本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488243050
感想・レビュー・書評
-
本の厚さからもあったが、結末を知りたいと一気に読んでしまった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
富裕で文学にも造詣の深い当主クエンティン、誰にでもやさしい心遣いを示すその妻エリザベス、そしてこのふたりに忠実に仕える使用人たち―マイフリー館は、傍目には安逸をむさぼってるかに見えた。ところがある夜、エリザベスが不可解な深夜の散歩に出た挙句、森の奥深くで撲殺されるという事件が突発する。捜査に乗り出したウェクスフォード主席警部の前に、しだいにその真の顔をあらわにしていく館の人々。
ウェクスフォード警部シリーズ第5作目。このシリーズ初読。館に住む人々が容疑者、シリーズ物の探偵役が操作という本格ミステリの定型なのだが、意外な真相とか、トリックといった本格ミステリ的な面白みは薄く、また地道な操作から真相を明らかにするという構成になっていることからレンデルお得意のサスペンス感も無い。なんだか何もかもが物足りなかった。
全3件中 1 - 3件を表示