五番目の女 下 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 208
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488209117

感想・レビュー・書評

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  • あらすじ
    元自動車販売、花屋、研究者。被害者の男性は女性に暴力を振るっていた、自動車販売の詩人の庭では何十年も前に行方不明になっていた女性の白骨が見つかる。世間では自警団も結成され、警察チームの娘が学校でいじめにあう。ヴァランダーたちは、研究者の元不倫相手で、出産したばかりの女性をたどり、犯人は鉄道関係の仕事をしている女性を追う。捜査の途中で、犯人は奪った拳銃を撃ち、チーム唯一の女性刑事、フーグルンドに重傷を負わせるが逮捕する。

     やっぱりかっこいい作品。ヴァランダーは不安定で、かんしゃく持ちで、今回は特に父親が亡くなってさらにメランコリック。でも仕事のできるフーグルンドや、着実に捜査を進める仲間とともにちょっとずつ犯人に近づいていった。本作が6作目で、10作くらいあるらしいので楽しみ。

  • ヘニング・マンケル『五番目の女 下』創元推理文庫。

    シリーズ第6作。

    なかなか重いストーリーだった。少しずつ描かれる犯人の動機と浮かび上がる犯人の輪郭…

    父親の死を乗り越えてひたすら地道な捜査を続けるヴァランダー。

  • スウェーデンのような国でそんなにDVが多いのか。蘭を愛し、花を育てるその手で、妻を殴る。鳥に思いを馳せながら、身近な人間には残酷。人間の抱える闇は深い。犯人が女性刑事を撃ったのは意外。ヴァランダーが新しい一歩を踏み出せそうなのはよかった。母親以外、、誰も愛さず、誰にも愛されなかったように見える犯人も哀れ。

  • 面白かった~。上巻を一気に読んでしまったので、下巻は週末に読まないと夜更かししてしまうって思ったけど、結局週末まで待てなくて、3日に分けて読んでしまった。
    今回良かったのは犯罪捜査課のみんなも署長も検事もヴァランダーを信じて仕事して、チームワークもよくて、ヴァランダーも各々を認めているところ。「殺人者の顔」の頃は今一つな働きっぷりだったハンソンもマーティンソンも実は優秀な警察官だったのねえ。相変わらず小さなミスに後悔してるヴァランダーも好き♡(エッバにイタリア土産を買わなかったのは、大きなミスかも)お父さんが亡くなったり、バイバと住む家見つけたりとプライベートもいろいろでどんどん読めてしまった。犯罪自体は相変わらずひどすぎるし、次々殺されるしでやりきれない部分あるけれど、北欧ミステリーはどれも異常犯罪で複数殺人だから、そこはもう、慣れるしかないわ。

  • ヴァランダーーシリーズ第6作目。
    ヴァランダーという男の強さ、鋭さは言わずもがな、
    弱さや脆さまですっかり知り尽くした感じ。
    っていうか、情けない男だな~と思うこともしばしば。
    だけどその目が離せなくて渋くて魅力的な人間臭いところがたまらない。

    離れがたい・・・

  • ヴァランダー警部の本。
    個人的にヴァランダーさんはあまり好きになれない人だと思いますが事捜査の進め方、発想に関してはピカイチだなとは思います。が。毎回不満なのがラストの捕り物シーン。というか個人プレイが多すぎる気がするんですよね。日本だと必ず二人一組で、ってイメージがあるんですがヴァランダーさんとこは人員不足だかなんだか知りませんが毎回一人で必ず痛い目にあってるのに懲りない。今回も駅で応援頼んどいたら彼女の怪我は防げたんじゃないのかなあ?それが不満です。バイパさんも…なんか本当に彼女が好きというよりは自分が疲れた時に女性に家に居てほしいだけって気がするんですが。

    そして表に出されず被害を受けている女性たちが居る事実。彼女たちの捜査は誰がするんでしょうか?日本ももっとDVとか刑を重くすれば良いのになあ…。

  • <クルト・ヴァランダー>シリーズ6作目 消化不良気味でした。色々詰め込みすぎで、肝心なところがぼやけて分かりにくかった。

  • 5月31日読了。図書館。

  • (上巻より続く)

    このシリーズのかなり重要な登場人物である、
    ヴァランダー警部の父親が、亡くなってしまったのが残念。
    直前のイタリア旅行が大成功だったことが、せめてのなぐさめ。

    女性刑事のフーグルンドが期待され、活躍しているのが良い。

  • 遠い国であるはずのスウェーデンなのに、若者たちを中心とする閉塞感や、不安を募らせる複雑な犯罪の増加など、日本の事情とかぶって見え、そこがキャラクターの魅力と重なり、読み切ってしまう。次回も楽しみです。

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