その絆は対角線 (日曜は憧れの国) (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 134
レビュー : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488460129

作品紹介・あらすじ

内気な性格に悩む中学生の千鶴は、自身を変えるための新しい挑戦として、“憧れの国”と呼ばれる四谷のカルチャーセンターに通い始める。そこで出会ったのは、性格も学校もばらばらだけれど、似たような悩みを抱える桃、真紀、公子。なぜかいつも講座でささやかな謎に遭遇する彼女たちは、時にぶつかり合い、時に支え合いながら、事件を通して内面を見つめ直していく……。芸術講座で聞いた、死の間際に骨董コレクターが取った不可解な行動。創作講座で絶賛された作者不明の原稿。不思議な謎を解き明かしていくたびに、少女たちは成長する。温かく優しい筆致で描いた青春ミステリ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • その絆は対角線(日曜は憧れの国)

  • こういうの若い子に読んでほしいなって思ったけど、私がそう思うってことは若い子にとっては特に刺さらないのかも。
    そもそも若い子は創元推理文庫とか読まなさそー。

  • 観点が面白いと思います。
    学校に通う年齢の少女たちの話だけれど
    学校ではなくカルチャーセンターっていうのがいいなと思いました。

  • 一巻より四人の個性が受け取れた。ねじくれた真紀が強烈だけれど、それを受けて大人しい千鶴まで遠慮せずに言い合ったりするのは進展なのかな。貧乏な桃の朗らかさに安心する。公子の揺らがなさもすき。圧倒的な才能を前にした小説講座と公子の話が印象的。外国語混じりに話す講師のエリカの多角的な印象と反転も興味深い。

  •  奇妙にバランスの取れていない女子中学生4人組の続編。
     よくキーマンの魅力を感じないからつまらないという作品があるが、しかしながら、このキーマンの魅力を感じないというところすら作品の魅力になるっていう構成はヤバイ。上手い。ぐうの音も出ない。

  • 読後になってようやく、2巻ごしの謎があり、最終章で一つの解決を見てしまったと解った。

  • 「日曜は憧れの国」がなかなかだったので続編読む

    4人だから対角線って構図は面白い
    ただ、エリカ先生が私にとっては少し興ざめ成分

  • 図書館。
    日曜は憧れの国の続編。
    カルチャースクールに通う4人の女子中学生の物語。
    ミステリの内容より人を傷つける言葉を平気で吐ける
    関係性がサスペンスフル。(モノローグ含め)
    中学生の頃はたしかに人との距離感をつかめずに
    わざと気に障るような言い方をしてたかも、
    と大人になってあたりさわりのない、天気の話しか
    しなくなった身としてはちょっとくるものがある。

  • 【収録作品】その絆は対角線/愛しき仲にも礼儀あり?/胎土の時期を過ぎても/巨人の標本/かくも長き別れ
     良くも悪くも中2視点。彼女たちの成長譚なのだから当然だけれど、最終話は大人には痛い。

  • 図書館で。続編は不穏な外国人女性編とでも言うべきか(笑)
    個人的にはお金の問題なんて子供同士でいくら何を言った所でうわ滑るんだから触らないでおこうよ、というマキちゃんだったかな?の意見はすごく理に適ってる気がしました。

    菊池寛は25歳以上になったら小説を書いて良し、みたいな事を言ったと何かで読みましたがもっともな気がする。一作目があたっても続けて創作できるんだろうか?とか余計な事を考えたりしました。でも全体的にラノベ作家さんとか年齢層低くなってきては居るのかな~

    エリカ先生の態度もあまり感心は出来ませんが…最後、小説家志望の彼女はああいう形で引導を渡す必要があったのだろうか?人を一人引きずり落とすって後で相当恨まれそうだし… その辺りがちょっと引っかかりました。

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著者プロフィール

1983年、奈良県生まれ。京都大学卒業。京都大学推理小説研究会に所属し、2009年に『丸太町ルヴォワール』で講談社BOXよりデビュー。同作から始まる『ルヴォワール』シリーズ(講談社)のほか、『キングレオの冒険』(文藝春秋)、『シャーロック・ノート』(新潮文庫nex)などの著作がある。

「2019年 『FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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