17の鍵 (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2025年1月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784488229047

作品紹介・あらすじ

「圧倒的面白さ」に読む手が止まらない!!
すぐに続きを読んでほしい!
2ヶ月連続刊行第1弾

本国でシリーズ累計43万部突破
疾走感抜群のドイツ・ミステリ

早朝のベルリン大聖堂で殺人事件が発生。丸天井の下に、女性牧師の死体が吊り下げられていた。現場に駆けつけたトム・バビロン刑事は、信じがたいものを目撃する。被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。かつて、トムが少年の頃に川で見つけた死体のそばにあったのと同じ鍵が、なぜ今、ここに現れたのか? 圧倒的スピードで疾走するドイツ・ミステリ! 訳者あとがき=酒寄進一

感想・レビュー・書評

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  • ★5 大聖堂の天井で女性牧師の遺体が吊るされていた、首には17と刻まれた鍵が見つかる… #17の鍵

    ■あらすじ
    ドイツのベルリンにある大聖堂で女性牧師が殺害された。遺体は天井から吊るされ、首からは17と刻まれた鍵が見つかる。

    現場に到着したトム・バビロン刑事は、その鍵を見て驚きを隠せなかった。彼の少年時代、川で見つけた死体のそばにあった鍵と同じだったからだ。しかもその鍵は妹ヴィオーラが持ち去っており、そのまま行方不明になっていたのだ…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 次々と場面が展開するエンタメ警察小説、おもろい! また追いたくなるシリーズものが出てしまいましたね、いやー嬉しいんだけど、読みたい本がありすぎて困る。

    まず謎がイイ! 吊るされた遺体、行方不明の妹、少年時代にみた17の鍵、過去の出来事に関連して次々発生する事件… こんなの興味ワキワキですよね、この設定だけで優勝ですよ。

    またかつての東ドイツがテーマのひとつになってるところも読みどころですね、海外小説を読むと勉強になることばかりです。

    三人称視点で書かれた作品なんですが、登場人物たちの動きが目に浮かぶし、フォーカスしたい部分をわかりやすく描いてくれる。まるでテレビドラマを観ているようで心地い。物語の語り口がお上手なんですよね~、謎自体も、謎を追っていく物語としても楽しく読めるんです。

    そしてキャラクターの魅力が斜め上をいってて好き。主役のトム・バビロン刑事は、妹を幼い頃に生き別れて病んでるし、刑事としてもやり放題やり過ぎでヤバい奴。そのペアを組むのは女性の臨床心理士ジータ・ヨハンス。しっかり者ではあるんだけど、彼女も怪しい過去がありそう…

    この凸凹コンビだけじゃなく、警察の仲間たちや精神病院の面々もクセが強い奴ばっかり。事件の背景にある不審さ、きな臭さがよーく伝わってくるんですよね。

    物語の中盤辺りから、トムとジータの捜査が本格化してくる。少年時代のトラウマになっている事件と交錯していくところや、大きな社会問題に巻き込まれていくあたりが面白くって仕方がないよ、読む手が止まらない。

    終盤、明かされる事件の真相は? 犯人は誰で17の鍵の謎は? そしてトムの妹は見つかるのか… ラストは以上に躍動感がありましたね~。そしてもし私が17の鍵を見つけたら、すぐに警察にもっていこうと思いました。

    ■ぜっさん推しポイント
    トム・バビロンが妹の失踪にこだわり過ぎている描写が読んでて苦しいんです。愛情であり懺悔であり、それはもはや日常になっていて病気。

    過去に囚われてすぎてると、決して幸せになれないという例で、真面目で慈愛に満ちた性格であるからこそ、こうなっちゃうんですよね…

    さて続編は『19号室』です。すでに手元にあって今すぐにでも読みたいんだけど、積読が山になっているから、お楽しみはもう少し後で。

    • ちぃさん
      気になるレビューをもうこれ以上書かないでください!とお願いしたいくらいです。読みたい本がどんどん増えてます。
      気になるレビューをもうこれ以上書かないでください!とお願いしたいくらいです。読みたい本がどんどん増えてます。
      2025/03/18
    • autumn522akiさん
      ちぃさん、コメントありがとうございます。
      むふふ、本作も面白いので是非是非^^
      ちぃさん、コメントありがとうございます。
      むふふ、本作も面白いので是非是非^^
      2025/03/18
  • マルク・ラーベ『17の鍵』創元推理文庫。

