風の証言 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M あ 3-7)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488403072

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  • 鬼貫警部シリーズ

    オメガ音響社員・猪狩とバレエダンサー・成瀬千里の死体発見。猪狩が生前ライバル社に情報を流す産業スパイの存在に気が付いていたとの証言から八王子のキャバレーでの密会が焦点に。アリバイの成立。バレエダンサー成瀬千里の存在。千里の元夫でカメラマンの鈴鹿一郎。千里の保険金。一郎のアリバイを偽証した女子大生・青柳町子の死。鈴鹿のとった写真の凧にかくされた秘密。

     2010年12月28日読了

  • 鬼貫&丹那のアリバイ崩し。
    長編なのに読みやすいし、納得のトリックがいっぱい。

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著者プロフィール

鮎川哲也(あゆかわ・てつや)
本名・中川透。1919(大8)年、東京生まれ。終戦後はGHQ勤務の傍ら、様々な筆名を用いて雑誌へ短編を投稿し、50年には『宝石』100万円懸賞の長篇部門へ投稿した「ペトロフ事件」(中川透名義)が第一席で入選した。56年、講談社が公募していた「書下ろし長篇探偵小説全集」の第13巻「十三番目の椅子」へ応募した「黒いトランク」が入選し、本格的に作家活動を開始する。60年、「憎悪の化石」と「黒い白鳥」で第13回日本探偵作家クラブ賞長編賞を受賞。受賞後も安定したペースで本格推理小説を書き続け人気作家となる。執筆活動と並行して、アンソロジー編纂や新人作家の育成、忘れられた探偵作家の追跡調査など、さまざまな仕事をこなした。クラシックや唱歌にも造詣が深く、音楽関連のエッセイ集も複数冊ある。2001年、旧作発掘や新人育成への多大な貢献を評価され、第1回本格ミステリ大賞特別賞を受賞。2002(平14)年9月24日、83歳で死去。没後、第6回日本ミステリー文学大賞を贈られた。

「2020年 『幻の探偵作家を求めて【完全版】 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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