コミカル・ミステリー・ツアー (2) バチアタリ家の犬  創元推理文庫

  • 東京創元社 (1995年3月1日発売)
3.50
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本棚登録 : 101
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488410025

感想・レビュー・書評

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  • 深川夏眠さんもレビューで書いていらっしゃったが先ずは表紙で笑える。

    バチアタリ家の犬に襲われたホームズとワトソンが逃げているという絵なのだがその犬の姿が重要。

    頭に懐中電灯2本と首輪に日本刀を付けているという「八つ墓村」の多治見要蔵の様な出立ち。
    目つきも悪いってよりも完全にイッちゃってる感じ。
    これにはホント笑ってしまった。

    残念な事に本編(バチアタリ家の犬)には出て来ないのだが、この犬がすっかりお気に入りになってしまった。(どこかでマスコットフイギュアを出してくれないかなぁ)

    2巻も国内外のミステリーパロディの他,ミステリー作家に転身したいしい作品最強女性キャラと言われる藤原先生(ののちゃんでは名前がひとみなのだがこちらでは草子となっている ペンネームか?)を主人公にアシスタントの三宅さん(バイトくんの彼女で知られる),四季を問わず何故かスイカを差し入れに持って来る女性編集者 立花さんとのアバウトな日常を描いた「ミスイージー」を収録しているが,やはりメインはホームズ物。

    1巻では比較的まともだったのにホームズに感化されてか「壊れ」始めてきたワトソンが可笑しい(13P)「四人の署名」

    ホームズの間抜けぶりが最高な「フランシス・カーファクス姫の失踪」,「技師の親指」

    ラストでのホームズの独白(164P)と説明文(171P)がオチを際立たせ,笑いに拍車をかける
    「マザリンの宝石」と「最後の事件」が個人的にはお気に入り。

    ホームズ物以外だとモース警部シリーズ(2作しか描かれていないけど)が良かった。

    一つ不満があるとすれば,メアリが「四人の署名」にしか登場しなかったのが残念と言えば残念。

    • 5552さん
      darkavengersさん、こんにちは。

      この漫画、darkavengersさんのレビューを拝見して気になって買って読んだのですよ。...
      darkavengersさん、こんにちは。

      この漫画、darkavengersさんのレビューを拝見して気になって買って読んだのですよ。

      幼い頃、テレビで『おじゃまんが山田くん』のアニメの再放送を毎回楽しんで観ていたのを思い出し、あの、いしいさん独特の毒が懐かしくなって、、、。

      本家のホームズも好きだけれども、いしいひさいち版ホームズもいいですね。いや、むしろこっちの方が好きかもしれません(笑)
      2020/06/05
    • darkavengersさん
      5552さん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      おお!コミカルミステリーアワー買われたのですね!!
      自分の拙いレビュ...
      5552さん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      おお!コミカルミステリーアワー買われたのですね!!
      自分の拙いレビューで興味を持ってもらえたなんてありがたい事です。

      ホームズとそのまわりを取り巻く狂人達(誉め言葉です)が繰り広げる悲喜劇はホント サイコ.......じゃなくて最高ですね。
      2020/06/05
    • darkavengersさん
      すみません。
      コミカルミステリーツアーと書くところをコミカルミステリーアワーと書いてしまいました。
      すみません。
      コミカルミステリーツアーと書くところをコミカルミステリーアワーと書いてしまいました。
      2020/06/05
  • 基本4コマ or 8コマ漫画で、
    メインはシャーロック・ホームズ・シリーズのパロディ。
    表紙の「犬」で一笑い。
    1巻同様、ホームズ以外の様々なネタが割り込んでくる。
    小学校教諭から推理作家に転身したアバウトな性格の藤原早子を
    中心とする「ミスイージー」が面白かった。
    藤原ひとみ先生とは別人?
    それとも「早子」はペンネームなのかな??
    『ののちゃん』の藤原先生は小説家になる設定って聞いたけど……。

    現在4巻まで出ているそうだが、段々元ネタが新しいものに移っていって
    自分にはついて行けなくなりそうなので(笑)ひとまずここまで、ということで。

  • 【内容】ミステリのパロディというより、笑いによる破壊。【感想】再読。読むつもりなかったのに開いてしまうとついつい最後まで・・・。(2014年05月31日読了)

  • 3巻巻末
    いしい流ホームズとワトスンの活躍はまだまだ続く。そして、今回からミス・イージーという新キャラクターが加わり、楽しさ倍増!

  •  いしいひさいち版シャーロックホームズ。社会と折り合いがつかない偏屈なホームズとお人好しの親友ワトソンのゆかいで少し切ない四コママンガ。

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著者プロフィール

1951年、岡山県玉野市生まれ。関西大学に入学し漫画同好会に入会。在学中より求人誌『日刊アルバイト情報』で「Oh!バイトくん」を連載し、大学卒業後、四コマまんが集『バイトくん』(プレイガイドジャーナル社)を出版。1985年に文藝春秋漫画賞、2003年に手塚治虫文化賞、2006年に菊池寛賞を受賞。現在、朝日新聞朝刊の「ののちゃん」を連載中。著作に「がんばれ!!タブチくん!!」「おじゃまんが山田くん」「地底人」「コミカル・ミステリー・ツアー」「現代思想の遭難者たち」「女には向かない職業」「となりの山田くん」「ホン!」「フン!」「ヘン!」「まぁ映画な、岡山じゃ県!2―シネママル珍風土記」「現代思想の遭難者たち」「ののちゃん①~⑪」など多数。

「2018年 『ののちゃん ⑪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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