    2ヶ月連続刊行のドイツ警察ミステリー小説の第1弾。

    またまた帯の『圧倒的な面白さ』という惹句に踊らされてしまったようだ。何だか騙されたかのような読後感。あれよという間に、謎が謎を呼び、大きな謎を残したまま結末を迎えてしまった。

    解説を読むと、どうやら4部作のようだ。今月末に刊行予定の第2作『19号室』は本作にも描かれた養子縁組のあの部屋を指しているのだろう。第3作は『スズメバチ』、第4作は『ヴィオーラの部屋』という仮のタイトルが付いている。

    これだけ多くの謎を残された以上は、全4作を読まねば気になって夜も眠れなくなるに違いない。


    2017年9月3日早朝、ベルリン大聖堂で丸天井の下に女性牧師のブリギッテ・リスの死体が吊り下げられるという異様な殺人事件が発生する。

    現場に駆け付けたトム・バビロン刑事は、被害者の首に『17』と刻印されたカバーの付いた鍵が掛けられていたのを発見し、愕然とする。その鍵は19年前の1998年、トムがまだ少年だった頃に川底で見付けた男性の死体の傍にあったものと同じだったのだ。そして、トムは19年もの間、その鍵と共に失踪した妹のヴィオーラを探していた。

    本体価格1,300円
    ★★★★

  • 読み始めからベルリン大聖堂の丸天井に吊り下げられた女性牧師の死体という殺人事件に突入する。

    被害者の首に「17」と刻まれた鍵がかけられていて、それはトムが少年の頃に見つけた死体のそばにあったのと同じもので…。

    ここから刑事トム・バビロンと臨床心理士ジータ・ヨハンスが捜査の真相に動き出す。

    トムの少年時代に行方不明になった妹を捜すエピソードを絡めながら過去を振り返りつつ進む。
    アルコール依存性歴のあるジータの性格も掴み難いゆえに気になる存在である。

    登場人物のカタカナ名に苦戦しながら後半から一気に読み進める。
    気になるエピローグ…。



  • ドイツ人作家シャルロッテ・リンク「裏切り」からの
    こちら、「17の鍵」は、登場人物も舞台もドイツで
    ようやく紛れもなく初ドイツミステリ。

    センセーショナルな殺人事件の描写は
    トム・ハンクス主演の「ダ・ヴィンチ・コード」を
    思い出させる。

    登場人物多めで
    名前も読みづらく覚えにくいものが多いが
    キャラクターが個性的なので割と混乱は少なめ。
    おもしろかったんだけど、
    後半にかけて、え?この話、完結するの?と
    思い始め、あとがきを読んだら四部作とのこと。
    わー、ひっぱるのか!
    しかもまだ二作しか翻訳されてない。
    もやもやが長引きそう〜。

  • ドイツのミステリーを読むのは初めてかもしれない

    現在、2017年と過去、1998年を行き来しながら事件捜査は動いてゆく
    個人的にはめんどくさく感じた! (申し訳ない)
     のと、主人公の顔と言うか人物像が今一つ浮かびにくく最後まで顔が(想像の)見えなかった、今一つ表現がそういう部分には向く必要がない物語なのかもしれない
    面白かったのにそこが残念だった。

