マカロンはマカロン (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 317
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488427061

作品紹介・あらすじ

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マル。変人シェフの三舟さんは絶品料理で客の心を?むだけでなく、客たちの巻き込まれた事件や、不可解な出来事の謎をあざやかに解く名探偵なのです。今回も、蝶ネクタイの似合う大学教師が海外研修中に経験した悲しい別れの謎、豚足をめぐる少年と母親の再婚相手との出来事など、胸を打つ話ばかり。ベリーのタルト、豚足料理、ブーダン・ノワール、タルタルステーキ……メインディッシュもデザートも絶品揃いです。

感想・レビュー・書評

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  • 近藤史恵そんのこのシリーズは本当に好き!
    短編形式の中で美味しいビストロのご飯とちょっとした謎解きが絶妙にマッチして、ご飯も美味しそうだけど謎解きの面白さも美味しい。
    優しい真実の謎解きもあれば、ちょっとダークな謎解きもあったり…
    是非とも次巻がでるならば、早く読みたい。

  • ビストロ・パ・マルシリーズ3作目。今回はすべてギャルソンの青年の目線で書かれている。日常の謎をシェフが解いていく短編集で、フレンチについても勉強になる。気軽に行けるこんなフレンチのお店があったらいいのになあと思う。サラダ・リヨネーズとか食べてみたい!
    続編の中ではコロナ禍でテイクアウトできるようにするなど、お店が奮闘する様子も描かれるようなので楽しみだ。

  • シリーズも3作目になりました。1番好きな巻です。

    ムッシュ・パピヨン→病気との闘いとパンに込めたメッセージ
    マカロン→一人一人の個性を大切にする、とは
    タルタルステーキ→実はそっちだったのか…
    ヴィンテージワイン→友達付き合いとは

    以上の4つが好きです。
    どれも、身近だったり現代的だったりするテーマで、他人事ではないなあという感じでした。
    謎解き(ともあまり思っていませんが)後の一言・一節がいつもシャレていてグッときます。
    ヴィンテージワインの二人、グループから離れて二人だけの関係を始めてほしいなあ…。

    解説によると、近藤さんはシリーズでコロナを意識したお話を書かれたとのこと。それが読める日はいつになるか分からないけれど…。「あぁ、そんなこともあったね。あの時は大変だったね。」と読める日がきてほしいです。

  • コウノトリが運ぶもの/青い果実のタルト/共犯のピエ・ド・コション/追憶のブーダン・ノワール/ムッシュ・パピヨンに伝言を/マカロンはマカロン/タルタルステーキの罠/ヴィンテージワインと友情

    おいしい料理とワイン。口にしたことの無いものがほとんどだけれど、ちょっとした謎解きが味への想像を誘ってくれる気がする。謎のご本人には大変な謎解きかもしれないけれど。

  • フレンチレストラン、パ・マルのシリーズ。
    これは本当に面白い。
    人物描写が素晴らしくて、個性的なお客様たちの姿がそれぞれ頭に浮かぶしずっと憶えてる。
    近藤史恵さんのミステリ手腕にはいつも驚かされる。これみよがしでない鮮やかな伏線回収とキャラクターの心情の描写が丁寧で、料理の美味しそうな表現と相まって滋味深い。

  • フレンチ、食べに行きたい!
    一皿一皿を楽しみたい!

  • ハードカバー以来の再読。
    さすが近藤史恵。
    読みやすい文体、でもその奥底に潜ませた毒が
    美味しく何度でも読みたくなる。
    まあ近藤史恵にとっては毒にも当たらないのかも
    しれないが。

  • 最新刊が出てた!
    飲食店は今は大変だろうなぁと思いつつ、こんなお店が近くにあったら行きたいなぁ…と毎回読むたびに思います。

    少ない情報から裏の事情まで見抜くシェフの推察がすごい。けど食材をぶちまけてしまったりドジなところもあるんだなぁ。面白かったです。

  • 第3弾となる三舟シェフの日常ミステリー。
    少し不穏だったりする話もあるけれど、全体的にさらりと読める。
    フランス料理の名前たくさん出てくるので、そういう料理あるのかー! と色々発見出来たりします。

  • ビストロ・パ・マルシリーズ第3弾。
    ずっと読み続けたいシリーズになりそう。

    近藤史恵さん。
    調べてみると、本来は本格ミステリーを得意とする作家さんのようだ。
    少し意外。

    しかし今はなんだかミステリーやサスペンスを読みたい気分ではないので、しばらく推理小説からは離れようかな、と思っています。今の気分にちょうど良いシリーズです。

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著者プロフィール

一九六九年、大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒。九三年、『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。二〇〇八年に『サクリファイス』で第十回大藪春彦賞を受賞。『スーツケースの半分は』(祥伝社文庫)で第13回エキナカ大賞を受賞。『みかんとひよどり』『わたしの本の空白は』『歌舞伎座の怪紳士』など著書多数。

「2020年 『夜の向こうの蛹たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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