天網恢々アルケミー 前崎中央高校科学部の事件ファイル (創元推理文庫)
- 東京創元社 (2025年4月18日発売)
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感想 : 20件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784488414214
作品紹介・あらすじ
【東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞優秀賞受賞作】
転校先の化学室で僕が出会ったのは、
牛タンを焼く金髪のギャル
彼女に導かれ、奇怪な三つの事件の謎解きに挑む!
ボーイミーツガール×化学&学園ミステリ
高校2年の春、群馬の進学校に転入した安井良はある日の放課後、着崩した制服に白衣姿の金髪ギャルと遭遇する。彼女は何と化学室で牛タンを焼いていた!? この強烈な出会いから良は、彼女の属する科学部の面々と共に、図書室の呪いの忌書、黄泉からの手紙、トンネルの悪霊と3つの事件に巻き込まれていく――。「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」優秀賞の傑作ミステリ。
■目次
#33 図書室の忌書事件……図書室である本を手に取ると呪われる!?
#34 黄泉からの手紙事件……下駄箱に届く白紙の手紙は黄泉からのメッセージ?
#35 トンネルの悪霊事件……丑三つ時にトンネルのまん中で手を叩くと悪霊に憑(つ)かれる!?
みんなの感想まとめ
青春とミステリーが絶妙に交錯する本作は、東京から群馬の高校に転校した主人公が、化学室で出会った金髪ギャルと共に奇怪な事件に挑む物語です。文系と理系、都市と地方という対比を巧みに活かしながら、科学的視点...
感想・レビュー・書評
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東京から群馬の高校に転入した主人公を、文系女子と理系女子が取り合う。なんてベタな展開だろうと思ったけど、なかなか面白い本でした。
類型としてはリケジョなんだけど、舞台は高校なので本格的なん実験器具などはない。そこを知識と工夫で解決していく感じ。オカルトを科学的に解明する流れは、ある意味ステレオタイプと言えるかもしれません。まだ掘り下げが足りないところもあるので、シリーズ化するといいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯を見て、衝動買いしました。
内容も程よい青春と謎解きを読むことができて、振り回される中でも主人公がヒロインのことを信じていく姿もよかったです。
ボーイミーツガールの学園ミステリー。
どちらも好きな私としては、非常に楽しく読めた作品でした。
いずれ続巻が出ることを期待してます。 -
作者の下村さんは、カクヨムでいい作品をたくさん書いているのに、もう一つブレイクできてませんが、こういう作品を発掘してくる創元社編集部はさすがです。読者任せの「なろう」とは違って、出版社と組んでこうした賞をいくつも設けているカクヨムの良い所だと思います。
ホラー風味の超常現象を、科学的に解明するというのは、まあわりとよくあるパターンではありますが、この作品は、東京から群馬に越してきた文系編入生の男の子が、理系女子の暴走に巻き込まれていくというかたちで、文系/理系、都市/地方といった枠組みを上手に使い、双方の良さ・強みをうまく引き出しています。何か抱えた男の子が、東京から地方へ行って、そこでの出会いを通して成長していく・・・という意味では『銀の匙』の主人公と少し似たものも感じました。
主人公の男の子が父親が新聞記者という設定を生かし、作品の中に社会科学的な視点もナチュラルにとりこんで、地方が抱えている問題に目を向けている点もGOODです。
カクヨムには、この作品のヒロインを、犯罪心理学者と組ませて、その後を描いた続編が連載されていますから、この作品がちゃんと売れてくれれば、その後の活躍も確実というものです。
こういう作家さんが、世に出てきて欲しいなあと強く感じさせる作品でした。 -
学校の内外で起きるオカルト的な事象を、科学(化学)の力で解明する高校生の話です。
謎をオカルト的に見せかけるのは、特になくても良い要素かもしれません。
科学部が舞台なので、出てくる謎がオカルト話ではないのは、規定路線だと思うからです。
どちらかというと、高校生たちの対人関係が面白い話でした。
化学の知識は分かりにくい部分があるのですが、話の流れを追うには、分からないまま読み進めても良いかもしれません。
個人的には、話が進むほど、面白く読めました。
米澤穂信さんの古典部シリーズを意識しているような印象も受けますが、本作のほうが文章が砕けています。
続編が出てますが、続きを読みたいと思わせてくれる面白さがありました。 -
「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」優秀賞受賞作。
学園ミステリー×化学で化学苦手な私にはちんぷんかんぷんというか一気に眠たくなる笑
キャラ立ちもしっかりしてるし学園部分もミステリーとしてのテーマも面白い!如何せん私に化学が無理過ぎた。
薬学部出身の作者で化学ミステリー。理系の人や化学好きな人はもっと楽しめる一冊です。 -
創元推理文庫という理由で購入
他のレーベルなら表紙という理由で買わない
良く例えれば米澤穂信の「古典部」シリーズの化学部バージョンで、群馬愛を感じる描写や、会話のやりとりも読める文章だった
登場人物の造形もなだらかで穏やか
難点は理系に拒否反応がある人(自分)には読み飛ばし必至で専門用語に溢れているところか
特に最終章
謎の真相は予想がついてしまうのと、牛タンを食べていた理由には拍子抜けなので星3
狙ったものか知る由もないが、メディア展開向けの内容だと思う
創元推理文庫でシリーズ化するなら買い揃えます
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科学に関する知識はたくさん(そりゃもうたくさん)出てくるけれど、そこはあんまり関係なくて、
ただ少年と少女達が、科学を挟んで仲良くなっていくお話。
エンターテインメントミステリとしてとても面白かったです。
こんな青春が欲しかった。 -
金髪ヤンキーギャルというと粗暴なだけのキャラクターとして描かれがちだが、化学に対する真摯な一面、顧問に対するしおらしい別の顔がキャラクターにリアリティを与えてくれている。化学トリックに馴染みがなくミステリとしてはいまいちだったが、金色の青春小説としてシンプルに楽しめた。
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日常のちょっとした謎を化学を使って解明するミステリーかと思ったら、
化学の謎を化学的に解明していた。
ミステリー的な要素よりも
青春的な要素を楽しむべき作品。
青春の旬は一瞬。
でもその事実に気付いた時には
だいたい旬って終わってるんですよね。 -
ミステリ風味の恋愛物かなと思って、期待半分、不安半分で読みましたが、思った以上に化学でした。
登場人物もそれぞれに魅力的で、まだ明かされていない事情も気になります。
続編が出たらまた読みたいので★5 -
意外に真面目科学ミステリですね。
正直一話目は少しうんだったんですが二話目以降なかなか面白かったので、よかった。
2903冊
今年131冊目 -
主人公と化学室で牛タンを焼く金髪ギャルとの出会いから始まるケミカルミステリーで、『図書室の呪いの忌書』『黄泉からの手紙』『トンネルの悪霊』といったオカルト染みた事件を化学的に分析して真相を導く構成が天久鷹央シリーズやガリレオシリーズを彷彿とさせる感じで面白かった。
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アニメ化しやすそう。
#33から始まっているから前があるのかなって思ったけどなさそう。
後で前日譚として出るのかも。
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