  • 不穏感纏った一冊。

    このドイツが舞台の4部作が起承転結だとしたら、まさに"起"の位置付けと思わざるを得ないシリーズスタートの第一巻。

    序盤からベルリン大聖堂での衝撃的な事件といい、主人公の刑事トムが抱える過去といい、終始纏う不穏感が心をざわつかせてきた。

    一巻のキーポイントは17と刻まれた鍵。
    17の鍵に秘められた謎は妹が失踪した過去と現在を結ぶのか…。

    トムの逸脱した行動も、登場人物の多さもとにかくスピード感が掻き消す感じ。

    真相は明かされたものの、もちろん次巻へといざなう不穏な幕閉じが心掻き立てる、ニクい面白さ。

  • 17の数字は私にとって縁のある数字。
    なので…どおしても17がでてくるのは手にとってしまう。

    さて本書については…ラストまで読んだがモヤモヤするのは仕方がない…次作以降になんらかの伏線なのか…4部作みたいだから全て読まないと評価は難しい。

    事件は魅力あるのだから4部作のラストに期待したい。


    全てそろえてから読んでみよう。


    ぜひ〜

  • 途中からの疾走感は半端なく一気読みで楽しめたのだけど、謎解きがちょっと説明的だったのが残念。まだ謎は残っているし、シリーズもあるのでこれからに期待。

  • 酒寄氏の翻訳と言う事でワクワクして読み始めた。主人公トムの幼少期と現在が気持ち良い速さで場面展開しながら進んでいく。が、
    途中からの違和感。妹の存在?亡霊?に囚われすぎたトムの行動、不死身とは言い難いご都合主義と、最後に唐突に出てくる真犯人、期待値が高かっただけに裏切られた感強め。

    • ひまわりめろんさん
      酒寄さんいいですよね〜
      わいも好きです
      酒寄さんいいですよね〜
      わいも好きです
      2025/03/10
  • 早朝のベルリン大聖堂で殺人事件が発生。丸天井の下に、女性牧師の死体が吊り下げられていた。現場に駆けつけたトム・バビロン刑事は、信じがたいものを目撃する。被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。かつて、トムが少年の頃に川で見つけた死体のそばにあったのと同じ鍵が、なぜ今、ここに現れたのか? 圧倒的スピードで疾走するドイツ・ミステリ!

    次作を読まずにはいられない。

  • Marc Raabe: Schlüssel 17 - Krimi-Couch.de
    https://www.krimi-couch.de/titel/14652-schluessel-17/

    Schlüssel 17 von Marc Raabe bei LovelyBooks (Krimi und Thriller)
    https://www.lovelybooks.de/autor/Marc-Raabe/Schl%C3%BCssel-17-1518876320-w/

    圧倒的スピードで疾走するドイツ・ミステリの新星! 2か月連続刊行第一弾のマルク・ラーべ著、酒寄進一訳『17の鍵』を発売前に先読みしてみませんか?【11月27日〆切】|Web東京創元社マガジン
    https://note.com/tokyosogensha/n/nb9e559c5d448

    Marc Raabe - Die Dämmerung
    https://cloud.email.ullstein-news.de/marc-raabe

    17の鍵 - マルク・ラーベ/酒寄進一 訳|東京創元社
    https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488229047

  • ドイツの作家、マルク・ラーべの刑事トム・バビロンシリーズ。本邦初の作品で、2ヶ月連続刊行と出版社激推しの様子。

    大聖堂に吊るされた死体にかけられた17の数字の鍵。この鍵を見たトム・バビロンは戦慄する。それは子供の頃のある冒険に繋がるものであり、行方不明となった妹が持ち去ったものだったからで…

    ドイツ発のジェットコースターミステリ。次から次へと意外な展開が起こる。確かに、出版社が力を入れるのがわかるほど。ミステリや警察小説としては若干弱い気がするが、そんなことを気にできないくらいグイグイと引き込まれる面白さ。おすすめです。

