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Amazon.co.jp ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784488229054
作品紹介・あらすじ
本国でシリーズ累計43万部突破
今年最注目のドイツ・ミステリ
2ヶ月連続刊行第2弾
『17の鍵』からの秘密が――ついに暴かれる。
ベルリン国際映画祭の開会式場に悲鳴が響き渡った。予定外の、女性が殺される瞬間を撮った映像が上映されたのだ。女性は市長の娘で女優の卵。映像はあまりにリアルで、目出し帽の人物が上映を強要したという。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた「19」に、自分との共通点を見つけて戦慄する。『17の鍵』につづく第2弾! 解説=吉野仁
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この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
物語は、ベルリン国際映画祭で衝撃的な映像が上映されるところから始まります。若い女性が殺害される瞬間が映し出され、その女性が市長の娘で女優の卵であることが判明し、事件は大きな波紋を呼び起こします。刑事ト...
感想・レビュー・書評
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マルク・ラーベ『19号室』創元推理文庫。
『刑事トム・バビロン』シリーズの第2弾。
『17の鍵』からの秘密がついに暴かれるという触れ込みのようだが、謎が謎を呼ぶだけだった。どうにもストーリーに入り込めず、いつの間にか結末を迎えていた。
本シリーズは4部作で、第3作は『スズメバチ』、第4作は『ヴィオーラの部屋』と続くようだ。
ベルリン国際映画祭の開会式場で上映されたのは、若い女性が殺害される瞬間の映像だった。そして、その女性は市長の娘で女優の卵であったことから大騒ぎになる。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた『19』に自分との共通点を見付けて戦慄する。
イマイチというか、読むのが苦痛になるようなストーリーに第3作以降は止めてしまおうと思う。
本体価格1,360円
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『17の鍵』に続く第2弾は、2019年2月、ベルリン国際映画祭の開会式場での映像で、女性が殺害されるシーンが上映されるという幕開けである。
あまりにも映像がリアルであり、女性が市長の娘で女優の卵だと判明し、トム・バビロン刑事と相棒の臨床心理士のジータが動き出す。
映像内の壁に残された「19」に戦慄したのは、ジータだった。
今回は、ジータが主役といえるほどの存在感と身体を張る活躍だった。
2001年に16歳だったジータの過去は壮絶であり、彼女たちの闇が暴かれていくにつれ、過去と現在が繋がり、隠された事実や謎が公になっていく。
そしてトムとジータと関わりを持っていたのがベネだったことも驚きだった。
過去からの連鎖を断たなければ、悪はいつまでも根絶しないのか…という事件だった。
前作同様、冒頭からショッキングな場面であったが、まだ続編があるのだろう。
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トム・バビロンとその相棒ジータ・ヨハンスのシリーズ第二弾。
今回もタイトルは数字。そして登場人物たちの過去の出来事が現在に深く関わってくるというスタイルを踏襲。
本作の主役はジータで、彼女の特異な見た目の秘密が明かされることとなる。
始まりはいきなりベルリン国際映画祭の会場だし、
後半スリリングな展開となる場面の舞台は
数千のコンクリートの石柱が立ち並ぶホロコースト記念碑。
視覚的な効果が半端なく、先へ先へと気持ちがはやり楽しめた。
四部作の半分で、以降の作品の発売は今のところわからず。
早めの刊行、よろしく!! -
シリーズ2の一冊。
今巻はベルリン国際映画祭の開会式場で突然流された女性殺害映像からスタート。
これはリアルなのか…そして映像内の「19」の文字が、今度はトムの相棒ジータの心を脅かす展開。
もう、一言でいうと2巻は終始興奮の鐘が響き渡る感じ。
ジータが背負っていた過去が明かされていく過程、トムとジータ、二人に共通する意外な人物の存在といい、やっぱり先を急ぐ手が止まらない。
そして事件の根底にあるもの、闇を手繰り寄せていく過程は前巻よりも惹きつけられた。
そしてまた積もる謎。この先待ち受ける闇にドキハラも積もるばかり。 -
今回もスピード感ある展開で面白かった。ひとつひとつの章のページ数が多くないからなのかもしれない。バビロン刑事だけではなく相棒のジータの過去も語られ、旧東ドイツの暗黒が深まる。
私は『17の鍵』よりも『19号室』の方が楽しめたので、次に期待したい。 -
今回も良い。
トム・バビロンが主人公のドイツミステリー第2弾。
ベルリン国際映画で突如上映されたスナッフ・フィルム。そのフィルムは本物かどうか判断できないが、「17の鍵」の捜査メンバーが招集された。
事件を追うごとに物語は混迷を増していく。
前回は主人公のトムの過去と現代の事件が交わっていく流れだったが、今回はトムの相棒のジータの過去と事件が交わっていく。
過去と現代を行き来する進行のバランスがとてもよく、また場面転換もテンポがよいので、圧倒的なリーダビリティを感じる。
海外テレビドラマにすると映えそうなイメージ。
今回も前作と同様に事件の背景に旧東ドイツ時代の組織が暗躍しており、シリーズを通して薄暗いイメージが変わらず、うっそうとした雰囲気を感じる。
個人的にはデヴィッド・フィンチャーっぽいなと感じた。
早く次回作が読みたい。 -
