秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)

著者 :
制作 : 片山 若子 
  • 東京創元社
3.78
  • (356)
  • (719)
  • (629)
  • (45)
  • (8)
本棚登録 : 4580
レビュー : 457
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488451059

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 小市民シリーズ第三弾。戦略的互恵関係を解消する原因となった夏の事件から、季節は秋に移り、常悟朗と小佐内さんの関係にも徐々に変化が…と思いきや、冒頭から2人にそれぞれ彼氏、彼女ができてしまう展開にまずビックリ。市内で頻発する放火事件を追って、新たに小佐内さんと付き合うことになった、小市民に対する当て馬としてもかなり暴走気味な突っ走りぶりの新聞部員の瓜野と、実は夏の事件と関係して陰で暗躍しているかもしれない小佐内さんと、それを追う常悟朗の三つ巴の様相で下巻へと続く。さてさて、どうする小市民。

  • 探偵系男子 小鳩くん と甘党陰湿女子 小佐内さん が小市民を目指す小市民シリーズ3作目。

    小市民たる為に互恵関係を解いたふたり。
    それぞれに新しいパートナーを見つけ、相手に尽くすことで個性を平らにしようとするが....
    色づく秋と色めく青春。それから連続放火事件。

  • 上巻は、やっぱり前ふりだよね。
    というか、春期も、夏期も、
    ふりというか。

    実は恋愛のお話なんだよな。
    って思わせてくれる最後の巻。

    もちろんまだまだ続いて欲しいけど。

    冬期はなさそうだから、
    もう一度大学あたりで、春期をやってほしいけど。

    やっぱり米澤穂信の作品の中でも、
    トップクラスのお話だと思います。

    小山内さん怖いけど、
    愛情の形は人それぞれだからね。

  • 互恵関係を解消した小鳩くんと小山内さんに新たなパートナーが。しかし、上巻はふたりより新キャラ・瓜野くんが目だっている…。小山内さんのことだからきっと裏で動いてるに違いないけど…。ということで下巻へ。2011/236

  • 2場面で書かれているので、
    少し読みにくかった。

    シリーズ3
    から読み始めたからかな!

  • 夏期に続き、こちらも再読。内容を覚えていないので、新鮮に楽しい。今回は瓜野君目線のお話が多いので、とても読みやすかった。そして健吾がかっこいい。小鳩くんが少し可愛く見える今巻でした。

  • 小山内さんと別れた小鳩君は新しい彼女と交際を開始する。羨ましいな、おぃ。とか言いたくなる学園ラブコメの決定版――などという話ではない。全くない。完全にありえない。こいつら、つきあって何するの?って言いたくなる健全で、ある意味とても不健全な人間関係を延々と積み重ねていく小鳩君。鈍感というより、単なる観察者。ペットを飼うってレベルじゃない。水槽の金魚やめだかの生態を観察するってレベル。若しくは、朝顔。自由研究にでも使うの?って言いたくなるくらい適当でいい加減に付き合う小鳩君。羨ましいという感情より空恐ろしい。

    さてさて、閑話休題。
    話は引き裂かれた……というより分裂した二人のお互いの生態系、そして新聞部の動向。当然のごとく下巻への伏線である。そういう意味では面白みにかけるのかもしれないけど、二人を浮き上がらすために用意された本当の小市民二人。彼、彼女らの運命は如何に……乞う下巻ご期待!

  • 2013 8 10読了 久々の小市民シリーズ。下巻が楽しみ

  • 青春は当分いいかなって、読み始めたときには思ったけど、読んでると止まらなかったです。下巻が楽しみ。

全457件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)のその他の作品

米澤穂信の作品

ツイートする