    暴走気味の刑事トムと、その相方のようなポジションの心理士ジータ。この二人の立ち位置がそこまで描かれるわけではないので、次巻以降か。楽しみ。

  • しばらく積読になっていたけれど、読み始めたらテンポよく展開していくのでページを捲る手が止まらなかった。

    ベルリン大聖堂での衝撃的な殺人事件から始まり、ベルリンの壁崩壊、東西ドイツの歴史が絡んだストーリー展開で読み応えあり。主人公の刑事トム・バビロンの過去の出来事と現在の事件がどう関わっているのか、その謎を追ううちにのめり込んでいく。

    トムの妹と現在の登場人物と関連が一つのキーになっているが、最後に明かされていく真相にぞっとしつつも、犯人像がなんとも薄っぺらいな… と思ってたらまだ続きがあった。
    これはシリーズを通して読んでいかないともやもやが残ってしまう。

    トムの行動がいろいろ逸脱しすぎていないかと気になったけど、心理士のジータとのコンビは悪くない。
    また近く続きを読んでみたい。

  • 格段に面白い。

    早朝のベルリン大聖堂で殺人事件が発生。
    被害者の首には、カバーに「17」と刻まれた鍵がかけられていた。
    かつて主人公のトム・バビロンが少年のころ、友人たちと川で見つけた水死体がのそばにあったのと同じ鍵が。
    この殺人事件は何を意味しているのか。


    ①ベルリンで起こった事件と「17」のカギにまつわる現代の話
    ②トムが少年時代に見つけた水死体にまつわる過去の話
    ③「17」のカギと関係がありそうな精神病棟の患者に関わる話
    の3つの物語を中心に展開し、それぞれの物語が交わることで深い奥行きを感じさせる。


    最初は情緒不安定で破天荒な主人公、遅々として進まない大聖堂で起きた殺人事件の捜査、個人的にあまりなじみのないドイツという国の世情などにより、最初の3分の1ぐらいまではかったるく、どこが疾走感を感じるのだろう?と思っていたが、中盤を過ぎたあたりからぐいぐい引っ張られ、あっという間に読んでしまった。

    またシリーズ4部作のうちの1作目ということで、次の物語に引き継がれていく謎もあり、それが気になるあまり本書を読み終わる前に次回作「19号室」を買ってしまった。

  • タイトルがもう何だかワクワクする。

    終盤で少し頭がこんがらがってしまって何度も登場人物紹介ページを行ったり来たり。

    次の巻の19号室も既に手元にあるのだが
    その次がいつ発刊されるか分からないので
    少し時間を置いてから次を読むか、悩むところ。

  • 予想以上に死ぬのでびっくりした…私が甘かった…。
    ほぼ全員ルール(法なり倫理なり)無視!という感じで、私の心半分は唖然としていたのだけど、もう半分は先が気になっての一気読み。
    全4巻か…4冊きっとずっとこのテンションなんだな…すごいな…!
    ひとまず2巻目は読みたい。

  • ドイツミステリの新シリーズ、めっちゃ面白かった。
    大聖堂で殺された牧師、「17」の鍵、主人公の刑事の行方不明の妹、かつての仲間、臨床心理士のバディ、精神病院の謎の患者……
    主人公のトム(刑事)の過去のできごとと現在起きている事件の章が交互に描かれ、謎が謎のままだいぶ引っ張られるしなんと完結しない(事件自体は一応終わるけど)。

    訳者あとがきによるとこのシリーズは四部作なので、連ドラでいう「ひとつの大きな謎」がずっと物語の底に通奏低音として流れているタイプのシリーズのようだ。たぶん。

    正直、発売直後にこの『17の鍵』をすぐに読まなくてよかったと思った。1ヶ月後に続編の『19号室』が出て、わたしは二冊同時に手に入れてから『17』を読み始めることができた。じゃないとモヤモヤした割には「通奏低音」の詳細を忘れてしまいそうなので(あくまで個人的な見解)。

    殺人事件以外にも未解決の気になる謎だったり登場人物の過去だったり、気になることがたくさん開陳されて終わった印象なので、ちゃんとすっきり明示されるといいな……と楽しみ&ドキドキ。

