日本殺人事件 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488416041

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  •  アメリカ人によるオリエンタリズム的偏見の「風変わりな日本」を舞台とする3つのミステリ連作短編。現代なのにサムライ、ニンジャ、オイランが普通に存在し、切腹したり心中したりする世界で、ジャポニズムにかぶれたアメリカ人探偵が殺人事件に次々と巻き込まれていく。文体がいかにもあやしげな外国製「日本文化論」の翻訳調なのが笑える。世界観はぶっ飛んでいるが推理自体は緻密(2話目の「侘の密室」はある意味禁じ手だが)。

  • 第48回日本推理作家協会賞受賞作品。『微笑と死と』、『侘の密室』、『不思議の国のアリスン』、『南無観世音菩薩』の4編収録。

  • 海外作家が書いた日本を舞台にしたミステリを山口先生が翻訳して出版したという設定になっています。
    外国人が書いた日本という設定なので、かなり怪しげな世界観の日本になっております。
    それがまた味があって良いのです。
    短編が3編あるのですが、どれも非常に良く出来ていて楽しんで読めました。
    山口先生の書く小説の世界観は独特でいて不思議に満ちています。

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著者プロフィール

山口 雅也(やまぐち・まさや)
1954年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。’89年『生ける屍の死』で作家デビュー。’95年『日本殺人事件』で第48回日本推理作家協会賞を受賞。キッド・ピストルズシリーズ、垂里冴子シリーズ、Mシリーズなどシリーズ作品多数。シリーズ外の代表作に『奇偶』。近著に『落語魅捨理全集 坊主の愉しみ』『ミッドナイツ』など。

「2020年 『7人の名探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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