背後の足音 上 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
4.10
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本棚登録 : 260
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488209124

感想・レビュー・書評

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  • ヘニング・マンケル『背後の足音 上』創元推理文庫。

    クルト・ヴァランダー・シリーズ第7弾。読み順番が少し前後してしまったが……

    北欧ミステリーということで、登場人物の名前を頭に入れるのに多少苦労するものの、ストーリーは相変わらず面白い。

    夏至前夜に公園でパーティーを開く3人の若者が何者かに射殺される。事件を追うヴァランダー刑事は、その捜査会議に無断欠席した同僚刑事が気になり、夜中に同僚のアパートを訪れると、同僚も何者かに射殺されていた……

    3人の若者とヴァランダーの同僚刑事を射殺したのは同一犯なのか……

    本体価格1,200円
    ★★★★★

    • goya626さん
      どんなストーリーの面白さなんだろう。特捜Qが面白かったので、北欧ミステリーに関心がないわけではないのだが、どうも暗そうなんだよなあ。
      どんなストーリーの面白さなんだろう。特捜Qが面白かったので、北欧ミステリーに関心がないわけではないのだが、どうも暗そうなんだよなあ。
      2019/07/07
    • ことぶきジローさん
      『特捜部Q』とは異なる警察ハードボイルド小説です。マイクル・コナリーの小説にも似ています。
      『特捜部Q』とは異なる警察ハードボイルド小説です。マイクル・コナリーの小説にも似ています。
      2019/07/07
  • ヴァランダー、超人的

  • あああ、この話もドラマで見てしまったものだった・・・ orz しかしドラマの内容などすっ飛んでしまった 一気に下巻を読んでしまいたいが完徹になってしまう! ヴァランダーのがんばりに付き合ってしまおうか、非常に悩ましいところ・・・

  • 昨年夏翻訳発行の最新作。
    スウェーデン南端イースタ警察のクルト・ヴァランダー警部のシリーズ。7作目。
    前の事件から2年後。

    リガに住む恋人バイバとは4年間断続的に付き合ったが、やはり国が違うために結婚は出来ないと断られてしまう。
    一方、亡くなった父親の家は、売りに出すことになります。
    ヴァランダーは体調が悪く、離れて暮らす娘のリンダとせっかく出かけてもあまり疲れている様子に驚かれる。
    さすがに病院へ行くと、血糖値が高いとわかり、動揺することに。

    真面目な警官であるカール・スヴェードベリが連絡を寄越さずに休み、おかしいと気づいたヴァランダーは夜中に一人で彼の家へ。
    死体を発見してしまいます。
    誰とも深い付き合いのなかった彼が、唯一仲の良かった看護師の従妹イルヴァに、ヴァランダーを友達と言っていたと聞いて驚く。
    スヴェードベリの意外な一面、そして不審な行動がしだいに明らかに…

    若者3人が夏至の前夜、仮装パーティに集まったまま旅行に行ってしまったらしい。
    行方が知れなくなっていて、母親は心配しているのですが、旅行先からの葉書も来ているので、捜査にはかかっていないという案件もありました。
    ところが、3人の遺体も発見される。
    現場の様子には不自然さが有り、理由もわからない。
    パーティに参加するはずだったもう一人の女の子イーサを訪ねたヴァランダー。
    イーサの両親は裕福だが、連絡しても旅行先から帰っても来ない冷たさ。孤独なイーサは、何か隠している?

    犯人側の視点も少しだけありますが、正体や動機が全くわからないので、怖さがあります。
    後ろから迫って来るかも知れないような。
    相変わらず不健康なヴァランダーですが、事件には没頭。
    のめりこみ&ひらめき型なので、読んでいる方も引きこまれていきます。
    有能でも、事件を防ぐ所までは出来ないのが苦しい所。
    中年男らしい悩みでいささかみっともない状態になるのも続いています。これは人間味?
    女性署長や娘とだんだん上手くやっていけるようになったようなのは、少しだけ成長したかも。
    作家の筆は、冴え渡っています。
    1997年の作品。

  • ヘニング・マンケルが描く刑事クルト・ヴァランダーのシリーズ第7作。
    公園でミッド・サマー・イヴのパーティーをしていた若者が姿を消した。一方、出勤しないままの同僚スヴェードベリ。彼を心配して深夜にアパートを訪れたヴァランダーが見たものは・・・。

    一押しの警察小説。今回はレギュラーの一人がまさかの退場。同じスウェーデンのマルティン・ベックの「笑う警官」を少しだけ思い出した。

    さて、どうなる下巻。

  • 今回も何やり、思わせぶりな始まり。
    仮想パーティの若者達が殺され、ついにスェードヴェリまで殺されて・・・。

    かなりショッキングなスタート。
    次々と謎も深まり、細部を丁寧に描きこみいつもの展開でグイグイ物語に引き込まれていく。

    前作くらいから、作者のスタイルが完全に確立されて、
    じっくりと読める。

  • 2019.05.15.読了
    まず読み物としてのこの作品はおもしろいと思う。
    何しろ全員が犯人に思えて展開が読めない。
    えっこの人なんじゃないのぉーなどと想像しながら読み進めることができてたのしかった。
    一見平和な国であるスウェーデンの抱える問題が日本とよく似ていて、翻訳物だということを忘れそうになる。
    ただ、カタカナの長〜い名前は覚えづらい。

    しかし、ミステリーとしてはつまらない。何が?って
    犯人の殺人動機がはっ?!となる。そんなのナシでしょう的な終わり方でガックリきた。

    ここからは少々ネタバレ→
    ヴェスティンって手紙の盗み読みしてましたよねー???
    絶対最後に関わってくると思ったら、気のいい郵便おじさんで終わっちゃったジャーン。えっ?あたしの読み間違い?とか
    マーティンソンは絶対にあやしい。情報を漏らしてるのはマーティンソンに違いないと思っていたら、すごいかわいい息子を持ったいいお父さんだったり。。。
    なんだよ、何にも起こらないじゃん!なのである。
    ルーイスは、女装家に違いないと皆さんも想像されるでしょうし、男色の三角関係ってなんだよ(笑)
    だれも悪者じゃないじゃん

    上下巻の長編で私好みなんだけどなー、とても残念な結末。でも、ヘニングマンケル作品への興味は薄れず

  • 面白い。先が読めないが次へと読ませる。

  •  もう何作目だろうか。ますます快調のクルト・ヴァランダーシリーズ。いつもながらの人間臭さ弱さの魅力は健在で、丸腰で独断専行するラストのやぶれかぶれぶりもいつもながら。一見無関係の連続殺人と正体不明の犯人像に振り回される捜査陣というとマンネリのようでもあるが、いつもの刑事仲間の一角が崩れたりと思わぬ展開も用意されていてシリーズ通読者も飽きさせない。まさに円熟の境地。

  • なんとシリーズだったのを知らず本作から読んでしまった。
    それでも人間味あふれるヴァランダー刑事のすっかりファンになってしまい他の作品も読んで見たい。
    とにかく体を休めて!眠って!と過酷な捜査につい思ってしまう。犯人まであと少し!と追い詰めるのだけどとことんツイていないヴァランダーに最後までハラハラ。面白かった。

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