あなたが名探偵 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
3.10
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本棚登録 : 111
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488400538

感想・レビュー・書評

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  • 読者への挑戦状付の犯人当てアンソロジーです。
    一癖も二癖もありそうな執筆陣です。
    相変わらず、トリックも犯人も見破れなかった私です。
    推理する楽しみは非常にある本だと思います。
    異色で面白かったのは芦辺先生の「読者よ欺かれておくれ」です。
    「読者よ欺かるるなかれ」ではないです。
    作者の犯人当て小説の挫折から始まる展開が面白かったです。
    あぶり出しでハハハ、馬ー鹿!には思わず笑っちゃいましたよ。

  • 『蚊取湖殺人事件』泡坂妻夫…3.5
    『お弁当ぐるぐる』西澤保彦…3
    『大きな森の小さな密室』小林泰三…3
    『ヘリオスの神様』麻耶雄嵩…4
    『ゼウスの息子たち』法月綸太郎…4
    『読者の欺かれておくれ』芦辺拓…2.5
    『左手でバーベキュー』霞流一…2

  • 集中して読まないとなかなか難しい。
    名探偵にはまだまだなれなそうです笑

  • 1.泡坂妻夫「蚊取湖殺人事件」

    北海道のスキー場近く、氷上の上で男の死体が発見された。絞殺された死体の首には包帯がまかれていた。
    誰が、何のために包帯で殺したのか?

    2.西澤保彦「お弁当ぐるぐる」

    会社をリストラされた男性の死体が発見された。胃の中には何も無いのに、何故か空っぽにされた弁当箱があった。彼を殺し、弁当を食べたのは誰か?

    3.小林泰三「大きな森の小さな密室」

    悪名高い金貸しの男が殺された。密室になった彼の部屋に、入ることが出来たのは誰なのか?

    4.麻耶雄嵩「ヘリオスの神像」

    男子大学生が殺された。彼の部屋には3体のヘリオス像があり、事件と関わりがあるらしいが…?

    5.法月綸太郎「ゼウスの息子たち」

    執筆作業のために訪れたホテルで、殺人事件に巻き込まれた法月。ホテルのシェフに難癖をつけていた恐喝屋が殺され、法月は色々な人から話を聞くことに。犯人は誰か?

    6.芦辺拓「読者よ欺かれておくれ」

    ペンションで女性が殺された。鉄仮面をつけた女性は誰なのか?

    7.霞流一「左手でバーベキュー」

    女性デザイナーの依頼で訪れた別荘で、依頼主の夫が何者かに殺された。死体からは左手が切り取られ、網で焼かれていたのは何故か?



    すごくおもしろかったです!
    個人的には、麻耶さんの作品がシンプルな展開で、逆に拍子抜けしてしまいました(失礼)かなり身構えて読むクセがついていましたが、アッサリとしっかりした内容を楽しめました。

    どの作品もおもしろかったのですが、
    芦辺さんの作品だけは……

    主人公の名前と犯人の名前が同じで、
    主人公の名称で読んでいたつもりが、犯人の名前と混ぜていたというのがどうも……。
    「あの時の行動が実は犯人」というのが読者を騙すトリックなのですが、少しフェアじゃない気がしました。
    つまり、すっかり騙されてしまったということです!

  • 3+ 

  • 犯人当てミステリー短編集。
    僕の戦歴を以下に記す。

    蚊取湖殺人事件/泡坂妻夫
    犯人:×、動機:×、トリック等:○

    お弁当ぐるぐる/西澤保彦
    犯人:○、動機:○、トリック等:×

    大きな森の小さな密室/小林泰三
    犯人:○、動機:×、トリック等:○

    ヘリオスの神像/麻耶雄嵩
    犯人:○、動機:×、トリック等:×

    ゼウスの息子たち/法月綸太郎
    犯人:×、動機:×、トリック等:△

    読者よ欺かれておくれ/芦辺拓
    犯人:×、動機:×、トリック等△

    左手でバーベキュー/霞流一
    犯人:×、動機:×、トリック等×

    まだまだ名探偵にはなれそうにないです(笑)

  • 読みやすい。
    たくさんの著者によって書かれた本で、豪華に感じる。

  • 泡坂妻夫の大胆さと、法月綸太郎の、ミステリ好きならではの盲点を突いた作品には大満足。芦辺拓や麻耶雄嵩は熟考すれば大体全体像が見えてくるって感じだろうか。作家によっては穴がちらほら。しかし読者への挑戦状にはドキドキしますね。

  • ずっとほしかったハードが文庫になったので、Amazonにて購入。
    内容としては、謎かけ⇒読者に挑戦⇒回答、といった流れ。
    読みたかった小林泰三以外は、描写に(ほぼ)ない情報で回答にたどり着いてたので、なんだかな~ってカンジだった。
    まあ、アンソロとしては、いろんな推理作家の方針が知れてよかったかな・・・・?

  • 錚々たる作者に期待した分、肩透かしを喰った。と言うのも、各作者の代表的な探偵役と競うものだと思ったから。
    トリックも堅実なものが多かった‥気がする(読了直後にもかかわらずあまり印象に残らなかった(-.-)。

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著者プロフィール

1962年京都府生まれ。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門を受賞。『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞受賞。その他の著書に『人獣細工』『肉食屋敷』『家に棲むもの』『脳髄工場』『忌憶』『臓物大博覧会』『人造救世主』など多数。

「2016年 『失われた過去と未来の犯罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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