人生の阿呆 (創元推理文庫 402-1)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488402013

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  • 1936年、第4回の直木賞受賞作品で、推理小説(探偵小説)初の受賞作。良吉、祖母、敏や、達子‥‥登場人物の魅力だけでも充分愉しめた。

  • 1936年に書かれた大戦間の日本が舞台となる。共産主義と資本主義の対立が印象的だが、推理小説としては難があるのだろう。暗号や変装などは今となっては驚きもないが、時代背景は興味深い。

  • (直木賞(1936下/4回))

  • 2015/6/21読了

  • 「人生の阿呆」木々高太郎著、東京創元社、1988.07.22
    p254 ¥360 (1994.08.06読了)(1988.08.29購入)
    第4回直木賞受賞作
    *本の帯より*
    探偵小説芸術論を提唱した木々高太郎の代表的長編

    【目次】
    自序
    祖母と孫
    出発
    カシウ殺人事件
    死体の解剖
    訊問
    モスコウへの道
    捜査の進捗
    二週間
    暗号楽譜
    獄中推理
    黒衣祖母
    勝栗
    三位一体の『人生の阿呆』  宮本和男

    ☆林髞さんの本(既読)
    「頭脳」林髞著、カッパブックス、1958.09.25

  • 実業家一族の、のほほんとしたお坊っちゃんが、
    そんな阿呆のままではいかん!
    と気づかされるまで……と、
    殺人事件の謎解きを絡めた、
    純文学と探偵小説を融合させる試みだったかのような
    直木賞受賞作だが、結果(評価)の割に
    同じ創元推理文庫の『日本探偵小説全集』収録作に
    比べると内容としては劣る気がする。

  • 1947.初、並、カバスレ、黄ばみ、帯なし。
    2011.10.26.鈴鹿ベルシティBF。

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著者プロフィール

1897-1969。推理小説家、脳生理学者。『人生の阿呆』で直木賞受賞。作品に『四十指紋の男』『光とその影』『大心池先生の事件簿』等。

「2018年 『三面鏡の恐怖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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