双頭の悪魔 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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レビュー : 314
  • Amazon.co.jp ・本 (698ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488414030

作品紹介・あらすじ

他人を寄せつけず奥深い山で芸術家たちが創作に没頭する木更村に迷い込んだまま、マリアが戻ってこない。救援に向かった英都大学推理研の一行は、大雨のなか木更村への潜入を図る。江神二郎は接触に成功するが、ほどなく橋が濁流に呑まれて交通が途絶。川の両側に分断された木更村の江神・マリアと夏森村のアリスたち、双方が殺人事件に巻き込まれ、各々の真相究明が始まる…。

感想・レビュー・書評

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  • もうほんまに「カン」で犯人を当てるなんてことは卒業しなアカンで〰️。ほやな、ミステリに対する冒涜やったって、今回はとくと反省したわ。

    と、いうのも論理的推理のよるフーダニット(って言葉、初めて使いました……)が、こんなにも美しく華麗なものだったなんて!
    『月光ゲーム』『孤島パズル』ときて、シリーズ三作目『双頭の悪魔』で今まで以上に興奮しちゃいました。
    江神さんが一旦推理の口火を切ると、オセロゲームの盤を埋め尽くした白い石が、次々と黒い石に反転していく鮮やかさがあります。けれど彼はどんなに推理が鮮やかであろうが、それをひけらかすこともなく、直後犯人だけに告げるのです。そして最後に犯人に見せた慈悲。それは、彼の優しさという単純なものではないはずです。江神さんには何かある、彼が纏う仄暗さが何なのか……その原因となるかもしれない彼の過去が、今回わずかに窺えます。
    相当なボリュームがある物語ですが、だれることなく最後まで読めました。と、いうのも奥深い山奥にマリアを探しに行ったEMCメンバーたち。ところが、大雨の影響から橋が濁流に呑まれてしまい、芸術家たちのユートピア木更村の江神、マリアチームと夏森村のアリス、織田、望月チームに分かれてしまうのです。そして、両方の村では殺人事件が。ストーリーはマリア視点とアリス視点で交互に進んでいきます。この二つの村の事件は、全く関係ないのか、それとも何か繋がりがあるのか。読者は、そう考えることが出来ますが、彼らはお互いが殺人事件に巻き込まれてるとは終盤まで知りません。うーん、考えてもわからない私は、どんどん引き込まれていきます。

    江神さんの推理展開はさすがですが、面白さで言えばアリスチームの謎解きでした。三人が、こうだ、いやそれではダメだ。じゃあ、これでどうだ。いやいや……と、謎に取り組む姿は自然と応援したくなります。
    そして、各々の推理を通じて彼らの人柄が伝わってくるのです。なかでも織田くんの熱いところが新鮮で、ちょっと見る目が変わりました。

    また、マリアと江神さんの関係も気になるところじゃないですか。影のある男って何だか惹かれません?マリアも辛い出来事に心が逃げ場を求めていたから、江神さんへと通じるものがあるのかもしれない。マリアは江神さんなら、何とかしてくれるって憧れのような感情を抱いていますよね。そんなマリアに江神さんは、ことあるごとに「アリスが一番心配してる」とかいってるのがね~、何だかね~。マリアに一線引いてるんだろうな~とか。まさかの三角関係?なんて勝手に妄想してしまいましたよ。余計なお世話ですよね。

  • 学生アリスシリーズの3冊目。
    やっと読めた!のだけれど、もう4冊目が読みたくなっている。
    なんてことでしょうか…。

    とても分厚い文庫本。
    愛用のブックカバーがワンサイズ(もしかしたらツーサイズ?)小さい洋服であるかのように、読んでいる間中窮屈そうで可哀想になった。
    でも、ごめん。このブックカバーが江神さんのイメージに合っているんだ。もうちょっと我慢してくれ。と、そのSOSを聞き流した私は鬼かもしれない。本当にごめんよ。
    次は上下巻みたいだから、1冊の厚さはもう少し薄いはず。
    そうでありますように…。

