海上タクシー<ガル3号>備忘録 (創元推理文庫)

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  • 東京創元社
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感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488460037

感想・レビュー・書評

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  • 二島縁起姉妹編

  • 「二島縁起」の続編。短くてあっさりした小編ばかり。 この人は「着想」と「構成の妙」が持ち味なので、 その資質が短編では活かされないのは残念。 もちろん、相変わらずよく調べているし、十分面白いけど。 シリーズがこれで完結してしまったのは寂しい。 弓ちゃん、戻ってきてほしい。

  • (収録作品)N7↑/部屋の瀬戸/見なえいロープ/謎々/マーキング/コウゾウ磯/灘

  • /?day=20090325

  • 海上タクシーという舞台で、いくつかの事件が語られる。
    一つ一つの事件は地味ではあるけど、それが本格風、サスペンス風、冒険小説風、アクション風など、非常に多岐のジャンルに渡って書かれていて、さらにそれらがみんな面白い。
    筆致も、主人公たちも冷静ではあるのだけど、それだけに読者は手に汗握る展開が多いのかな、と思う。
    いたずらにこちらを煽ろうと言うような雰囲気がないため、どのジャンル的な書き方の作品であっても、落ち着いて読めて、楽しめる。
    個人的には、「見えないロープ」のアリバイトリック、「マーキング」の真相が次第に明らかになる過程、「コウゾウ磯」のスリルが楽しめた。

  • 16ノットで1時間、これで尾道に着くことはできますか。瀬戸内で海上タクシー
    を営む寺田のもとに、殺人事件の容疑者が主張するアリバイを崩すべく、刑事
    が知恵を借りにきた。容疑者は熟練の同業者。寺田は物理的に不可能な壁を
    破れるか。驚愕のアリバイ崩し「見えないロープ」ほか、海上タクシー“ガル3号
    ”船長の寺田と助手の弓が遭遇する7つの事件を収録

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著者プロフィール

1948年生まれ。広告ディレクターを経て、1985年『〈移情閣〉ゲーム』でデビュー。おもな著書に『症例A』『離愁』など。丹念な取材と計算しつくした文章で、一作ごとにまったく異なる世界を緻密に描きだし、本読みを中心に高い支持を得る

「2016年 『感傷コンパス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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