- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488462116
作品紹介・あらすじ
天文学者ローウェル博士は、自分の住む孤島で毎年、天体観測の集いを開いていた。ネット上の天文フォーラムで参加者を募り、招待される客は毎年、ほぼ異なる顔ぶれになるという。この集いへの応募が毎回凄まじい倍率になるのには、ある理由があった。招待客たちのあいだに静かな緊張が走るなか、滞在3日目、ひとりが死体となって海に浮かぶ。犯人は、この6人のなかにいる──。奇蹟の島の殺人事件を、俊英が満を持して描いた快作長編推理、早くも文庫で登場!
感想・レビュー・書評
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隕石がよく降る孤島での集いに集まった面々
主人公は医師の男
そこで起こる殺人事件を追う
事件が起こるまでちょっと長かったなぁ
でも隕石に絡む事件でそこからまたいろいろ起こり・・・
話の流れはスムーズでよかったです
なるほどそういうことかという感じでいろいろ納得させられました詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
するするととても読みやすいやさしいミステリー。難しくないし、ストレスもない。品が良くて、わざわざミステリーにしなくてもいいんじゃないかな?というよな、人情派な感じのキャラクターも安心。なにしろ主人公の性格がいい。そして、素人っぽい探偵感もよい。外国設定も違和感なし。
けっこう好きでした。 -
「数年に一度隕石が堕ちる島」
天文学者ローウェル博士は、毎年、ボストン沖の孤島で天体観測の集いを開いていた。
招かれた6人は年代も職業も様々、滞在3日目、ひとりが死体となって海に浮かぶ。
クローズド・サークルもの。
ミステリーとしては普通に面白かった。
隕石に関する話が新鮮だった。 -
冬の星空と人の欲望の対比が実はかなりのコントラストになってる。ただ決定打に欠ける推理ような気がしてならないのが残念。インフラ系も、この著者にはハードルが高かったのかも。
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数年に一度隕石が落ちる島。選ばれた者だけが島に行くことができ、運が良ければ隕石を手にできる。妻と娘を亡くし1人で生きる主人公の医師が選ばれて参加することになり…連絡のつかない閉ざされた島で殺人事件が起こる、ミステリーど定番なシチュエーション。全体的に海外の小説っぽい雰囲気に感じた。
用意周到なんだかなんなんだか…個人的には微妙な終わり方だった…。 -
天文学者ローウェル博士は、自分の住む孤島で毎年、天体観測の集いを開いていた。それほど天文に興味はないものの、家庭訪問医の加藤盤も参加の申し込みをしたところ、凄まじい倍率をくぐり抜け招待客のひとりとなる。この天体観測の集いへの応募が毎回驚くべき倍率になるのには、ある理由があった。滞在三日目、ひとりが死体となって海に浮かぶ。犯人は、この六人のなかにいる!
(2015年)
--- 目次 ---
CHAPTER1 宇宙を満たすもの
CHAPTER2 二十億光年の孤独
CHAPTER3 崩壊
CHAPTER4 ステイン・アライヴ
CHAPTER5 星に願いを
CHAPTER6 真相
CHAPTER7 地球最後の日
単行本版あとがき
文庫版あとがき -
2022/02/15
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米澤穂信先生が帯を描いてたので読んでみました。
数年に一度隕石が落ちてくる不思議な島での殺人事件!
設定が秀逸ですね〜。
その舞台の謎が解けた時、スッキリしました。
ただ、主人公が美少女やら美女やらにモテすぎなのが男の人が書いた都合の良い小説って感じでこの要素いらんかったなって思いました。