    でもそれだけの厚さを誇るミステリの威力ときたら…、素晴らしかったというしかない!
    場所の設定。
    状況の不可解さ。
    登場人物の怪しさ。
    そして何よりもいつものメンバーをバラバラにしてしまうという手法!
    江神部長の推理の素晴らしさにももちろんうっとりだけど、モチさん、信長さん、アリスの3人の掛け合いから生まれる推理の面白さがこの本の1番の見所ではないかと思う。
    人が死んでいる事件でこんなこと言ったら不謹慎だけど、本当にドキドキしっ放しだった。面白かった。

    そして江神さんのお母さんの占い。
    この話の詳細は次回に続く…よね?
    もう気になって仕方ない。
    上下巻だろうと、ブックカバーに入らない厚さだろうと、絶対読むぞ!と決意。

    • takanatsuさん
      九月猫さん、コメントありがとうございます!
      「どんなカバーなのでしょう?!」
      むしろ私は九月猫さんがどんなカバーを想像されるかが気になります...
      九月猫さん、コメントありがとうございます!
      「どんなカバーなのでしょう?!」
      むしろ私は九月猫さんがどんなカバーを想像されるかが気になります…!
      私が本に窮屈な思いをさせてまでこだわったのは、装飾一切なしのシンプルな茶色い革カバーです。
      長いこと愛用しているので、色の変化の具合とかますます気に入っていて、江神さんの落ち着いた(言葉の選択がありきたりなのが悔しい)雰囲気に合っているなぁ…と勝手に思っています…(恥)。
      「・・・わたしなんて、文庫はカバー外して読む派なので、
      見習わなきゃー!!」
      そうなんですね!
      そういう読み方をされている方を電車で見る度に、「クールだ…カッコイイ…」とチラ見してしまっていました。
      私は素敵だと思います!
      「はっ、本の内容にまったく関係のないコメントですね(笑)」
      いえ、そもそもは私が本の内容に関係のないことをレビュに書いたのが始まりですし、ブックカバーの話は大好物なので嬉しいです(笑)
      何故か学生アリスシリーズ読破後はやたらテンションが高くてレビュが荒れていることが多いような…。
      拙いレビュにコメント頂き本当にありがとうございます。
      2013/07/15
    • 九月猫さん
      takanatsuさん、こんばんは♪

      「装飾一切なしのシンプルな」、まではわたしの想像その1と同じです(嬉)
      素材や色が思い浮かばな...
      takanatsuさん、こんばんは♪

      「装飾一切なしのシンプルな」、まではわたしの想像その1と同じです(嬉)
      素材や色が思い浮かばなかったのですが、「茶色い革カバー」!
      しかも使い込んで風合いの出た革なんて!ああステキ&ピッタリです♪

      そんなステキなイメージのあとに書くのは恥ずかしいのですが、
      ちなみに想像その2は、なぜかフォークロア、しかも南米あたりの
      ヘンな幾何学模様とか動物とかの模様・・・でした(笑)
      真逆すぎて、なんでそんなのが浮かんできたのか自分でもフシギです(^^;)
      (これこそ、江神さん、ごめんよ!ですよね(^^;))

      カバー外して読む派ですが、どうしてもカバーかけなきゃーな時は、
      知り合いの真似なのですが、美術館や文学館・博物館、映画などのチラシで
      気に入ったものを利用しています。
      いいなと思う絵(写真)の部分がいい位置に出るように調整したり、
      たまにだと、そういうのも楽しいんです(* ̄∇ ̄*)

      と、やはりブックカバーの話だけ(笑) 
      書き逃げします(>▽<;;
      2013/07/17
    • takanatsuさん
      九月猫さん、おはようございます♪
      「ああステキ&ピッタリです♪」
      そう言っていただけると嬉しいです!
      こだわった甲斐がありました(笑)
      フォ...
      九月猫さん、おはようございます♪
      「ああステキ&ピッタリです♪」
      そう言っていただけると嬉しいです!
      こだわった甲斐がありました(笑)
      フォークロアも想像してみると江神さんに似合いますね!
      特に幾何学模様がいい気がします。
      「知り合いの真似なのですが、美術館や文学館・博物館、映画などのチラシで
      気に入ったものを利用しています。」
      なんて素敵!
      すごく楽しそうですね!
      今気付いたのですが、江神さんもカバーにはこだわりがなさそうですよね。
      九月猫さんの読書スタイルに近いのではないでしょうか?(もう完全に妄想の世界)

