屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
4.02
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本棚登録 : 406
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488466114

作品紹介・あらすじ

デビュー作にして5冠達成!
待望の文庫化!!
21世紀最高の大型新人による前代未聞のクローズド・サークル

豪華キャストによる映画化!
監督:木村ひさし 脚本:蒔田光治
出演:神木隆之介 浜辺美波 中村倫也ほか
2019年全国東宝系にて公開

神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通うもう一人の名探偵、剣崎比留子と共に曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れる。初日の夜、彼らは想像だになかった事態に見舞われ荘内に籠城を余儀なくされるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。たった一時間半で世界は一変した。数々のミステリランキングで1位に輝いた第27回鮎川哲也賞受賞作!

感想・レビュー・書評

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  • 今村昌弘『屍人荘の殺人』創元推理文庫。

    デビュー作にして、各種ミステリーランキングで上位にランクインしたミステリー作品の文庫化。

    まさかアレが出てくるとは思わなんだ。奇抜さとミステリーとしての完成度を考えれば高い評価を受けたことにも頷ける。

    神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、同じ大学の探偵少女・剣崎比留子と共に映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れるのだが、そこで予想外の事件に巻き込まれるというのが前半のストーリー。

    大学生が主な登場人物となると、軽めの青春ミステリーになりがちなのだが、明智恭介と剣崎比留子らの大人びた硬い会話が全体を引き締めている。予想外の事件は本当に予想外であり、はるか昔に何の予備知識も無しで観賞して驚愕した、タランティーノ脚本の映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を彷彿とさせる。

    本体価格740円
    ★★★★★

  • 単行本が刊行された頃から読んでみたいと思っていた本。

    文庫化されるまで首を長くして待っていた!
    昨日書店に行ったら売っていて、直ぐに購入!
    期待大で読み始めた。

    あー!もうこの感じ!!
    絶対私が好きなヤツじゃん!!

    クローズドサークルじゃん!!!
    フーダニット、ハウダニット、ホワイダニット、てんこ盛り。

    何よりもビックリさせられるのが、このクローズドサークルを作り出しているモノ(笑)

    いやぁ、無かったと思いますよ。今までこんな本!

    面白かった!
    こういうエンターテイメント性に溢れる作品は大好きだ(*^▽^*)

    楽しい時間だった♪

  • どぅわー!!おげー、、おろろろろ、、、おえっ。っていう感じで、もう続きが気になって気になって眠い目をこすりつつ一気に読んだ。映画化されるみたいだけど絶対見たくない。絶対、うそ、ちょっと見たい。

  • 付いてた帯を見て何となく買ったこの本。開けるまでゾンビもの?のミステリーとは思わなかったけどストーリーがしっかりしていて読み応えがありとても面白かった。続編も読みたいし映画も気になる。

  • 67

    ずっと読みたかった小説~!文庫化するの心待ちにしてた!
    いい意味で期待を裏切られたというか、
    クローズドサークル×ゾンビっていう色物設定だと思ってたらちゃんと最後まで貫き通すから面白かった。
    ただ、明智さんvs剣崎さんっていう話だと思ってたから
    早々に離脱したのは衝撃だった。
    明智さん実は生き残ってましたイエーイ、むしろこの人が犯人ですっていう展開だと思ってたけど、そんな甘くなかった。

    確かにこれがデビュー作なら衝撃だなぁ。

    面白かった!

    20190916

  • 絶対に映画は観たくない笑
    怖すぎる!

  • 面白かったけど‥‥ここで○○○を登場させるのはズルいというか反則というか‥‥
    犯人の動機も殺害方法も現実的ではないけど、想像を絶する殺害方法はそれはそれで面白かった。

  • クローズドサークルの仕方がぶっ飛んでいて,少し引いてしまった.
    クローズドサークルになってからは,本格推理小説の本領発揮.
    一番目の殺人方法は本当に見事.

    明智さんにはもっと活躍してほしかったけど,自然災害(今回の場合自然災害じゃないけど重ねてしまった)ではどんな人でも理不尽にかつ簡単に命を奪われるんだよなー.

  • ミステリ好きはきっと好きなんだろうなあ。だけど犯人は頭良すぎだし、こんな常識はずれな状態でそんなトリック思い浮かぶかね?ってなった。

  • 奇想天外なストーリーに絡めた
    殺人事件。
    とても驚き一気読み‼️

  • 傑作本格ミステリである。



    …うんそれはね。それは間違いないんだよ。
    間違いないんだけれど…

    ……物足りない。
    ぁあもう、これは、何かの病気なんじゃないだろうか。

    一体何が不満だって云うの?

