目くらましの道 下 (創元推理文庫)

制作 : 柳沢 由実子 
  • 東京創元社
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本棚登録 : 202
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488209070

感想・レビュー・書評

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  • わけあって北欧ミステリ、なかでもスウェーデンの名作と言われるものをかたっぱしから読んでいるのですが、どれも面白くてためになるけど、テイストがわりと似ているので、続けて読むとわりとつらい。問題を抱えた中年警官の倦怠、そこまで残虐にせんでも…と思うような犯罪、個性豊かな警官たちのチームワーク、複雑な社会背景、唐突にあらわれるエロティックな妄想、家族に迫る魔の手!!とかそういう感じ。これも本当に面白くて、上巻の時点では寝る前に本を開くのが毎晩楽しみな感じだったのに、下巻も半ばを過ぎる頃には、とにかく早く終わってくれと心の中で必死に唱えだす始末。人名地名を憶えるのが大変なのも共通していて、上下巻だとさすがに疲れがたまるのだ。こうなると作品の出来不出来にかかわらず、要するに長篇のミステリが苦手なんだ、私は。でも、著者の良心は伝わってくるし、雰囲気はほんと嫌いじゃないんです。

  • 同じ北欧の‘湿地’を思い出す。ヴァランダーの私生活がリアル。

  • 翻訳ミステリーで、シリーズもので、キャラもので、こんなに号泣するとは思いませんでした。

  • 初ヘニング・マンケル。謎解き(犯人、動機、犯行方法)よりは社会問題を書くためにミステリーを書くという姿勢が北欧ミステリーの特徴と言われるが、それがよくわかる作品だと思う。読み応えがあった。サンタナ父さんに涙したわー

  • なかなか読み応えのある作品だった。斧で脊椎を切断し、頭皮を剥ぎ取るという異常な殺人鬼による犯行は止まらない。まさかと思いながら薄々、殺人鬼の正体に気付くのだが…ヴァランダー警部は、この殺人鬼の凶行を止めることが出来るのか。事件の背後にある被害者たちの秘密も少しづつ見えて来て、その秘密は焼身自殺を遂げた少女ともつながりを見せる。

    スウェーデン版のハリー・ボッシュ・シリーズとも言うべき作品。相変わらず、読ませてくれる。

  • 4月17日 読了。図書館。

  • よかった。後半うんと盛り上がる。

  • 読者には犯人が分かっている事でよりハラハラさせられる展開に思わず引き込まれた。 このシリーズを読むのはかなり遅い参戦でしたがおかげでまとめて読める幸せを味わっております。

  • (上巻より)

    ただ、心理学者のマッツ・エルクホルムが、
    もうちょっと活躍(捜査上だけでなく)してくれると、
    良かった気がする。

    女性署長が就任した、今度の展開に期待したい。

  • ふだんは人一倍読むのが遅いのに、半日で読了。新記録。

    センテンスが短いのでリズムよく読み進むことができる。淡々と進みながらもいや増してゆく緊張感。訳者の手腕かもしれない。

    北欧のひとびとがいかに夏休みを楽しみにしているか? 彼らがどのように夏を過ごすのか? マイペースで、いなたい登場人物たち……(事件は悲惨だが、なんとなくの〜んびりした印象なのはそれゆえ?)。「北欧の人と暮らし」という視点から読んでも、なかなか興味深い一冊。

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