孤島の鬼 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 1480
レビュー : 224
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488401016

感想・レビュー・書評

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  • 久々の再読

  • 2017.09.25 朝活読書サロンで紹介を受ける。

  • 雰囲気を味わいたい!・・旧作の映画を観て本編物語よりそこに映り込んでいる当時の街並や風俗に思いをはせるといった、そんな読み方で本書にあたった。そして多量の挿絵(連載当時に載った竹中英太郎による画全点)のつまった本書はそんな願望に十分こたえてくれる(おもてなししてくれる)もので愉しく物語世界に浸ることができた。正直乱歩の長篇のほとんどは凡作の山(失敬)でしかなく(比して珠玉の短編作品は今も愛読)本作は比較的評判の良いものではあるけれどその域にとどまる出来かと思う。それでも本文庫は稀有の愉しみ方をくれた。

  • 江戸川乱歩 推理小説 孤島

  • 中盤からは続きが気になって一気に読めた。
    嫌いじゃない、一緒にいるのは心地よい、けど一線を超えることには嫌悪感を抱くって諸戸に残酷すぎるしどこのBL小説だ!?
    ミステリーとホラーとちょっとしたラブストーリーの融合が絶妙で、引き込まれた。世の中には恐ろしいことを考える人もいるもんだなぉ。

  • 江戸川乱歩最高傑作の誉れ高い「孤島の鬼」。孤島の鬼とは果たして何であるかというのは読んでのお楽しみ。
    乱歩は自分に取っての小説的リアリティというものを深く考えている作家であって、本作ではそれがとても顕著にうつる。「孤島の鬼」を通読すれば、その出来事出来事一つに何らかの説明がつけられることはとても興味深い。
    乱歩自身の言で、諸戸の同性愛が作品の足を引っ張ったというものがあるようだが、結末を見るに、乱歩さんあなたBL書きたかったんでしょ?と言いたくなってしまう。諸戸のこの倒錯した愛がなければ作品も成り立たないので、読者としてはこの点に疑問はない。
    本創元推理文庫版では初出時の挿絵が載っていてその意味で大変貴重。乱歩ファンには必須の一冊と言える。

  • もう何年も前からお勧めされ積読していたところに別の人からも勧められ、さすがに本を開いた。
    読んでみると、評判どおり「超面白い!」。

    恋人の死、不可能な殺人事件、異形の者、暗号に隠された秘密、危険を伴う冒険、狂気……
    めくるめく展開と怪しげな秘密の開示に、旅行中だったが止めることができず、一気に読んでしまった。

    以下ブログに:
    http://haiiro-canvas.blogspot.jp/2015/07/blog-post_15.html

  • もったいぶった文体にイライラして斜め読みしました…

  • 推理小説であり、冒険小説であり、恋愛小説であり、耽美小説でもある。
    これで耽美に目覚めたのはきっと私だけではないと思いたい。

  • 全てが倒錯した世界観を表現したイラストも楽しめる完全版。

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著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

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