    まったく新しいクローズドサークルに、
    その要因さえも理由にしてしまうワイダニット。
    よくある、何故敢えて嵐の山荘で事件を起こす必要があるのか? と云う問いに対する、ひとつ完璧な解答。
    読者への挑戦状だって付けられるくらいのフェアさに、
    真実への登攀ルートの選び方もエキサイティング。
    筆致はちょっとどうにも軽いけれど、それはキャラクタと乖離しているわけでもなく。
    そのキャラクタにしても、単なるキャラ小説を充分に脱する造詣で。
    その背景まで、伏線であったりするところも。

    …それでも。


    ミステリの現在地、というかなぁ。
    確かにそりゃもう、売れるよ、これは。
    でもそれって、誰でも読める、ということでもあって。
    誰でも読めるというのは、凄いことなんだけどさ
    それを不満に思ってしまう。
    少数派で居たい、とい俗っぽい思いも、もちろん、あるんだろうなぁ。
    でもこれは、大衆向けだなぁ、と思ってしまう。
    うーん。


    少し話は変わるけれど、
    こうした、非現実✕ミステリ、という仕掛けものだと米澤穂信の『折れた竜骨』が好みです。

  • 設定が面白すぎて、一気読み

  • ミステリランキング驚異の4冠
    シリーズ累計50万部と映画化
    デビュー作品にして5冠達成と文庫化
    21世紀最高の大型新人による前代未聞のクローズド・サークル

  • 面白かったけど、マニア向け感が(・・;)

  • 「屍人荘の殺人」
    公開日:2019年12月13日
    音楽フェス研究会の夏合宿。そこで泊まる山奥のペンションが、孤立化した。ミステリー愛好会の大学生、葉村・明智が密室連続殺人の謎と対峙する。
    キャスト:神木隆之介、浜辺美波、中村倫也
    監督:木村ひさし
    https://yokoso-shijinsou.jp/

  • 面白かったー。面白かったー。
    個人的に、重元くんには及ばないもののわたしも奴らが好きなので、すごくわくわくした。ガイドわたしも持ってるよ!て語りたい。
    動機も目的も方法も、なるほど!と。なによりラスト付近は、変に疑ってしまってそわそわして、それがまた楽しめた。誰もがみんな、良くも悪くも人間臭くて好きだな。

  • 映画に予告で気になっていたので読んだ。
    以下、ネタバレ。

    サークル、別荘、合宿。典型的な推理小説かと思えば、ゾンビ発生。まさかのパニックノベルに。
    そして四方をゾンビに囲まれたまま起きる連続密室殺人事件。

    犯人の動機が「昨年の夏に起こった事件」であることは明確だったが、犯人は「まさか」という感じだった。いやいや、いくらとても可愛がってくれたからって近所のお姉さんが酷い目にあったからってわざわざ大学受験してまで殺す?今年度も合宿があって、OBが参加するとは限らなかったのに。そこまで憎いなら別々に殺した方がよくない?まぁ突っ込んだって仕方がないんだけど。ただ、壮大な殺人計画の割には個人的には動機付けが薄かったように感じた。トリック自体はすごく面白かったと思う。最初の殺人とエレベーターのトリックはなるほどな、と思った。

    とはいえ、そもそもの元凶となったテロ事件や班目についても深掘りして欲しかったがその辺の謎に関しては完全スルー。
    続編が出るのかな?

    しかし映画の予告は上手いこと出来てるなぁ。てっきり3人で事件解決するのかと思ってた。まさか、あそこで。

  • 20190912

  • 発想が面白い。私は有りだと思う。

  • ☆5。このアイデアで最後まで書き切った作者に脱帽。エレベーターゾンビトリック最高!

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著者プロフィール

今村 昌弘(いまむら まさひろ)
1985年、長崎県生まれ。岡山大学医学部保健学科卒業後、放射線技師として勤務。29歳で退職し、執筆活動に専念。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞、本格ミステリ大賞を受賞。ほか、SRの会年間ベスト第1位、「このミステリーがすごい!2018」第1位、「2018 週刊文春ミステリーベスト10」第1位、「2018 本格ミステリ・ベスト10」第1位、第15回本屋大賞第3位、「キノベス!2018」第2位ときわめて高い評価を受け、2017年度エアミステリ研究会ランキング第1位、名古屋大学生協による南部書籍大賞、福井県のみそ店「米五」の社員が選ぶ「味噌屋大賞」などにも選ばれている。2019年映画化が決定。神木隆之介・浜辺美波・中村倫也が出演。

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