捕食 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 27
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488448134

作品紹介・あらすじ

ハナカマキリみたいにまぎれこんでしまったほうがいい、捕食者に気づかれないように。そう言って、いづみはするりとトラウマを抱えた真尋の心に入り込んできた。いづみと一緒なら自分は変われる、そう信じていたのに――。彼女はいったい誰なのか? そして、何のために真尋に近づいてきたのか? 過去をたどると、何人もの女たちが、彼女の周りで姿を消していた。真相に迫る真尋は、ついに彼女のおぞましい姿を目にしてしまう。『強欲な羊』『ゴーストフォビア』を凌駕する戦慄のサスペンス。※『ハナカマキリの祈り』改題・文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 痛いのとグロいのが無ければ最高に面白いのだけど、痛くなかったらこの物語は成立しない(^_^;)

    トラウマを抱える真尋の心に、するりと入り込んできたいづみ。
    いづみに助けられ希望を見いだすが、彼女に疑念を感じ彼女の過去を辿っていくと、、、

    ページを捲るのが止まらなくなるほど先が気になる小説だった。
    脚本家の先生の話は、映像をみているかのようで、常にハラハラさせられた。実に心臓に悪い(^_^;)

    どちらが先かは知らないが、殺人鬼フジコ的な場面も(^_^;)怖い怖い((( ;゚Д゚)))

    イオンの未来屋書店さんは、私好みの本をいつも平積みしておいてくれる。あのコーナーは、どうやら私と感覚の似ている書店員さんが手掛けてくれているのだろう。いつもワクワクさせる本に出会わせてくれて有難いm(__)m

  • 読み進むほど誰が本当の『彼女』なのか惑わされる。よく練られたストーリーではあるんだけど…何だろ、この物足りなさ。もっと底知れない怖さを『彼女』に感じたかったからか。
    加地やネロの役割もどこか中途半端。加地の部屋での体験がピークで、そこから先は話の進行とは裏腹に失速してしまった感が拭えない。
    ネロと真尋の関係で、加害者は都合よく罪を忘れて被害者は何年経っても苦しみ続けるという犯罪の根深さ不条理さが最後に改めて示されたのが印象的。
    『彼女』のような人間は最終的にどこへたどり着くのだろう。続きを読んでみたい気もする。

  • 改題文庫化。
    昔、『ルームメイト』という映画があったが、それを彷彿とさせる不気味さが逆に気持ち良い。
    『擬態』というモチーフがぞくぞくする。

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