馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリ (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2025年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784488405243

作品紹介・あらすじ

年末ミステリベスト3冠
『たかが殺人じゃないか』から12年後
テレビ局内、生放送中、
衆人環視下での主演女優殺人事件
著者自らの経験を物語に昇華した、
〈昭和ミステリ〉シリーズ完結編

昭和36年、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ドラマ脚本を手がけることになった駆け出しミステリ作家の風早勝利。ようやく迎えた本番、生放送中のスタジオで主演女優が殺害され、犯人は皆目見当もつかない。風早は那珂一兵と共に、事件の真相究明に挑む!『深夜の博覧会』『たかが殺人じゃないか』に続く“昭和ミステリ”シリーズ、完結篇。著者あとがき=辻真先/解説=小山正

感想・レビュー・書評

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  • この3部作は、作者自身の体験を残しておく試みのようだ。だから、建物や状況は当時のまま。とくに本作は実在の俳優や歌手がたくさん出てくる。
    前2作がかなりトリッキーだったのに比べると、殺人そのものにトリックはない。テレビ放送の現場の雰囲気を描くことが中心になっている。

  • ノリとしては『深夜の博覧会』に近い感じで、ミステリ色はかなり薄め。冒頭でのチラ見せはあるものの、実際に事件が起きて、物語がミステリ的に動き出すのは終盤に至ってから。それまでの展開に伏線的要素はもちろん含まれているものの、無関係な部分の方が圧倒的に多い。そんなわけで、草創期のテレビの内幕を(当事者が)生き生きと描いた風俗小説と思って読んだ方が楽しめるかも知れない。辻氏の実体験に基づくのだろう描写の数々は記録としても貴重。

  • かなり我慢したが50ページ行かずにギブアップm(_ _)m
    昭和のテレビ局の軽佻浮薄さが熱っぽく語られるのに鼻白む。

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著者プロフィール

1932年、名古屋市生まれ。名古屋大学文学部卒業後、NHKに入社。テレビ初期のディレクター、プロデューサーをつとめたのち、脚本家に転身。『鉄腕アトム』、『エイトマン』、『ジャングル大帝』、『サザエさん』、『巨人の星』、『デビルマン』など、1500本超のアニメ脚本を執筆した。また、推理小説作家としても活躍しており、『仮題・中学殺人事件』、『迷犬ルパンの名推理』、『あじあ号、吼えろ!』、『完全恋愛』(牧薩次名義)など多数の著作がある。現在、デジタルハリウッド大学教授。国際アニメ研究所所長。本格ミステリ作家クラブ会長。

「2009年 『『鉄腕アトム』から『電脳コイル』へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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