金環日蝕 (創元推理文庫)

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  • 東京創元社 (2025年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784488444211

作品紹介・あらすじ

輪郭は強烈な輝きを放っているのに、
彼の中心は闇に沈み、謎めいたまま――
ひったくりの犯人を突き止めた。
事件はそれで終わらなかった。
私たちは、ある男が歩んだ道を
辿り直すことになる。
本屋大賞候補作家、渾身の長編

知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風は、その場に居合わせた高校生の錬とともに咄嗟に犯人を追ったが、間一髪で取り逃がす。犯人の落とし物に心当たりがあった春風は、自分が通う大学で犯人探しをしようとするが、心配だから同行させてほしいと言う錬に押し切られ、二日間だけの探偵コンビを組むことに。かくして大学で犯人の正体を突き止め、ここですべては終わるはずだった――。最新作『カフネ』が話題の俊英が〈犯罪と私たち〉を切実に描いた、いま読まれるべき力作長編。

みんなの感想まとめ

物語は、振り込め詐欺を背景にした人情物語で、大学生の春風と高校生の錬がひったくり事件を追う過程を描いています。設定は一見ベタな印象を受けるものの、物語の展開は最後まで興味を引き、ページをめくる手が止ま...

感想・レビュー・書評

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  • 阿部暁子さん著「金環日食」
    著者の作品は2025年本屋大賞「カフネ」以来2作品目。文庫化されていたので購読。

    物語は振り込み詐欺絡みの人情物語。
    設定はベタでよくある設定ではあるものの面白さは最後まで途切れなかった。

    引っ掛かったのが高校生設定の錬、これは流石にないだろう…ちょっと無理があるかな?という設定でどうも馴染めない。
    主人公が高校生や舞台が学園ベースの物語が好みではないため途中から詐欺事件絡みの進行はよかったのだが、彼の行動力がどうしても高校生の範疇を越えた立ち振舞いに思えてしまう。こんな高校生いないだろう?とどうしてもリアルさが自分には感じられず引っ掛かってばかりだった。

    「カフネ」「金環日食」と著者の人気作品を読んでみて共通する暖かさに似た温もりはいたるところに感じられた。それが著者の作品が人気たる根源なのだろう。言葉が上手なのだと感じる。
    次作、また別作を読んでみたい。できれば無理のない設定の物語が読みたい。



  • 12/30に読み始め、結構ページ数もあったので、年跨ぎになると思っていたが、あまりの面白さに大晦日の内に読み終えてしまった。

    知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風が、その場にいた高校生の錬とともに犯人を追いかけるも、もう少しというところで取り逃がす。しかし、犯人が落としたストラップに見憶えがあって…という出だし。
    二日間だけの探偵コンビを組むことになった春風と錬の距離感も好ましい、爽やかな学園ミステリーと見えたお話だったが、もう一人の主要人物・理緒が登場する段になっていきなり緊迫感を増した。
    そこから二つの話が結びつくまで、いや結びついてからも、思いもかけない展開が続き、また、要所要所で明かされる登場人物たちの過去がそれぞれの個性を際立たせ、物語の深みを増す。
    どのように収束するのだろうとドキドキしながら最後まで楽しめた。

    特殊詐欺とその片棒を担がざるを得なくなる環境や人が持つ二面性などを描いて、出だしからは予想もできない重い話ではあったが、昏い世界に飲み込まれなかった主人公たちの姿に読後感は良い。舞台となった札幌の街の情景もよいアクセントだった。

  • 「春風」と書いて「ハルカ」という名前が素敵だなと思ったのが最初の感想だった。
    春風を見ているとよく自分の言われる「正論と正解は違う」と言われる理由が何となくわかるが、春風が言ったように最初からしていたら、こんなことにはならなかったのではないかという気持ちもずっと抱えながら読んだ。

    この人は救われて、この人は救われないという不平等も気になったが、何も無くなってしまった時でさえ、この人は寄り添ってくれるという事実に早いうちに気づけた人がいたのは幸いだった。

