北欧お得意の告発ミステリーだなと思う。

    まだ下巻に突入してないけれど何だか途中で、犯人がうっすら分かってしまったような。。。

  • <レビューは下巻>

    はじめての北欧ミステリー。

  • (後で書きます)

  • 読み始めてすぐに「あああ!悔しい!」 ケネス・ブラナー主演のドラマ「ヴァランダー」ですでに見てしまっていた orz このガッカリ感の半端なかったこと・・・ 気を取り直して読み始めましたが、やはり本には本の魅力あり! 犯人が分かっている残念さはありましたが・・・

  • 途中で犯人はわかるが、動機不明。これからの警察の追求が楽しみです。

  • まぁ、きれいな菜の花畑の表紙・・・などとスエーデンの短い夏の美しい風景に目くらまされてはいけません。
    次々と起こる想像を絶する陰惨な事件。
    我らがヴァランダーは悩みつつまた事件解決への先の見えない道を突き進むのでした。
    下巻に続く。

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