      なんて、変なテンションですみません(汗)
      2013/07/17
  • 四国山中に孤立する芸術家の村へ行ったまま戻らないマリア。英都大学推理研の一行は大雨のなか村への潜入を図るが、ほどなく橋が濁流に呑まれて交通が途絶。川の両側に分断された江神・マリアと、望月・織田・アリス――双方が殺人事件に巻き込まれ、各各の真相究明が始まる。読者への挑戦が三度添えられた、犯人当ての限界に挑む大作。

    ・レビュー

    前前作『月光ゲーム』、そして前作『孤島パズル』同様、今作も非常に面白い。ミステリのレベルとしては前2作を大いに上回ってるかもしれない。個人的には、純推理ものとしては最高の出来だと思った。

    さてさて、まず、この小説前2作より分厚。そしてエラリー・クイーンに倣った恒例の「読者への挑戦」がなんと3回もあるという、非常に楽しみがいのあるミステリだと思う。

    なぜ3つも挑戦が仕込まれているかというのは、この推理小説の舞台設定にも起因する。

    前作『孤島パズル』にて心に傷を負ったマリアは、家出にも近い一人旅に出てしまい、物語はマリアの父親が英都大学推理小説研究会の面々に娘を連れ帰ってほしいと頼むことから始まる。

    マリアが滞在しているのは高知県の山奥にある木更村。この村は芸術家が芸術のためだけに集まり外界との接触を最低限に制限している村となっている。行き来するためにはただひとつの橋を渡る他ない。アリス、江神、織田、望月は、マリアに会うために木更村に隣接する夏森村に向かう。

    そこでマリアと会おうと試みるもとある誤解によって木更村の住人に追い返されてしまう。義憤に駆られた面々は雨と闇夜に乗じて潜入を試みるのだが、大雨に見舞われ橋が落ち、木更村と夏森村が分断されて孤立してしまう。そして江神のみが木更村に、アリス、織田、望月は夏森村に分かれることとなる。

    電話も繋がらないという互いに何が起きているか把握できない状況の中、両村でそれぞれ殺人事件が起き、マリアと江神、アリスと織田と望月は、それぞれ推理によって事件の解決を試みる。

    と、概要を書くだけでこの長さ(笑)

    当然ながら、前作まで語り手であったアリスは夏森村にしかいないので、本作は夏森村での出来事はアリス、木更村での出来事はマリアがそれぞれの視点で語る構成になっている。

    交互に彼らの視点が切り替わっていくという構成が非常にテンポが良く面白い。事件と推理が進んでも飽きが来ずに読みやすくなっている。

    相変わらずの仄かな青春要素もあり、面白かったりするんだけれど、新鮮だったのが夏森村での推理。このシリーズはワトソン役的な人物が非常に多い。英都大学推理小説研究会、通称EMCのメンバーがほぼワトソン役であり、江神さんが最年長であり部長であり、そして探偵である。しかし、今回は分断されているので、江神さんは木更村にしかいない。

    まず木更村に関しては孤島パズルによく似た雰囲気だった。江神さんが推理を進めていきいつもどおりに真相に迫っていく。

    新鮮なのは夏森村での面々、全員ワトソンなのに推理しなきゃいけないのだ(笑)

    これが安定感のある木更村とは違ってかなり一般読者に近い視点で推理を進められるポイントで面白い。旅館であーだこーだと推理合戦を繰り広げ、失敗しては立ち直り、そしてやはりだんだんとではあるが真相に近づいていく。この様は名探偵が不在であるからこその面白みがある。