    最初から何もかもが繋がっていたのに、途中でようやくわかるというのは見事だった。
    最後の写真のことはちょっと不完全燃焼だったが、全体的に優しい話しだった。

  • ちあきなおみの“喝采”が好きだ
    全てにおいては、日本のいや、世界の誇る歌姫
    美空ひばりには及ばないが、この一曲となると、 ちあきなおみのそれだ

    僅か4分弱の曲だが、あたかも2時間半の映画を観たような、はたまた1冊の小説を読んだような錯覚に陥いる
    それぐらい濃密だ
    イントロからもう泣ける、歌詞と楽曲で号泣必至である


    “喝采”という歌は、二面性を持っている
    聴衆からの喝采と犠牲にしたものへの後悔と
    必ず光の裏には影が存在する
    光と影、陰と陽、表と裏などの表現方法は、枚挙に暇がないが、世の中とはそういうものである

    本書
    『金環日蝕』★鬼5
    も、人の二面性というものにスポットを当てた極上のミステリーである
    表の顔しか見えない、若しくは見ようとしない、見る事が出来ない読者は、まんまと術中に嵌っていく
    相変わらず、作中の会話のテンポも最高だ!
    阿部さんという方は、素晴らしい作家だと改めて思い知らされた

    凄い作品に出逢ってしまった
    心の底から賛辞を贈るとともに
    最大級の“喝采”を浴びせたい





    今日も、街角のどこかで聴こえてくる
    彼女の歌が耳朶を打つ

    昨日も
    今日も
    そしてこれからも‥

    • コルベットさん
      『喝采』は小さな頃に母がよくハミングしてました。名曲中の名曲ですよね。舞台上の華やかさを表しながら、主人公の内面にある深い悲しみを鮮やかに際...
      『喝采』は小さな頃に母がよくハミングしてました。名曲中の名曲ですよね。舞台上の華やかさを表しながら、主人公の内面にある深い悲しみを鮮やかに際立たせていて、子供心にその命名の素晴らしさに感動し、チビスケなりの拙い言葉でそのことを作文にも書いて、優しかった当時の担任の先生に褒めてもらいました♪(*´ ˘ `*)
      2025/05/25
    • Super8さん
      コルベさん

      ませ過ぎ〰️(;・∀・)

      これがでた同年、レコード大賞を争ったのは、小柳ルミ子の瀬戸の花嫁でした~\(^o^)/
      コルベさん

      ませ過ぎ〰️(;・∀・)

      これがでた同年、レコード大賞を争ったのは、小柳ルミ子の瀬戸の花嫁でした~\(^o^)/
      2025/05/25
    • コルベットさん
      瀬戸は♪ 日暮れて♪ ゆうな〜みこ〜なみ〜〜♫

      こっちも超名曲ですね♪豊作の年!

      昔から変わり者なんです。母がとっておいてくれた小学校3...
      瀬戸は♪ 日暮れて♪ ゆうな〜みこ〜なみ〜〜♫

      こっちも超名曲ですね♪豊作の年!

      昔から変わり者なんです。母がとっておいてくれた小学校3、4年生の文集を開いたら、将来の夢という作文で、友だちがお花屋さんとか歌手とか書いてるなかで、私だけテナントビルのオーナーとか書いてあるし…(-_-;)
      2025/05/25
  • ひったくり事件を追う大学生の 春風 と高校生の 錬、そしてもう一人の主人公ともいえる 理緒 の物語。最初は「ちょっと変わった探偵コンビものかな?」と思って読み始めましたが、進むほどに、犯罪が人の人生と家族をどう壊していくのかが見えてきて、どんどん重くなっていきます。

