ホワイトクロウ (インディゴの夜) (創元推理文庫) (創元推理文庫 M か 5-3)
- 東京創元社 (2010年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488468033
作品紹介・あらすじ
ホストたちの要望から、大幅改装を図ることになったclub indigo。ある伝手で、有名インテリアデザイナーに内装を手がけてもらうことに。工事期間中の仮店舗探しに晶が奔走する中、ジョン太、アレックス、犬マンはプライベートで事件に巻き込まれてしまう。一方、店の工事はいっこうに進まず、さらにトラブルの臭いが…。若者の"いま"を活き活きと描く、好評シリーズ第3弾。
感想・レビュー・書評
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インディゴの夜、3作目。全体的にあっさりとしたストーリー。晶視点とホスト視点があり、どちらも読みやすかった。
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ホスト固有の事件とclubインディゴの改装に絡めた連作短編集。少ない登場人物の中での軽妙なやり取りが楽しいけれど、裏切りやどんでん返しが無さすぎて、真相が予見されてしまうのが残念。
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視点が突然変わったのでびっくり。一話ずつ違う視点も意外とよかった。最後の話が晶視点だけど、それまでの話のそれぞれが関係した人物が出てきたりするのがとても楽しかった。憂夜さんの背景を是非ともお願いしたい。三冊目にしてまだ謎しかないって…
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個性的なホストクラブclub indigoの面々が事件解決に大活躍。今回はそれぞれのホストがそれぞれのところで事件に巻き込まれており、短編集なのかと思ったら、最後に繋がっており、おお、そう来たか、と。間延びしがちな3作目にふさわしい構成だと思った。
しかし、個別の話は少し無理のあるものが多かったような。タクミはなかなかいいキャラだったので、また出てくるといいなぁ。 -
今回は趣を変えて、ホスト達の「勤務時間外」の話。事件がおこるといっても血生臭さを押さえてあるので、パンチがない代わり読みやすい。
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晶や塩谷はさほど登場せず、ホスト達がそれぞれ活躍しちゃう。すっかりトラブルバスター気質になっちゃってるのが面白い。
ジョン太がね、可愛いよ。 -
『インディゴの夜』シリーズ第3弾。今回はホスト目線で進む話が多く、ひとりひとりにスポットがあたって彼らの魅力が存分に伝わる作品になってたと思う。その分晶さんの存在感が薄れてるけど…。他の話が表題作に繋がっているのが素敵だね。2012/612
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インディゴの夜第三弾。クロウは英語でカラスという意味との事。今回は、ホスト達目線で面白かったです。
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インディゴが改装します。改装中の事件簿