自殺予定日 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488418212

作品紹介・あらすじ

「継母が父を殺した」再婚してわずか二年。父の死後、遺産とビジネスを継ぎ活躍する継母の姿に、女子高生の瑠璃はそう確信した。彼女は自らの死で罪を告発するため山奥で首を吊ろうと決意するが、訪れた自殺の名所で“幽霊”の裕章と出会った。彼は継母の罪の証拠を見つけようと提案する。期限以内に見つからなければその時死ねばいいと。今日から六日後――それが瑠璃の自殺予定日となった。すべての予想を裏切る、一気読み必至の傑作ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 秋吉理香子さん初めまして。
    とても読みやすくてスラスラ読めた。
    タイトルからは思い付かないような展開だったな。もっとドロドロとした感じかなと思ってたな。最後はほっこり、にっこりな展開で良い裏切りで気持ち良かったな。
    風水や六曜ってあまり気にした事なかったけど、少し面白そうだなと思った。

  • 正確に書くと星3.2。
    ストーリーの流れは面白かった。
    恋の部分に関しては仕掛けが分かっていて、友情の部分に関してはそんな上手くいくか?という感じ。

  • 秋吉理香子作で期待していた内容とは違ったが、残念というわけではなく面白かった。精神的にイヤな描写もまああるが、主人公は高校生で、青春要素が多め、若干ファンタジーというあたりは表紙がイメージと近いかもしれない。

  • 自殺を1週間後と予定し、その間真実を追求する物語。ストーリー展開が意外でしたが、これはこれで秋吉理香子さんの作風でいいと思います。

  • この人の話はミステリーでありつつ、人の失敗と成長を味合わせてくれる

    呼んでで自分の幼き頃にやった友人との諍いを思い出し、私ももっと早くこの主人公のように一歩踏み出せていたらなぁと思ってしまう

    でも人を変えるのも勘違いと出会いなのかなって
    いい本でした

  • 目を引くタイトルに釣られて読んでみました。
    物々しいタイトルとは対照的に読んだ後は爽快感が味わえる良い本だと思います。

  • ドラマにしたら、いいかも?

  • 先が気になってどんどん読めた。

  • 題名を見て重い話かと思ったけど、スラスラっと読めてハッピーエンドだった。

  • ぐいぐい引き込まれる。一気に読了。衝撃的なタイトルですが、深刻になりすぎないテイストでイヤミス初心者の方、秋吉さんの作品を初めて読む方におすすめしたい一冊です。幽霊男子が良い味出してる。この終わり方は個人的に好きだな。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ロヨラ・メリーマウント大学院で映画・TV製作の修士号を取得。2008年、短編「雪の花」で第3回「Yahoo!JAPAN文学賞」を受賞、翌年、同作を含む短編集『雪の花』で作家デビューを果たした。ダークミステリー『暗黒女子』は話題となり、映画化もされた。他の作品に『絶対正義』『サイレンス』『ジゼル』『眠れる美女』『婚活中毒』『灼熱』などがある。

「2021年 『息子のボーイフレンド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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