- Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488400569
作品紹介・あらすじ
雪の舞う大晦日、山荘村で起こる殺人事件。人気シリーズの名探偵&ワトソン役6人は、無事に事件を解決できるのか?豪華キャラクターの競演で贈る、本格リレー・ミステリ!
感想・レビュー・書評
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リレーミステリは難しい。豪華メンバーが執筆されているので期待して読み始めたが、やはり話がチグハグでまとまりがなく、わかりにくかった。
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大晦日に吹雪の山荘で発見された首無し死体。登場人物たちは真相を見抜けるのか…??
豪華推理小説家たちのリレー小説。でも最後の方はちょっと設定が混乱してきて読むの大変だったかな…。学生アリスが出てきてるのに、有栖川さんの執筆がないのはそういうわけかー(あとがきより)。試みとしては面白かったかもですが。 -
豪華メンバーに期待していたし、実際前半は伏線ばっかり増えている気はしていてもまあ楽しく読んでいました。なんで書き手がいないのにアリスがいるんだろう?とは思いましたけど。企画自体に無理があったのかと思わせられるほどの苦労の跡の法月さんパート、最後に作家さんそれぞれの考察まで読んで腑に落ちました。これは仕方ないですね。有栖川さんのその話は聞いたことがありますがこんなに企画の進んだものを辞退するなんてすごいことやったんだなあと苦笑。法月さんお疲れ様としか言えません。この事情からの巽さんの仕事は見事だと思います。
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ある意味でも驚きの結末になる一冊。各作家のメインキャラクターが総登場し、リレー形式で推理の腕を競う。読まれた方はひしひしと感じられたことと思うが、段々作品世界でも作家側でも不穏な流れになり、ラストランナーの方の苦労がしのばれます。こんな作品を作ろうと考えた方々の着眼に脱帽。またチャレンジして欲しい。やはり、読みたい。
北村薫氏の彼女が登場しており、再会出来て非常に嬉しかった。 -
[北村薫さん関連の記事あり]
「ウィンター・アポカリプス」 北村薫 -
雪の舞う大晦日。山荘村に集まった6人の男女。やがて新年へと日付が変わる頃、幽霊山荘を探してやってきたメンバーは、首なし死体を発見する。吹雪で周囲から隔離された中、次々と起こる不気味な事件。彼らは真相に辿り着けるのか。
吹雪の山荘…大好物です。そして、好きな作家さんが書いてるし、もう最高でした。短編集ではなく、リレー小説ってのも良かったなぁ。
なかなか読み応えもあったかと思うけど、なんとなく釈然としないところもあったかなぁ。だけど、あとがきを読んだら、あーそういうことなのかと思ったからいいかな。
リレー小説面白いなぁ。他にもあったら読みたいな。
2017.12.29 読了