街角で謎が待っている がまくら市事件 (創元推理文庫)

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  • 東京創元社 (2014年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (374ページ) / ISBN・EAN: 9784488400583

作品紹介・あらすじ

ここ蝦蟇倉(がまくら)市では、不可能犯罪ばかりが起こる。事件を通じて人々が経験する、出会いと別れ。同世代の人気作家たちが架空の都市を舞台に贈る、「街」の物語。

みんなの感想まとめ

不可能犯罪をテーマにした連作短編集で、架空の都市・蝦蟇倉市を舞台にした様々なミステリーが展開されます。各作家が独自の視点から描く物語は、それぞれの個性が際立ちながらも、全体としてのまとまりを感じさせま...

感想・レビュー・書評

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  • 蝦蟇倉市不可能犯罪連作の後編です。連作としての纏まりは後編の方があると感じましたが、各作の個性は薄く感じました。
    北山猛邦さん、、、シスターフッドと意外な動機ものなんですが、オチが読めてしまう。
    桜坂洋さん、、、all you need is killの作者。毒入りチョコレート事件がモチーフの多重解決だが、正直あんまり面白くないと感じた。
    村崎友さん、、、初読み。いかにして押入れの本は消えたか?ダークな感じの連作らしいミステリ。
    越谷オサムさん、、、初読み。まさかのどエロミス。これも結構好き。
    秋月涼介さん、、、初読み。左手を切り落とされた男という本格らしいモチーフ。フーダニットと不可能犯罪というモチーフとしては最高。ただ、連続でオチが若干似たり寄ったりに感じる。
    米澤穂信さん、、、「さよなら妖精」のアフターストーリー。そして救いのないプロット。とてもらしいですね。

  • がまくら市事件の短編集の2冊目です。
    1冊目に登場した人物も出てきますが、こちらから読み始めても問題はないと思います。

    1.さくら炎上
    今まで読んできた北山猛邦さんの作品はどれも面白かったので一番期待していましたが、続きが気になるところで終わってしまいました。
    個人的には、一緒のクラスになりたかったという理由で殺された生徒たちが気の毒に思えてしまい、あまり読後感は良くありませんでした…。

    2.毒入りローストビーフ事件
    この作品は犯人が指摘されずに終わっていますが、おそらくよく読めば犯人を当てられる仕組みになっているように思いました。
    謎解きしがいがありますが、解答が欲しいです(泣)

    3.密室の本
    最後のあたりまで彼女が犯人だと気付かなかったので、真相を知ってびっくりしました。
    真知博士は本当に気づいてなかったのでしょうか…?でも自分のファンだからといって、殺人犯が目の前にいるのにわざと見逃がすはずが…う〜ん(悩)

    4.観客席からの眺め
    個人的には全11作品の中で一番好きな作品でした。
    今村くんが本当に星野さんのことを愛していて守りたいんだって伝わってきて、でもこのラストだと二人が結ばれることはこの先ないんじゃないかって思って心苦しい思いでいっぱいになりました。
    二人がやらなくても、遅かれ早かれ勝田には天罰がくだっていたと思います。
    ただ、現場に髪の毛をばら撒いたことと、今村くんが宗教団体に所属した理由が今一つよく分からなかったです。読み返せば分かるのかな…?

    5.消えた左腕事件
    これも最後のあたりまで犯人が分からなくて驚きました。ただわたしがポンコツなだけかもしれませんが…!
    でも真知博士も分かってなかったみたいですし、つまり真知博士もポンコツ仲間ですね!(怒られそう)

    6.ナイフを失われた思い出の中に
    他の作品に比べて難しい表現が多く出てきましたが、推理自体は分かりやすいと思います。
    良和さんの無罪が一日も早く判明してほしいですね。そしてあの布の服の隠し場所の分かりやすさは、太刀洗さんだけじゃなく読者全員びっくりしていたと思います。

  • 蝦蟇倉市アンソロジー第二弾。
    女子高生の追い詰められた孤独感や密室殺人。
    前作よりも陰惨な感じが強くて、読むのがしんどかったです。
    次々に起こる殺人や怪事件に慣れてしまって、死を悼むのではなく考察として楽しむ架空都市の蝦蟇倉市民。
    その感覚って怖いなと思うけれど、現実社会でもテレビをつけるとワイドショーで悲惨な事件さえ娯楽のように流していて、まるで現実が小説の世界に飲み込まれているみたい。

  • 20200223
    不可能犯罪が多発する架空の都市、がまくら市を舞台にしたアンソロジー第2弾。第1弾を忘れ去っていても読める。
    不可能犯罪の定義がよくわからないが、要は何らかのトリックなどを弄した、密室やら消えた凶器やらのある事件ということのよう。こんな街に住みたくない。米澤穂信さん目的で読んだが、やはり深みがあって面白かった。桜坂洋さんは、ちょっと合わないかも。小難しく気取っているわりに無意味な会話が多いような。あんな会話ばかりしている大人は嫌だ。