    錬の父・加々谷潤 は、家族にとっては優しい父親でありながら、裏では詐欺に関わった人物です。世間から見れば「詐欺師」ですが、家族からすればただの“お父さん”でもある。そのギャップに、「親は選べない」「犯罪者の家族というだけで、世間から偏見の目で見られてしまう」という理不尽さを強く感じました。
    一方、理緒 は、家族を支えるヤングケアラーで、お金のために特殊詐欺の名簿を「こする」仕事に手を染めてしまいます。悪いことだと分かっていながら、他に道がないと追い詰められていく姿がつらいとこ、、、
    皆、完璧な悪人でも聖人でもなく、「弱さ」と「純粋さ」を両方抱えているように見えます。錬の父も、根っこには家族を思う気持ちがあったからこそ、逆に間違った方向へ転んでしまったのではないか、とも思えてきます。

    親や家の過去は変えられないけれど、その中で自分はどう生きるかを選び直そうとする春風・錬・理緒の姿に、暗い話の中にもかすかな希望を感じる1冊です。

    春風と錬の名コンビはいつかいい感じになってほしいなぁ~って

  • 阿部暁子作品、初読み。
    「犯罪抑制ポスターに二次元美少女キャラが使われてるような違和感があった小説」

    ひったくり事件から始まり、やがて特殊詐欺や若者が犯罪へ取り込まれていく構造へと話が広がっていく。「犯罪と私たち」というテーマは伝わりやすく、身近なところから犯罪へ踏み込んでしまう怖さも描かれていた。

    ただ、ミステリーとして読むと少し物足りなさが残った。真相が明らかになる場面でも驚きより「そういうことか」が先に立ち、タイトルや章題から期待したほどの反転は感じられなかった。

    もう一つ最後まで引っ掛かったのが人物描写。扱っている題材や登場人物たちの過去は重いのに、その重さが普段の何気ない仕草や言動から滲み出てくる感覚が薄く、人物そのものより設定を説明されているように感じる場面が多かった。

    決してコージー・ミステリーや青春ミステリーが嫌いなわけではない。ただ、人間の闇まで期待して読んだ身としては、今回は「暗い」より「薄暗い」くらいの読後感。

    ★★☆☆☆

  • 女子大生と男子高校生がひったくり犯を追うところからはじまるこのお話。
    ひったくり犯がわかってもまたそこからはじまる不穏な感じ。
    特殊詐欺って案外近いところにあるんだなぁと怖くなる。騙されるだけでなく、騙しているほうだったり。

    最初は軽めな感じのひったくり犯探しのミステリーかぁと読み始めたが、そんなことでは終わらない。もうなんか犯罪盛りだくさんでちょっとお腹いっぱい。みんないろいろ背負いすぎだし、時系列途中わかんなくなってきたり...読み終わり疲れたー。

  • 阿部暁子さんの文章は、時に本筋を追い越してしまうほど人物描写に重きが置かれる。前作『カフネ』でも感じたその独特の筆致は、本作においても健在だ。

    登場する大人の女性の描き方に自分なりの違和感を覚える部分はありつつも、読み進めるうちに物語の世界へ深く没頭させられていた。
    人を傷つけようとする者もいれば、助けようとする者もいる。「人間という生き物のわからなさ」を描き出す著者の視点に、静かに引き込まれていく感覚がある。

    そんな混沌とした人間模様の果てに待っていた結末は、意外にもスッキリとしたものだった。

    随所に散りばめられていた種明かしには、それぞれの場面で驚かされた。重苦しさが漂う物語の中で、ある登場人物が見せる爽やかな去り際が印象的で、それが物語に一筋の風を通し、確かな救いとなっている。

    中心にある闇を、周辺の描写を積み重ねることで浮かび上がらせる。まさにタイトルである『金環日触』を体現したような手法が、最後に見事な収束を見せ、読後の納得感に繋がった。
    ミステリーとしての驚きと、ままならない人間ドラマの濃密さを同時に味わえる力作だった。


  • 中盤頃から展開が気になり、ページを捲る手が止まりませんでした。
    金環日蝕の意味や、登場人物の心情がとてもよく描かれていたと思いました。
    カフネ同様、素晴らしい作品です。

