ゴーストフォビア (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 77
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488448127

作品紹介・あらすじ

いつもの憂鬱な朝、急に「サイキック探偵になる」と言いだした姉・芙二子に振り回される三紅。行方不明の女性の調査をすることになった二人は、事故物件を扱う不動産屋の神凪怜と出会う。三紅の心酔する霊能力者に似たクールな印象の男性だが、どこか胡散臭い。しかし、偶然に三紅が神凪に触れた瞬間、聞こえないはずの右耳から、不思議な声が聞こえてくる。その一方、神凪も見えないはずのモノが見えているらしい――。デビュー作『強欲な羊』で度肝を抜いた新鋭が、様々な恐怖症をテーマにした四つの不可思議な事件で、貴方の心を抉ります。

感想・レビュー・書評

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  • ラノベはあまり得意じゃないのですが、これはなかなか面白かったです。
    美輪さんの作品は初めて読みましたが、気になるので、『強欲な羊』と『暗黒の羊』も購入しました。

  • 『恐怖症』をテーマにした連作短編集。
    前作『強欲な羊』とはガラッと変わって、コメディタッチの比較的明るめの作風。雰囲気としては前作の方が好みだが、新しい一面を見られたのは良かった。続編が書かれるなら読んでみたい。

  • フォビア(恐怖症)という言葉に拘りたかったようだが、かなりこじつけ的。
    極端なキャラクターもしらけるだけ。
    ホラーというかミステリィになっていないのも、東京創元文庫がこれかぁと思うしかなかった。

    「ゴーストフォビア」
    「空飛ぶブラッディマリー」
    「ドールの鬼婚」
    「雨が降り出す前に」

  • ホラー。ミステリ。
    ややコミカルな幽霊もの。
    ○○フォビアはよく登場するものの、それほどストーリーに活かされてはないかな…。
    それでも普通に面白い。
    「空飛ぶブラッディマリー」が一番好き。

  • 接触恐怖症の主人公がメインキャラの一人に触れると霊の声が聞こえるようになる(メインキャラのほうは姿が見えるようになる)、という設定は良かった。
    でも、心霊風味のミステリが好きなのでタイトルと粗筋買いしたんだけどとにかく文章が下手すぎて読み進めるのが苦痛だった。キャラクターにも全く魅力がない、というか不快。まだストーリーが面白ければ読めたんだけど、どこかで見たことのあるようなものの継ぎ合わせという感じ。久々に買って読んだことを後悔した本になった。創元推理文庫なので信じてたんだけど。

  • フォビア=恐怖症をテーマにした連作短編集で、自称サイキック探偵と互いに触れ合うと霊が見える男+声だけが聞こえる女という3人を探偵役として変則のミステリ。テーマは面白いのだが、幽霊が見えるという設定が強すぎて、トリック自体の印象が薄まっているのが難点。フォビアについても一話目はうまく使っていると思うけど、以降の話では苦手レベルのものを恐怖症にしていたりとやや無理矢理な感が否めない。また、物語を引っ掻き回す芙二子のキャラがどうにも馴染めず、ライトにしたいのかヘヴィにしたいのか、アンバランスな気がした。フォビアだけで攻めるか、幽霊話だけで攻めるかに分けたほうが良かったような。

  • 様々な恐怖症を中心とした連作短編集。不可解な謎に対して聞き役と見る役の二人が調査し、それぞれの人物が抱える恐怖症から読み解いていく話。論理よりも恐怖症の知識があれば解けるようなものばかりで、ミステリよりもホラーとして楽しめる作品かと思います。一つ一つの描写が恐ろしく、単なる事件だと思い踏み込めば、恐ろしい状況に追い込まれていたという展開はぞわりと背筋が寒くなりました。 また数多くある恐怖症の知識は面白かったです。

  • 主人公・三紅に触れられると霊を見てしまう神凪と、神凪に触れると霊の声をきいてしまう三紅。
    お騒がせな三紅の姉・芙二子が持ってくる幽霊絡みの事件の数々を、いやいやながらも解決していく、というお話。

    漫画の原作にする分には面白いのではないかと。
    ただ、文章で読むととにかく五月蝿い。
    フォビアの連呼、芙二子のキャラクターが、あまりにも五月蝿くて読んでいて疲れてしまった。
    歳なのだろうか、この手の騒々しいキャラが最近苦手になってきている。

  • 二人が触れあうと霊が見えて聞こえるという話。

    レイちゃんがヘタレでね…
    あらすじを読んでもっとクールなものを想像してた。

  • 登場人物が同一の短編連作集。
    色々な恐怖症、フォビアを軸にしたホラーミステリ。といっても作風はライトノベル風で、怖さは感じるがコミカルなキャラクターのせいもあり楽しく読める。

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