犬はどこだ (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
3.73
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本棚登録 : 3182
レビュー : 388
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488451042

作品紹介・あらすじ

開業にあたり調査事務所"紺屋S&R"が想定した業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。-それなのに舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかも調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして…いったいこの事件の全体像とは?犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。新世代ミステリの旗手が新境地に挑み喝采を浴びた私立探偵小説の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わり、思わずタイトルを見てニヤリとしてしまう本。タイトルに釣られて読み始め、作中で犬があまり出てこないことに意気消沈しながら読み進めていたら、最後の一文でああ~!となった。犬を愛している人には少し勧めにくいけど、ヤバくて強めの女が好きな人には胸を張っておすすめできる。

  • 久々の米澤作品。犬さがしをしたいのに、思わぬ事件に巻き込まれた探偵の話で、コメディ…かと思いきや、なかなか恐ろしい方向に転がっていくストーリーと、繋がっていくエピソードが面白くぐいぐい読めた。主人公の紺屋やハンペー、妹やその旦那のキャラも良かったけど、探されていた桐子、こういう女性がとても好き。

  • 2019.8.18-245

  • 今時、探偵事務所もの?うーん、こりゃつまらんかもと思ったが、古文書の解読という紹介文の言葉につい惹かれて、図書館で借りてみた。この作者の「折れた竜骨」はとてもよかったが、「満願」にはいまいち感があった。さてこれは?面白かった、ぐいぐい惹かれて読んでしまった。失踪者に一体どんな謎があるのかと探っていく過程がよかった。古文書の存在と失踪者の結びつきは、ちょっとわざらしさがあるかなと思ったが、なるほど最後のどんでん返しにこうつながるわけねと納得した。

  • 米澤穂信は決して期待を裏切らない。うん、この作品もおもしろかった!内容は、ハードボイルドでない探偵を巡るお話。GENのような得体の知れない味方、梓ちゃんのような聡明で優秀な妹。登場人物も魅力的!ハンペーは、、、あんまり好きにはなれかったけど、笑。結末も御都合主義ではない結末で、ある意味期待を裏切られたね。日本語も綺麗で読みやすいし、必読の一冊やね^ ^

  • 犯人を追い詰めて捕まえるだけがミステリーではないのですよね

  • 話し言葉や登場人物のキャラ、展開等々、漫画的だなあと思いながら読了し、解説を読んで納得。
    ライトノベルの作家さんだったんですね。
    最後まで読みやすかったです。
    主人公が、若干25歳にして一人称が『私』。
    低燃費な所謂『ヤレヤレ系』。
    年齢設定は全体的に10歳上乗せさせても良かったのでは、とは思います(笑)

    個人的には好きなラストでした。

  • 22

    ページをめくる手が止まらないの!

    いろいろあって堅実な人生から離脱してしまった紺野と、
    探偵に憧れるハンペーの、それぞれが追う事件の話。
    最初の段階でおいこらハンペー!!!って思ってめちゃくちゃやきもきしてたけど、それを紺野が最高の形で真実に持ってくの。
    点と点が線になって、そこからは真実に急加速よ!
    最後の展開も良かった。言い方悪いけどスカッとしちゃった。

    ネットには気をつけよう、うん。

    あと毎回思うけど米澤穂信はタイトルが秀逸!
    最初、荻原浩のハードボイルドエッグの方が探偵物としては面白いなと思ってしまってすみません!
    どっちも面白かったです!

    続編はまだなんだ~そっかそっか。。
    でも楽しみが増えたぜいえーい!

    2019.03.23

  • 失踪人探しと古文書調査という関係のない二つの事件が、一つの事件がリンクしていく。
    ミステリー要素ももちろん、中世の村々の歴史的な解釈(「物ぐさ太郎」の解釈など)も本編にからんできておもしろかった。

  • ブックハンティング選定図書

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著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

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