    誰もが裏の顔を持っていて、嘘をついている。
    この世の中、詐欺はなくならないね、とほんとそう思いました。

  • カフネ、カラフルと読んできて毎回楽しましてもらっている阿部暁子さん。読みたかった本作も文庫化ということで早速購入。

    今回のジャンルはミステリでまた毛色が違いますが、筆者の特徴でもある軽快な会話の掛け合いは健在でした。ただ、それもあってか前半はミステリとしては軽すぎるかも、という印象。中盤以降登場人物が増えるに従って緊迫感は出てきますが、ミステリ要素はそこまで強く無いと思います。

    それよりもタイトルで表現されている、人の内面性がこの小説の主題なのでしょう。登場人物の表、裏をかなり意図的に描いていたし、物語の核にもなっていました。

    物語通しての評価は少しスッキリしない感じ。今まで読んだ2作から、スパっとした結果がでるのを無意識に期待してしまっていたのかもしれません。

  • 阿部暁子さんの本を読むのは『カフネ』以来、2冊目。本書はミステリ小説(数々の有名推理小説作家を担当してきたミステリ通の間では有名な編集者の桂島浩輔氏からの依頼で執筆。小説の依頼を受けた阿部さんはせっかくなのでミステリを書きたいと思い、執筆したのが本書とのこと)。

    冒頭で地元札幌の国立大に通う春風とその家族の楽しげなやり取りに触れ、明るい雰囲気の小説と勘違いした。近所に住む高齢女性がひったくりにあったあたりから不穏な展開が始まり、理緒のパートも辛い話でどんどん重い方向に。そして、特殊詐欺が主要テーマだったのだと知った。

    錬については、ひったくり犯を大学で調査している時から怪しく感じた。それぞれの家庭の事情、過去のトラウマとなった出来事など、問題なく大学生活を楽しんでいる側にいられない人たちが描かれている。

    人は多面性を持ち、特殊詐欺に加担するような状況に陥った人がどんどん堕ちていく様子を見て、苦しかった。錬と春風の食べに行った回転寿司が本当に美味しそうだったのは、いっときの清涼剤のようだった。

    あとがきでは、救いのある描かれ方、とされており、言いたいことは理解できる。ただ、個人的にはどんよりした気分のまま読了した。

  • 紀伊國屋書店で沢山面陳してあって推してるんだと思い「カフネ」を読んだこともあって手に取った

    無鉄砲女子大学生が犯罪追いかける話

    序盤キラキラ大学生ライフみたいな掛け合い
    読んでてしんどかった
    選ぶ本間違えたかと 読むのやめようかと思った

    けど二章あたりから雰囲気が変わって読みやすくなってくる

    展開も二転三転
    語り手も変えて
    なんか大きな犯罪になってくる

    飽きさせないくらい息つく隙もない感じ
    緊迫感もあって一気読み
    だけど後半強引だなと感じる所もあり…

    主人公の大学生が(20歳)自身の辛い過去に向き合い心理学を学び錬と接し、そして錬と一緒に犯罪に関わって人生経験して成長するのが清々しい

    「私は弱い。私は囚われている。私はそれを認める。けれど弱く脆い人間が、その弱さと脆さによって、立ちあがることができると私は信じる。」
    「私は学び、努力し、時にゆらぎ、それを克服しようとあがきながら、私が変われるということを証明する。証明すると決意する時、私の未来はどんな鎖からも自由になり、無限の可能性をもって広がる。」

    けど20歳そこそこでここまで言えることに違和感はあるかな
    達観した年齢を重ねた年上の人のセリフだよね

    でもまぁおもしろかったです

  • ひったくり事件が違う事件と繋がるおもしろさと、何度も起きる反転に、何度も驚かされた。
    特殊詐欺の本当の闇も、鳥肌が立つほど思い知った。

  • 個人情報流出と、よくニュースで耳にするけど、安易に聞き流して過ごしている毎日。最近読んだ「正体」にも個人情報を利用した詐欺のお話があり、良い人を見極めるのが難しい、というか、良い人っているのだろうか?世の中恐ろしい事になってきているな...
    鐘下くんは良い人だな^ ^。