  • 猟奇的な犯行から始まって、主人公刑事の過去と絡みながら話が進んで行く。

    過去が絡むミステリー系は多いが、この作品の場合、過去や視点の切り替えが頻繁にある。
    ミステリーとしてはよく練り込まれているのに、場面転換が多すぎて話の腰を折ってしまっている。

    主演二人の陰影あるキャラも、あまりにも大仰で魅力的に感じられない。
    数多の作品で色々なコンビが登場しており、それを凌ぐためには仕方ないのかもしれないが、そこまでしなくてもプロットがあれば十分なのに。

    500ページ以上あり、内容も濃厚だが、一応事件の解決はみるものの伏線の回収がなされておらず、”続編に続く”状態なのも物足りない。

    ドイツ作品のため登場人物の名前が覚えにくく、訳者が丁寧な人物一覧をつけてくれているものの、読んでいて今一つ話にのめりこめれなかった。
    作品の完成度は高いので、好みの問題だろう。

  • 205.03.16
    読み応えあり。
    訳者あとがきをまず読むことをおすすできます。読み進めるにあたり過不足ない前提情報を得られます。
    ネタバレしない範囲でいえば、主人公の警察官はあまりにも無鉄砲すぎる。

  • 残念としか言いようがない。
    なにって、この本『17の鍵』と私の出会いのことだ。

    翻訳者は酒寄進一氏、私のヒイキだ。
    出版社は東京創元社、これも私のヒイキだ。
    このシリーズを、2ヶ月連続で出そうというのだから、なかなかの力の入れようである。

    舞台はベルリン、大聖堂の丸天井に、女性牧師の死体が…
    現場には、立ち向かう主人公刑事が、かつて見つけた死体と、同じ遺留品が…
    かつ、彼の過去にはナニでアレで…

    面白いに違いないではないか!

    ワクワクしながらページをめくって、読み進むこと1割で、アレと思った。
    「いやまあまあ」と思い直し、さらに読み進むこと1割、つまりは全体の2割、加えてあとがきも読んで・・・

    すみませんもう読めません状態になった。

    考えるに、これはハリー・ポッターではないか?
    言わずとしれた、あのハリー・ポッターだが、あれは男女問わず、子供~青少年を読者にしている。
    ワケありなのだが、有能な主人公が、大活躍する話。

    大人の女性むけのハリー・ポッターがあってもいいんじゃないの?
    そういうコンセプトで書かれた話に、シャンナ・スウェンドソン著『魔法製作所シリーズ』がある。
    私や数多くの女性が「面白い」と夢中になったシリーズである。

    ひるがえって、この『17の鍵』とこのシリーズは、大人の男性向きのハリー・ポッターなのではないかと思う。
    ワケありで、有能な主人公トム・バビロンが、大活躍する話だそうだから。

    あなたが、成人の男性ならば、面白いかもしれない。

    シリーズはこの『17の鍵』で始まって、もう2巻目の『19号室』が出ている。
    私は、残念なことに、面白いと思えなかった。
    私は成人だが、男性ではない。
    つまりはこの本の読者層ではない。
    不幸な出会いだったとしか言い様がない。

    だが、翻訳は酒寄進一氏で、あの東京荘創元社が力をいれているのだ。

    あなたが成人男性ならば面白いかもしれないと、くり返しになるが私は言おう。

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著者プロフィール

酒寄進一(翻訳)
ドイツ文学翻訳家、和光大学教授。2012年、シーラッハ『犯罪』で第9回本屋大賞翻訳小説部門1位。2021年、コルドン「ベルリン」3部作で日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞。主な訳書にヘッセ『デーミアン』、ケストナー『終戦日記一九四五』、シーラッハ『珈琲と煙草』、ノイハウス『母の日に死んだ』、シュヴァルツェンバッハ『雨に打たれて』など。

「2023年 『十六の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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