春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 6892
レビュー : 897
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488451011

感想・レビュー・書評

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  • 再読。5〜6年前に読んだのを久しぶりに読み返してみたら、見事にほとんど覚えていなかった...。ココアのお話が好きでした。

  • 米澤穂信の特徴である、淡白な人間関係や年不相応の会話が盛りだくさんの推理小説。人が死なない推理小説は好きだ。話も飛躍がなく、読後感は良好である。

  • 『氷菓』より断然こちらのほうが私は好きです。アニメ化はこっちでして欲しかったな……。
     主人公の男の子と女の子が学校生活でやけに「小市民」にこだわって余計なことに首を突っ込もうとしないと気を張っているのはなぜなのか、が最初のページから始まっていて、「?」と思いながらも事件内容も面白かったのでずんずん読めました。
     二人とも大人しそうで特に女の子のほうはわざわざ「私は小市民です」と言わなくても十分なんじゃないかと思っていたら実は、の話。
     一話一話問題の発生と解決がメインで、一番最後に「小市民」の正体が明らかになってます。
     一番好きなのは美術部の問題を解決する話。最後のオチが潔くて読んでいて爽快な気分になりました。

    いちごたるとみたいに甘くない(主人公二人が)けど、読んでて楽しかった。

  • 青春風味の軽やかなミステリー。
    人が死なない故緊張感に欠けるが、日常を懸命に生きる人々の姿にリアリティがあっていいと思います。

  • アニメ「氷菓」から原作者の米澤穂信さんを知り、
    また魅力的なタイトルに惹かれ本書を手に取りました

    小鳩くんと小佐内さんの不思議な距離感と
    日常の中で起こる謎、そしてその謎を解くという点は
    「氷菓」の作風と似ていて難なく物語に入り込めました
    ただ「氷菓」と比べると本書の登場人物の個性は
    幾分薄いかなという印象をもってしまいます

    けれどライトノベル寄りの口語的な表現や緩急のある進みには
    読み手としてついつい引きつけられてしまいました
    初レビューなので星三つです

  • 小市民シリーズ第一部。古典部シリーズと同様に日常の謎を解いていく話であった。
    後半の小佐内さんの復讐劇のあたりはかなり面白かった。小佐内さんの過去が気になる…

  • 主人公小鳩常吾朗は、謎があるとつい解き明かし口を出し、そのおかげで(多分)苦い経験をした。

    もう一人、ヒロイン小佐内ゆきは執念深い性格で、(こちらも多分)そのせいで嫌な思い出を持つ。

    両者はそんな自分たちの性格を変えようと小市民を目指す。

    この小市民とは(本文より)「盗品は戻ったんだ。満足すべきだよ。それ以上考えたら駄目だ。流すんだ。小市民になるって、約束したじゃないか。ここで泣き寝入りしなかったら、小市民じゃない」のような事らしい。

    小市民とはこう有るべきという件りが、何箇所か出てくるが結構笑えた。

  • 小市民たれという言葉はいいなと思った。。
    謎の解決は至って普通。日常の謎ということだからこれでいいのか?
    物足りない気持ちがある。

  • 古典部シリーズと同じく、日常ミステリだった。小左内さんがステキ。

  • 最初は、小市民とは⁈なにそれ…でしたが、う〜んなるほど…わたしも小市民になりたいf^_^;) ミステリとは言い難い日常の、ほんとにありそうな謎解きをしていくのですが、最後がちょっとスリリング。ゆるゆると面白かったです☆ 関係ないけど解説にちょっとびっくりしました。意外な人だなと。

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著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

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