春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
3.60
  • (503)
  • (1010)
  • (1372)
  • (137)
  • (27)
本棚登録 : 6892
レビュー : 897
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488451011

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 再読。日常の中で起きるちょっとした事件や謎を解決していくライトミステリー。気軽にさらっと読めるのですが、読み進めるにつれて小市民二人の過去がどうにも気になってきます。個人的には「おいしいココアの作り方」が好き。夏と秋も楽しみです。
    (図書館)

  • 同じ作者さんだから良いかな、「氷菓」を思い出す主人公。実はすごい推理力の持ち主なんだ、みたいなのが地の文からがっつり出ているので、過去がうすうす察せられてにやにやする。ライトで明るい話ばかりかと思いきや、再会を忘れられた絵と女の子の苦い話もあって、ああやっぱこの作者さんだったと安心した。ゴミって言いながら破いた彼女の心境を想像するとぐさぐさきて良いなあ。

  • 中学のときに相当なトラウマを抱えて高校生になった二人が、小市民を目指して自分のやめられなかったことを封印しつつ日々をともに過ごしていく、が、日々疑問や持ち込まれる問題を気が付けば考えてしまうのを止められない小鳩くん。小山内さんも最終的にはやり遂げてしまったりで、次こそはというものの、きっと次巻もこのような連鎖が続きそうです。現実にいる頼まれていない探偵は嫌われる。

  • 古典部シリーズより、ミステリー色が強く面白かった。
    が、米澤作品なのにこんな感じになるんじゃあ、個人的にラノベは合わないってのを再認識。

  • 米澤さんの作品は後味が悪い物ばかり選んでいたが、今回は明るい?物を。
    どこかのレビューで読んだように逆高校デビュー。登場人物達の年齢に若干の違和感はあったが面白かった。ラノベだなあ。

  • 題名の可愛さに惹かれて読みました。最初は小市民というものが何か分からず、そして小佐内さんと小鳩くんとの関係も何なの!?って感じでずんずん話が進んでいき、読んでてちょっとよく分からなくなりました。そして、やっと最後まで読み終えて、やっと小市民というものが若干理解できた気がします。

  •  小鳩くんと小山内さんという高校1年生の2人は、別に恋人でも何でもないんだけれど、とりあえず互恵関係にあり、そろって小市民を目指している。
     とにかく、小市民であろうと、必死になってる。
     …という設定で、ミステリの短編がいくつか入ってる本。

     うーん、何ていうか…、おもしろいような、おもしろくないような。
     何で2人がそんなにも小市民を目指してるのが、最初まったく分かんなくて、読んでて面倒くさくなったんで、途中でやめようと思ったんだけど、人のレビューを見たら、最後に明かされるとあったんで、がんばって最後まで読みました。
     まぁ、一応最後に、それなりに触れられた、て感じかな。

     その『小市民でありたい設定』の理由があんまりはっきりしないのが面倒くさいのと、そもそもその設定が面倒くさくて、何かもういい…て感じ。
     単に目立つのが嫌いな性格、というだけならいいけど、この2人の場合、『自分たちには人と違うすごい力がある』感をすごい出して来るのが腹立つ。
     『自分たちにはその謎を解くだけの力があるけれど、謎解きをしたら周囲が騒いで大変だから、大人しくしておいたほうがいい、そのほうが自分たちのためにも周囲のためにもいい』て雰囲気が、自意識過剰で鼻に付く。

     最初は鬱陶しいと思ってた健吾くんが、最後には一番まともに思えて来た。

  • 小市民シリーズ第1弾

  • 主人公のふたりが「小市民」になろうとしているのかが一番の謎だった
    半分くらいまで、この謎には触れないままで話が進んでいくので
    ずっと、しっくりこない、違和感を抱えたまま読み進むことになって、ちょっともやもやしたかな(笑)

    最後まで読んでみたら
    ふたりにくらべたら、わたしは普通の小市民なんだなと、しみじみ思うことになった

  • 小市民を目指す高校生二人組が活躍したくないのに活躍しちゃう、連作短編集。

    つい謎を解いてしまう小鳩くん。
    何かわけありの、小佐内さん。

    うすいキャラクターの小佐内さんの隠されていた面が見えてくるにしたがって、面白さもましてゆく。

    小佐内さんが非常に気になる。

全897件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)のその他の作品

米澤穂信の作品

ツイートする