「17の鍵」と同じトム・バビロンが主人公のドイツを舞台にしたミステリー。今作は臨床心理士のジータに焦点を当てている。ジータの18年前の事件と2001年の事件がそれぞれの時間系列で交互に描かれていく。過去のトラウマに苦しむジータ、妹の亡霊が見えてしまうトムの2人の、足を使った地道な操作に拍手を送りたい。
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「17の鍵」に続くトム・バビロンシリーズの2作目。前のベルリン大聖堂での事件現場の方が視覚的インパクトが強い気がするけど、今作も導入の事件は衝撃的。映画祭の開会式にて女性が殺される映像が予定外に映され、会場には悲鳴が響き渡る。
映像の中に残された「19」という数字が鍵となり、今回はジータの過去に触れられる。ジータの過去も辛いが、東ドイツ時代の闇が事件につながった経緯が何ともやるせないし、断ち切れなかった禍根に悍ましさを感じる。現在と過去を行き来しつつ次第に緊迫感が増していき、怒涛のラストシーンまで目が離せなかった。
前作から続く謎が明かされた部分もあり、一方でまだ気になる謎も残されている。4作のシリーズということで、続きが早くも気になる。 -
ベルリン国際映画祭の開会式場に悲鳴が響き渡った。予定外の、女性が殺される瞬間を撮った映像が上映されたのだ。女性は市長の娘で女優の卵。映像はあまりにリアルで、目出し帽の人物が上映を強要したという。トム・バビロン刑事は捜査を始めるが、相棒の臨床心理士ジータは、映像内の壁に残されていた「19」に、自分との共通点を見つけて戦慄する。
誰も彼もが叫び続けているような、サスペンス満載のドイツ発警察小説第2弾。しかも肝心の謎は次作以降に残されているとは。 -
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前作から更にスピードを増して面白かった(登場人物の倫理観はこういうものなんだとわかっているので、引っかからなくなったのもある)。
しかし東ドイツがどういう内情だったのか不勉強な私には、こうも悪く書いて良いのかという戸惑いはあるので、東ドイツに関するノンフィクションなどを読んでみたいと思う。 -
前作からの流れもありつつ進化してる。
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やや展開が冗長に感じる部分も否めないが、じっくりねっちり描いてくれるミステリは好みなので良かった。
今回は前作よりもはっきりしたところがあったし、ここまできたら絶対にあと二作読みたいので翻訳なにとぞ。
あんな引きをされて読めなかったら生殺し!!(笑) -
トムの相棒、われらがジータ・ヨハンス。その秘密、というか人に言えなかった過去が本作で重要な意味を持つ。
2001年に16になるというジータは本当にきれいだったんだろうな。そして18年後のジータは美しくかっこいい。
シリーズ第1作『17の鍵』から読んできて、謎の山積みは高くなった。4部作で起承転結の「承」部分にあると考えればむべなるかな。
ベルリン州刑事局は?トムの妹は?トムの息子は?…その他、次作以降に持ち越し。
最後の第74章は完全に次作予告。
「カテゴリ」は「ミステリー」にしたし、ミステリー要素はたくさんあるわけだけど、スリラーと呼ぶほうがより適切。 -
続きものと知らず、慌てて前作17の鍵を読了。
前作よりスピード感がアップしたかな。旧東ドイツ時代の罪深い悪政が絡み、どっしり重たい雰囲気(私は好み)
主人公より赤毛の彼の人生が気になる。
今作の事件は解決したが、まだまだ気になる謎が残っているので、早く続きが読みたい。 -
『17の鍵』では警察側としては終わったように見えていた事件。しかし根本的なところは謎のままで、とうとう続編『19号室』で全体像が見える。
ベルリン国際映画祭。晴れの舞台を飾るオープニング映像がまさかの差し替えられており、そこに映し出されたのは女性を襲う映像。襲っている男性は最後に意味深な言葉を吐いて終わる。
会場は大パニック。映し出されていた女性は市長の娘で、生死は不明。この映像は本当に襲っているのか、はたまた演技なのか。すべてが不確定のまま捜査が開始される。
2巻目にして主人公トムの相棒、ジータの過去が描かれていく。そしてまさかのここに接点が。2巻は色んなところで色んな人々が繋がっていることが分かり、そのなかで秘匿されていたことが徐々に見えてくる。1巻目よりもいっそう動きがあって急展開も多く、ハラハラしながら読んだ。そしてラスト。かなり気になる終わりで早く続きが読みたい。まだ残っている肝心な部分に繋がりそうな終わりでそわそわしてしまった。
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女性の殺害シーンが映画祭で流された。そこには『19号室』の文字が…ベルリンの壁崩壊という大きな歴史をベースに展開するミステリは前作よりさらに重厚感があった。さらに、気になっていたジータの過去までがからむ。今作もまた、気になるラスト。次も絶対翻訳して欲しい!
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シリーズの2作目。
前回よりも疾走感があってノンストップで読み切った感じです。事件の背景と人間関係はより複雑化してきたけれど、より理解しやすく繋がりも見えてきています。が、このシリーズはあと2作品あるとのことでまた新たな謎が浮上しているので、続きが気になりますね。 -
『17の鍵』の続編、トム•バビロンシリーズ2作目。ベルリン国際映画祭の開会式で女性が殺される映像が流され、その女性は市長の娘であった。トム達は操作をはじめるが…
2019年と過去の2001年の物語が交互に書かれ、何か心に傷を負っているようなであった相棒の臨床心理士ジータの過去も明らかに。
ドイツが舞台のミステリーってどこかで必ず西と東の分断やナチの話は避けては通れないような。
ラスト、あっと驚くこの人が?!というのと、そこで終わる?!というのは前作と同じか…
続きが楽しみです。
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