アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 34248
レビュー : 3171
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488464011

感想・レビュー・書評

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  • 突拍子もない出だしから緩急をつけた語り、後半の怒涛のような伏線の回収はやはり”サスガデスネ”と感服でした。日常的に起こり得る抗えないものへの畏怖、葛藤、拒絶...。そんなことを考えながら読み進めていくと、最後は人の儚さ、刹那さを感じずにはいられなかった...。

  • 伊坂幸太郎さんの作品は
    伏線回収があって話が繋がっているから
    面白いし、好き。

    この作品は知り合いにおすすめされた本で、
    途中までは悲しい重たい感じで
    うーん、という感じだったが、
    河崎の正体には衝撃を受けた!!
    やられた〜〜。笑

  • 初めてに近いミステリー小説。中盤以降ページを繰る手が止まらなかった。

    琴美と河崎の亡くなり方が少しあっけない印象があったが、何より遺されたドルジ(河崎)の姿には心を打たれた。

    序盤の伏線が次々と回収されていく感覚はとても新鮮だった。

  • いつものとおり、読み進めるには時間がかかりましたが、後半は止まらない勢いで読み終えました。
    せつなかった…。口説くないのに人間関係が濃いのが伊坂作品ですね!

  • さすが、伊坂幸太郎!彼の初期の作品だが、“やられた”感が半端ない。加えて切なさもあいまって、良質の作品といえよう。「映画、ドラマ化は、話の流れからして難しいような」と感じたが、何と濱田岳と瑛太で映画化されていた。こちらも機会があったら見てみたい。

  • 伏線回収がすごく気持ちいい。少し悲しいけれど読了後の感じはすっきり。上半期読んでよかった小説一位。

  • 大学進学で一人暮らしを始めたら、隣に住む変わった男に一緒に本屋を襲おうと誘われる話。

    再読なのでうろ覚えだったところがはっきりするにつれて、結末が明確に思い出されて読み進めるのに気が重くなり、かなり時間がかかってしまいました。

    こんなに初期の作品にもサイコパスな奴等が出てきてたんだなーと思いました。
    言ってる事を読むだけで気色悪い。

    結末にはスッとしたけど、琴美には生き残っていて欲しかったです。
    ドルジはあのあとどうするんだろう。
    その後の人生に生きがいが見出せなさそうで心配になりました。

  • どんでん返し好きにおすすめとしてよく出てくる本なので読んでみた。内容的には読みやすく、大きなトリックには騙されたが、前評判ほどのものは感じなかった。
    大学時代を思いだしノスタルジックな気分には浸れるのだが、ミステリー(犯人探し)好きの自分としては前述のトリックの衝撃が小さかったかもしれない。そういうジャンルの本ではないので仕方がないかもしれないが。

  • いつも通り伏線の神様伊坂幸太郎。今回も存分に発揮してくれた。物語の時系列の序盤に起こったことが終盤で回収されるのはもちろんだが、今回はそれ以外にもあった。時系列的には、〝今〟起こっていることが〝二年前〟で回収されるところが熱い。
    好きになれるようなキャラクターが相も変わらず勢揃い。二年前組は、みんな好きだな。
    ただ、伊坂作品にしては、ストーリーのパンチが弱め。雰囲気のせいかも。

  • まさかの人物だった。いろんな事が繋がっていくのが面白い。それからドルジ、どうなったのかな。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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