マローン殺し マローン弁護士の事件簿 (1) (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (1997年1月26日発売)
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感想 : 5
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  • 本 ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488249052

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。ヘレン&ジェークのジャスタス夫妻が出てこないのでちょいと寂しい感じはしますが、彼らを出すと大暴れしてお話が短編にならなくなるのでマローンだけなんだろうな、と妄想してます。
    相変わらず常に金欠のマローンが、時には強引な手を使いつつ事件を解決。どの話も読み応えがあって、たっぷり堪能させてもらいました。

  • 本のうたい文句通り、愛すべき酔いどれ弁護士マローンの魅力を堪能できる短編集。先のシャーロット・マクラウドの「お楽しみが一杯!」ではないけれど、さすがにユーモア・ミステリーの名手は短編もうまい。面白い。お騒がせでチャーミングなヘレン(だけちょっぴり出ているけれど)のジャスティス夫妻は抜きながら、マローンをめぐる人々もいい味を出しています。ファンは必読かもね。

  • 女好き、ギャンブル好きの万年金欠弁護士、マローン。彼の元にやってくるのは一筋縄じゃいかない依頼人ばかり。
    ダメ男なのに魅力的で優秀なマローンが素敵でした。
    短編集ですが、どれも読み応えがあり、楽しい!
    なにがなんでも依頼人を無罪にしてやる、というマローンの強引さは、若干やりすぎ感も。
    トリックも話もよく作られていて、さすが!というかんじ。

  • 皮肉っぽい文体が好き

  • 事件以前にレギュラー登場人物のキャラ(特にマローン自身)が立ちすぎ。行動を追ってるとニヤリとしたりクスクスしたり…ユーモアとペーソスって紹介文には書いてあったけどなんかこう…大人の会話と遊び。また個々の事件も意外な発端から笑える捜査過程を経て最後にかなり意外な解決が待っていると言う面白さがある。好きなのは「胸が張り裂ける」「永遠にさよなら」「マローン殺し」。

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著者プロフィール

Craig Rice

「2006年 『ママ、死体を発見す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

クレイグ・ライスの作品

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