  • 個人的には、一冊目よりも面白い話が
    多かった。
    解決してない事件も多いしね。

  • 不可能犯罪が多いという、がまくら市を舞台にした、複数作家によるアンソロジー小説。
    シリーズは2作目で、1作目に出てきた人物との共演した作品もある。
    今作はただ不思議なトリックだけの話ではなく、共謀したわけではないのに、人と人がつながることによって一つの犯罪を作り上げるという話が多い。

  • ≪第一線で活躍する作家たちによる謎が待っている―.≫

    米澤穂信さんの短編,つまりは『さよなら妖精』の後日談を読みたくて,手に。
    しかし,作家陣を見てみれば,今年『オルゴーリェンヌ』を上梓した北山さんにをはじめ,「いつか読もう」と思ってた人ばかり.
    思いがけずラッキー.

    というわけで,同じまちを舞台とした,違う作家人(こちらも豪華!)による短編集『晴れた日は謎を追って』は未読でも楽しめます.
    全体として犯人やトリック当てというよりも,作家陣の経験や挑戦,共演?を楽しむ一冊.

  • ミステリ。競作。がまくら市シリーズ第2弾。

  • ここ蝦蟇倉市では、不可能犯罪がよく起こる。廃墟や神社に死体を隠す少女、互いに秘密を抱えたまま無人の球場で会話する高校生、そして事件を追って街を訪れるルポライター。高台にあるレストランで、古書マニアが住むアパートの一室で、森の中の美術館で―。この街で起こる事件は、仕掛けと遊び心に満ちている。架空の都市を舞台に同世代の人気作家が競演する「街」の物語。

  • 【文庫判発売】2014年12月26日
    【文庫判初版】2014年12月26日 解説:福井健太
    (文庫判は、『蝦蟇倉市事件2』から
    『街角で謎が待っている がまくら市事件』に改題)
    カバーイラスト=田中寛崇
    カバーデザイン=西村弘美

  • 2010年2月刊の蝦蟇倉市事件2を改題し、2014年12月に文庫化。シリーズ2作め。不可能犯罪をテーマにした6編。必ずしもすべてが不可能犯罪ではないが、いずれも、ひと捻りある事件ばかり。「不可能犯罪の蝦蟇倉市」と言うだけで、これらの世界があっという間に成立してしまうのが、このシリーズの特徴なんだろう。状況の成立に無理があるのもあると思うが、連作で読むとそれもテンポの中に含まれてしまう。ちと食傷気味になった。
    北山猛邦「さくら炎上」、桜坂洋「毒入りローストビーフ事件」、村崎友「密室の本」、越谷オサム「観客席からの眺め」、秋月涼介「消えた左腕事件」、米澤穂信「ナイフを失われた思い出の中に」

  • <がまくら市事件>シリーズ(1)の「晴れたには謎を追って」よりも,全体にミステリーというかホラー寄りで,読んでいてゾクッとする作品が多かった。

  • 蝦蟇倉市で不可能犯罪が起こるアンソロジー。2冊目。

    この街にも人にも慣れてきた。
    ただこちらの本は事件が解決してるのかしてないのか。
    はっきりさせないがいいのかもしれないですけどね。

  • つまらない。

  • まぁまぁ
    米澤穂信のが面白かった。

  • 蝦蟇倉市アンソロジーの2冊目。2冊目は少しダークな話が多かった印象。いろいろなタイプのミステリーがあって楽しい。真相は二の次な話もあるし、がっつり謎解きな話もある。ちょっと不可能犯罪にこだわり過ぎな感じはしますが。

  • 架空の都市ー蝦蟇倉市ーを舞台にした競作短編集。

    ※古典ミステリのオマージュもあるのかもしれないが、
    原作を知らないものとしての感想。

    「さくら炎上」北山猛邦★
    何だその動機。長いのに読んで損した。
    「毒入りローストビーフ事件」桜坂洋★
    多重解決に興味はないので。登場人物もラノベ風なのにつまらない。
    「密室の本」村崎友★★
    途中の独白のようなものは何?
    「観客席からの眺め」越谷オサム★★★
    純愛?エロ?よくわからないが普通。
    「消えた左腕事件」秋月涼介★★
    発想は面白いがその終わり方しかなかったのか。
    「ナイフを失われた思い出の中に」米澤穂信★★★
    安定した面白さ。締めくくりにはちょうどいい。

    全体的に期待外れ。

  • ここ蝦蟇倉(がまくら)市では、不可能犯罪ばかりが起こる。
    事件を通じて人々が経験する、出会いと別れ。

    同世代の人気作家たちが架空の都市を舞台に贈る、「街」の物語。

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