コミカル・ミステリー・ツアー (3) サイコの挨拶 創元推理文庫 (創元推理文庫 M い 2-3)
- 東京創元社 (1998年6月19日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488410032
感想・レビュー・書評
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3巻ではホームズ物はわずか9編と一コマ漫画が7編という寂しさ。(しかもメアリが1回も出て来ない!)
聖典全60編のパロディは2巻で完結しまったので仕方ないと言えば仕方ないのだけど…………だからといってこの3巻が面白くない訳ではない。(でも,いしいホームズファンの自分としては物足りなさを感じてしまう)
ホームズ物では55,126Pの一コマ漫画と 探偵としての技術(変装)を生活の為に活用しなければならない程の極貧さが悲哀と笑いを誘う「探偵失踪事件」,ワトソンに続きハドソン夫人まで薬物に手を出してしまった「最後の汚点」,『こまった時のホームズ頼み』が全く別の意味で使われる「犯人の設計書」が、
それ以外だと お馴染み広岡達三先生シリーズ,「ブルードレスの大女」,「玩具修理屋」,「フリークスたち」がお気に入り。
残る4巻でホームズ物はどうなっているのか凄く気になるが既に絶版だし中古店でも中々見つからないし、手に入れる事が出来るかどうか?
古本の神様が降りて来るのを待つばかりである。(中古店で掘り出し物を見つけた時、自分は『古本の神様が降りて来た』と言っているので)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4巻巻末
おなじみ名探偵シャーロック・ホームズをテッテイ的にコケにしたいしいひさいちが、鮎川哲也から京極夏彦まで、ピーター・ウィムジイ卿からフロスト警部まで、古今東西のミステリを縦横無尽の切り口で料理する。ミステリ・マンガのケッテイ版!
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