    今回はアリスがなかなかのキレを見せていて見どころの一つだろう。

    個人的には、木更村の語り手マリアが、自分の内面と戦っていく様も良かったと思う。殺人事件で傷ついた心が癒えかけたところで再び殺人事件に巻き込まれたのだから、やはりそのあたりの絶妙な描写は作品に緩急が付いてよかった。

    さて、3つの「読者への挑戦」に話を戻したい。

    これが難易度としては月光ゲームと孤島パズルよりややわかりやすい程度の謎が中ボスのような感じで相次いで発せられる。非常に技巧的でシンプル、判ってしまえばなんてことはないが、気づきにくいトリックで構成されている。

    そして最後に2つの謎が追加される。これが第三の挑戦。そして全部解ければ晴れて全貌が明らかになるというものだ。3つ目はかなり難しかった。

    今回、かなり悩んで推理した僕なのだけれど、残念ながら解けたのは第1第2の挑戦だけだった。感想やレビューなどを見て回ってみると成績としては悪くはないようだけれど、いざ答え合わせをしてみると第3の挑戦で提示された謎の真相に何故気づかなかったのだろうという「やられた感」が残る。

    久しくミステリで完敗したことはなかったのだけれど今回は負けを認めざるをえない。

    推理小説としては指折りのクオリティであり、純粋なミステリでは今まで読んだものの中で最も感嘆した作品だった。文句なしの最高得点。

    また、後半に至って、このシリーズ全体に関連するような設定も明かされたりする。正直なところ、その部分を読んで、まだ完成していないこのシリーズを最後まで必ず読もうと決意した。

    そんな気になる話も出てくるし、ラストの「対決」とも言える江神さんと犯人の対峙とその結末は最大の見所かと思う。

    徹夜本にしてみようとは言えないボリュームだったりするけれど、決して一気読みができないような内容ではない。テンポは非常に良いので、読んでいて楽しい推理小説だろう。ぜひ、この巧妙な殺人の謎を解いてみてほしい。

  • 初の有栖川有栖でした。
    めずらしく、ドラマの影響で。
    面白かった〜
    これを期にしばらくミステリーに
    はまりそうです。
    読者への挑戦がある所がいい。
    ここで推理してくださいね、
    って言ってくれてるみたいで
    にぶい私でも推理することが
    できてすごく嬉しい。
    続き物だったみたいで真ん中から読んで
    しまったらしいが、
    それはそんなに気にならなかった。
    他のも絶対読んでみようと思う。

  • 話はおもしろいがマリアがうざい。
    自分はパズルの時は、いとこが殺されたのにノー天気でいたくせに、
    今回は、他人が冷静だと、「なぜ冷静なの」ときたもんだ。

  • 元相場師が買い取った廃村にはまだ世に出ていない自称芸術家たちが世間との交わりを断って暮らしていた。
    そこにふらりと踏み込んだ有馬マリア。英都大推理小説研究会所属。痛ましい事件に巻き込まれすっかりふさぎこんでしまった彼女は、閉ざされた村になんとか迎え入れられていた。部長の江神、部員の織田、望月、アリスは、マリアの父親に請われマリアを迎えに村までやってくる。
    すったもんだあって江神のみは村にはいりこめたがあとの3人は宿へ戻る。
    そこで事件は起こる。

    月光ゲーム、孤島パズルに続く学生アリスシリーズ第3弾・・・なんですが・・・孤島パズル読んでない・・OTL
    まぁ、内容は別物なのでいいとして。

    うーん、わたしがいたらもっと早く事件が解決したかもしれないのにぃ~なんて思いつつも単独では論理的な解決を導けなかった。
    面白かったです。

  • 手にしたのは冷やかし半分もあったかもしれない。なにせ作者名は有栖川有栖(アリスガワアリス)さらに本篇に同性同名の大学生が登場してくる。
    が、読み始めればエンターテイメント性の高い極上の論理的な推理小説だった。
    殺人事件の推理を細かな状況情報によって解き明かしていく過程は頷いてしまい、かつその推理は一語一句紐解けば読者も可能と知らしめるところが憎い。
    さらにニヤッとさせられるセンスの良い比喩文章が相まってグイグイ引き込まれて行った。
    「有栖川有栖」初めて手にしたが、お気に入りに作者となりそうだ。

