泣き声は聞こえない (創元推理文庫)

制作 : 直良 和美 
  • 東京創元社
3.13
  • (1)
  • (3)
  • (17)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 66
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488276010

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • プロットが巧み。先が読めないんだよね。故に面白かったです。ただ15才の主人公のミランダに共感できず、嫉妬心渦巻く30代女性の気持ちの方が分かっちゃうんだからおぞましいよね。

  • これは桜庭一樹さんお勧めの本だったので、気になって読んで
    みました。

    海外物は苦手ですが、これは登場人物も多くなくて読みやすかったです。主人公のミランダが15歳と言う事で、何かと痛々しい心理描写に結構惹かれて読みました。
    15歳なんて遠い昔だけど、15歳ってこんな感じかも~と思いつつ。

    お腹に詰め物をして妊婦のふりをする少女。
    タイトルも不穏だし、一体どうなってしまうんだ~!と思いながら
    読んだのですが、思ったほど悲惨な結末ではなく、救いのある
    ラストが良かったです。

    途中からは赤ちゃんの誘拐事件も絡んできて、サスペンスっぽく
    なって一気に読ませます。

    桜庭さんがお好きだっていうのは納得でした。

  • 翻訳本て読みにくいイメージがあったけど、これはそうでもなかった。

    解説者いわく、著者の作品は「われわれの生活にも、実は背中を寒くさせるような場面があることを思い起こさせてくれる」「ドメスティックなスリラー」である。

    先が気になって夢中で読んだけど、読み終わった時あまり感想が思い浮かばなかった、不思議。

  • 「実のところ、人生で一番大切なことの一つを学んだのだ。つまるところ、他人の恥ずかしさなど、誰も――ほんとうに誰ひとりとして――当人の百分の一も気にしたりはしないものだ。何をしようが、どんなに恥ずかしいことだろうが、一週間もすれば誰も、何も言わなくなる。また別のことが話題にのぼるようになる。」

    桜庭一樹絶賛!の声に合わせて遂買ってしまう。
    一体どんな話か全く分からなかったのだけれど、、、
    比較的、ハッピーなティーンエイジャー向けのお話じゃないか!!

    大人になってしまった私にとって、
    主人公の行動は、かなり逸脱しているし、
    そこまでか・・・と思ってしまう部分もあったのだけれど、
    若い時って、そういう時もあるよなーーーなんて思ったりもした。

    起こってしまったことに対して、非難もできないし、
    物語の中で母親がした行動に対しても、、
    また100%正しい答えがあるわけではないのだよね。
    それは、よくわかっているのだ。
    だから、物語として、、良かったんじゃないかな、と思う。

    桜庭さんがすきそうな、サスペンス、でした。

    【7/22読了・初読・私の本☆】

  • おませな少女のお痛話、という軽いタッチから始まり、完璧なミステリーに変化していくさまにゾッとした。
    想像力をかきたてる人間関係や背景の移り変りにのめり込んだ。

    娘から母へ、母から娘へ
    愛情は強ければ強いほど不器用に湾曲していく。

    みんな自分の子が可愛いだけなのにね。

    救いのない話ではないので読後感はいやにさわやか。さわやかすぎる感も。

  • ううーんなるほどーって感じのオチ。

  • どうしてこんなことになってしまったんだろう。
    春までは、」受験も遠い第4学生としてささやかな青春を送っていた。
    それがいま、この日盛りの街をゆく自分は、マタニティウェアを着て、人々の好奇のまなざしを浴びている。
    しかも、ふくれているお腹の中には赤ん坊はいなくて、
    ぶざまに詰め物がしてあるだけなんて・・・・・
    15歳の少女が体験した、ある夏の物語。鮮やかなサスペンス。

  • なーんか読みにくかったなぁ……。前半の主人公が恋に恋しまくってる描写が面白かった。分かるわーw

  • 初めての経験で妊娠した主人公は学校の注目の的に。 しかし母親の説得に負け、堕胎。 やけになった家出した彼女を、あるグループが受け入れてくれる。 妊娠したフリを続ける彼女の子は、予定日になっても生まれない。 そこで主人公のとった行動は…。 お話の風呂敷のたたみ方がうまく、安心して読めました。

  • 本の帯文「品切れと知って、本棚で大切に保管し続けた"青春の一冊"です」(桜庭一樹)

全14件中 1 - 10件を表示

シーリア・フレムリンの作品

ツイートする