狙った獣 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 141
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488247065

感想・レビュー・書評

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  • ヒッチコックの『サイコ』を思い出した。

  • まず最初にこの作品は1955年に書かれたものだということを、頭の片隅においてもらいたい。
    なので時代背景などはとても興味深い。そして読者をドキドキハラハラさせて終盤へ導くテクニックは素晴らしいものがある。
    古い作品ほど、このサスペンス感をうまく表現し、作り上げているように思う。
    クライマックスを向かえて正直思ったのが・・・「なぁ~んだ、そういうことか。」だった^^;
    でも時代を思うとそういう原因って最新の科学だったのだと思う。当時、読んだ人々は驚愕したのだろう、きっと。
    MWAの長編賞を受賞するのもわかるような気がするなぁ。

    最近、古典を新訳していることがとても多い。これはもっとやって欲しいところだ。
    古いミステリだから・・・と人々から忘れられていく秀作はたくさんあるのだから。

  • どんでん返しはどんでん返しと言った時点でどんでん返しでなくなる。

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