  • 江神二郎率いる、英都大学推理小説研究会ご一行と相見えるのが本作が初めて。正確に言うと有栖川有栖作品、初体験。シリーズ三作目と確認していたが、お勧めもあって敢えて『双頭の悪魔』から着手。

    680ページ強のこの一冊は、飽きさせることは一切ない。山間の過疎地で芸術家だけでひっそり暮らす村に迷い込んだ女性の捜索をその父親から依頼されるところから、この作品は始まる。芸術家村、これだけでもかなり引き込まれる設定だろう。かつてクリエイターだった私はそうだ。

    その村に唯一アクセスできる橋が土石流で決壊。川の向こう側と、こちら側でほぼ同時に別々のアクシデントが始まる。かなり挑戦的な筆致で、読者に迫る。さらには、登場人物でもある作者から三度も挑戦状を叩きつけられる。残念ながら私は、全ては解明できなかった。

    この原稿用紙1,000枚に相当する量をサラリーマンをしながら書いたという後書きからも、刺激を受ける。私も、いま正に会社勤務をしながら執筆に勤しんでいるのだから。

    江神一行が四国に向かうドライブ中、中森明菜からアイアン・メイデンを経て、ケイト・ブッシュに至るプレイリストはかなり興味深い。

  • とっくに読んだ気でいたんだけど女王国読み始めたらマリアの家出話知らないな!?って気づいてあわててこっちから読みはじめた。
    殺人事件が複数あったにもかかわらず爽やかな後味。
    アリスチームはわちゃわちゃしてるし江神側はこの中に殺人犯がいるって状況にもかかわらずみんなおっとりしてるし。
    傍点多いの気になったけど私はついつい先を急いで大事なところを読み飛ばしてしまうのでありがたい。
    最近見ないけど。
    事件は解決したけど江神さんたちがアリスチームと再会してんなんやかんやみたいなところまで読みたかったな。

  • 学生アリスシリーズ第三弾。出来ればシリーズ順に読むことをお勧めします。キャラへの感情移入が違うのでね。

    閉ざされた村にて分断される主人公達。二つの視点からパートが切り替わるスタイルの物語。もちろんそれぞれで殺人が発生するのです。大好物のクローズドサークルもの!!しかも、読者への挑戦がなんと三度もあります。これは受けてたとうではありませんか。

    …完敗しました(そもそも当たった試しがな)
    どう二つの事件が絡み合っていくのか。全く予想できず。
    「多分これ関係ない殺人だなうん」
    自分が恥ずかしい…

    手がかり伏線の量。論理の積み重ねで辿り着いた答え。美しい。
    なにからなにまで細かく設定されており、ぜひとも読み返したくなった。
    真相のダイナミックさを巧みに隠す作者に脱帽です。

    決定的な手がかりは用意されています。解けないことはない。ぜひ挑戦してください(〇〇〇〇〇な手がかりとい発想が、冷静に考えたら凄まじいことをやっている…

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著者プロフィール

有栖川 有栖(ありすがわ ありす)
1959年、大阪市東住吉区生まれの小説家・推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾長。
同志社大学法学部法律学科卒業後に書店へ就職。それまでも学生時代から新人賞や雑誌への投稿を繰り返していたが、1989年江戸川乱歩賞に投稿した『月光ゲーム Yの悲劇 '88』が東京創元社編集長の目に止まり、大幅に改稿した上で刊行し、単行本デビューとなった。1994年、書店を退職して作家専業となる。1996年、咲くやこの花賞(文芸その他部門)受賞。1999年から綾辻行人と共作でテレビ番組『安楽椅子探偵』シリーズ原作を担当する。
2003年、第56回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『マレー鉄道の謎』、2007年発表作で「本格ミステリ・ベスト10」で第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」で第3位、「黄金の本格ミステリー」に選出と高く評価された『女王国の城』など、多くの作品がミステリ賞で高く評価されている。
2000年11月より2005年6月まで、本格ミステリ作家クラブ初代会長を務める。

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