  • 解説が瀧井朝世さんで、著者の執筆の歴史を詳しくたくさん書いていてとても興味深い。

    そもそもの始まりは中学時代の歴史参考書からで、
    高一の時に頼朝と義経が登場する短編小説で、全国高等学校文芸コンクールで入選。
    現在に至るまで書き続けている。

    そして幼い頃から、大変な人見知りな性格という。

    デビュー以来ずっと講談社で書いていた頃、ミステリーの老舗、東京創元社から初依頼があり、「折角だからミステリーを描こう」.と思い題材は「詐欺」ということでの「金環日食」。

    物語の始まりはひったくりを目撃した女子大学生と、男子高校生が犯人を追うところから始まるが、だんだん「詐欺」と関係してゆく。

    464ページある小説だけど、テンポよく色々なことが起こり、あっという間に読めてしまった。

    すごく面白かった。

  • 最後がちょっと説明くさかったかなぁ。
    早々に半分くらいのネタが解き明かされ、後半で全容がわかるけど、それぞれの人物の深掘りと、今後が少しでも描かれているエンディングが良かった。
    全体的にちょっとインパクトに欠ける仕上がりで、もっと面白くできそうだった印象。

  • 気になっていた作家さんだったので読んでみた。題名もなんか思わせぶりでミステリーとは思わなかった。
    詐欺が重くのしかかる。序盤は春風と錬の探偵風で明るく進んでいくが、理緒のパートに入ると一気に暗く重くなる。
    が、カガヤの謎や2つの話が絡み始めると一気にのめり込んでしまった。

    錬と春風の背景も深く、特に最後春風の足掻き振りは刺さる。
    そんな簡単に人は変わらない。劇的な出来事があろうとも。ペンを持ち続ける春風に納得できる。それでも変わろうとする姿勢は共感できた。ゆっくりでいい。

    最後まで謎だったカガヤもすごく魅力的だ。

  • 積ん読本。
    Audibleで聴きながら散歩していたが、先が気になって。
    積ん読から引きずり出す。
    おかげで金曜日の午後休みが瞑れた(笑)
    春風と練の話が続くのかと思いきゃ、思いっきり貧困、格差、
    それに繋がる詐欺の話になり、闇深く。
    とくに、理緒姉妹のお話は辛い。
    でもまさか、練が。。
    とか、春風の過去が。。
    とか驚きの連続で。
    練の母が「何があっても愛してる」と。最大の言葉をかける。
    練とともに救われた
    このお話に出てくるみんな、いろんな事あるけど希望は持って歩んで欲しい。
    側に居てくれる人を大切にして。
    後書きに阿部さんは安易な綺麗事は書かないが、読者に絶望はさせないと書いてありましたがまさにそうだなと。

  • audible⭐︎
    あぁ〜面白かった‼︎
    カフネとはまた違った分野だったけど、人の奥底にある心情がたくさん描かれていた。
    レンの心情に触れるたび抱きしめたくなる。
    春風ちゃんの男前なところはハラハラした。
    家族に言葉にして伝える大切さ♡愛してる!イィ‼︎

  • 阿部暁子さんのお話しは『カフネ』しか読んでいませんでした。
    全然予備知識無しで読み始めてしまったのでミステリだと思ってなくてビックリ!

    でもグイグイ引き込まれて一気読みでした。
    中盤あたりから
    『え?そうなの?そういうこと?』
    の連続で、もうやめられなかったです。

    『詐欺』になんて絶対ひっかからないぞ!
    と、思っていたのに急に不安に…。情けない。汗





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著者プロフィール

岩手県生まれ。『陸の魚』で雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選。『いつまでも』で2008年度ロマン大賞受賞。集英社オレンジ文庫に『鎌倉香房メモリーズ』シリーズ(全5冊)、『どこよりも遠い場所にいる君へ』コバルト文庫に『屋上ボーイズ』、ノベライズ『ストロボ・エッジ』『アオハライド』シリーズ、他の著書に『パラ・スター 〈Side 宝良〉』などがある。

「2022年 『読んで旅する鎌倉時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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