亜智一郎の恐慌 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 149
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488402181

感想・レビュー・書評

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  •  亜愛一郎さんのご先祖様である亜智一郎さんのお話。
     雲見番という閑職についている智一郎さんでしたが、将軍直属の隠密方になってしまいます。

     雲見番は四人衆で、頭である智一郎さんの出番が多いのは当然としても、他の三人のうち、奈津之助さんと猛蔵さんの出番が、ちょっと少なくない?(笑)
     重太郎さんのキャラ、好きだからいいけど。

  •  読んでいて楽しいというかほっとするというか、妙にほのぼのする。いや、事件自体は連続殺人だったり爆破事件だったりで笑い事じゃないんだけど。端々の泡坂先生のユーモアセンスが素晴らしい。「薩摩の尼僧」の動機がなかなか好き。重太郎かわいい。
     かなりの人数が死んでいるのに軽い日常の謎の気分で読めちゃうのは端々に挟み込まれるユーモアとキャラクターのおかげなんだろう。祖父母宅のような安心感って感じだ

  • 嬉しい。亜シリーズ。

    私の場合は、泡坂を読み始めた時に、この亜智一郎バージョンも出版されていることを知っていたけど、泡坂の作品を新作と同時に読んだ人は、このシリーズが出たことのの喜びと期待はとても大きかったに違いない。

    亜にまた会えた嬉しさいっぱいの本。続編でなく、亜のご先祖様で雲見番なんてらしい設定も良い。

    欲を言うなら△顔の老婆が出て欲しかった。読み終えて、「ああ、読み終わっちゃった」っていう名残惜しい気持ちが残る。やっぱり亜シリーズは大好きだな。

  • ご先祖様も変わらず変な人でした(笑)

  • 連作ミステリー短編集。全7話。

    時は江戸。雲見番という、一日雲を眺める職につく亜智一郎。ただぼんやり空を眺めてばかりと思われているが、それはかりそめの姿。実は雲見番とは、幕府お抱えの間諜なのである!!今日もまた、隠密の任務遂行のため、奔走する!!

    言うまでもなく、この本は亜愛一郎と関係があります(笑)亜智一郎は、亜愛一郎の祖先なのです。他にも、亜愛一郎シリーズ等に出てき人達の祖先がたくさん出てきます。読んでて、『あっこれはあの人の祖先だ!!』って気づくときがまたさらに楽しい♪

  • 時代物は苦手なのかな
    途中で読むのをやめてしまった

  • たぶん読んでないなぁ。

  • 著者レビュー作の主人公、亜愛一郎のご先祖様の活躍を描く連作短編集。


    時は幕末。

    震撼する世の中とは無縁の雲見番・亜智一郎のもう一つの姿とは、上様直々の下知を受ける隠密方だった?!

    デビュー作に登場の端役のご先祖様らしき姿もちらりほらり。

    歴史の大事件の裏で奮闘する雲見番衆の奮闘やいかに?

  • 愛一郎のご先祖様、雲見番の智一郎が活躍する時代物連作推理短編『雲見番拝命』『捕陀落往生』『地震時計』『女方の胸』『ばら印籠』『薩摩の尼僧』『大奥の曝頭』

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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