Dカラーバケーション (インディゴの夜) (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488468040

作品紹介・あらすじ

風営法の改正に合わせ、club indigoは営業形態を変更。若手ホストが接客する、よりカジュアルな二部を設け、集客に効果をあげていた。だが、イマドキな若手ホストは都市伝説がらみのトラブルを運んでくるし、晶は豆柴と殺人事件に巻き込まれるし、憂夜が休暇を取れば厄介な問題が発生するしで、相変わらずの大騒動。新キャラクターも登場し、ますます好調のホスト探偵団シリーズ。

感想・レビュー・書評

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  • 風営法の改正に合わせ、club indigoは営業形態を変更。
    若手ホストが接客する、よりカジュアルな二部を設け、集客に効果をあげていた。
    だが、イマドキな若手ホストは都市伝説がらみのトラブルを運んでくるし、晶は豆柴と殺人事件に巻き込まれるし、憂夜が休暇を取れば厄介な問題が発生するしで、相変わらずの大騒動。
    新キャラクターも登場し、ますます好調のホスト探偵団シリーズ。

  • 登場人物は多いが、全員漫画のようにひとりひとりが個性的で、読むのが苦にならない。

  • ほぼ晶立ち位置のおばちゃんからするとザ・若者であるホストたちも、さらなる若者におびやかされたりジェネレーションギャップに悩まされてるらしい。
    ホストクラブには本当に興味がないんだけどindigoは裏方仕事とかにパートに行きたいわー。客になる気はまるでないんだけど。
    豆柴もなかなか、ね。

  • インディゴの夜シリーズ。

    新しいホストの手塚くん、そういう風には書いてなかったけど「ゆとり世代」ってやつかな?それとも「さとり世代」?
    同じように若くても、ジョン太たちとは考え方がちょっと、いや、かなり違うんですよね。でも「いるいる、こういう子!」と思いました。
    仕事とプライベートをきっちり分ける主義だったり、どことなく上から目線だったり。根は悪い人間じゃないんだけど・・・身近にいたらイラッとするんだろうなぁ。
    (余談ですが、ワカマツカオリさんのイラストの手塚くん、素敵ですよね。私はメガネフェチなので、テンションが上がりましたw)

    新キャラといえば、スイーツ刑事の早乙女さんも良かったです。甘いもの好きな男性は可愛いと思うの(*´ω`*)

  • オーナー晶さんと、ホストたちが協力してトラブルを解決していく様子は、テンポもよくて面白いです。

    新キャラも登場しますが、今までの雰囲気が壊れてないし新キャラは新キャラで中々の個性なので、いいですね。晶さんやなぎさママ・古株のホスト・新人ホストとそれぞれの世代間ギャップが笑えます。
    そして自分は一番上の晶さん世代に一番近いのは笑えない気がしてきますが。。。

    短編4編が収録されています。
    「サクラサンライズ」「Dカラーバケーション」が好きでした。憂夜さんの謎が少し分かったようで、全く分かっていない表題作が良かった。憂夜さんの謎が明かされる事はあるのだろうか・・・気になる。

  • インディゴの夜最新刊。ちょっとテンポが落ちてきたかなと言う感じです。

  • 憂夜さんが登場するたびに頭の中でMCハマーが踊り出したり、♪力!力! 竹内力〜の歌が流れました(^^;)

    彼のファッションは、どこまでパワーアップするのでしょう‥。

  • 表題作は、ぜひドラマにして欲しいです!!
    なぎさママのシーンはきっと面白くなると思う(笑)

    豆柴がメインの話もドラマにすると面白いと思う。
    やっぱり、ドラマ向きの小説だなと思います。

    2時間ドラマにしたらいいと思うけど、東海テレビさんどうですか??

  • 普段は社会になじまない行動をするものの、ここ一番では熱いハートで団結するホスト達は、シリーズがスタートした頃は今時の若者らしいと思っていましたが、第4弾を今読むとすでに少し前の若者になっていた。加藤氏もそう感じているようで、今時の若者である手塚君を登場させて世代の対比を演出している。
    そうなると、作品中で世代のズレを揶揄されているオーナー達と感覚が合う自分などは、そうとう昔の人になってしまったと改めて実感。
    作品中を自由自在に動き回るホスト達の魅力は、加藤作品の中で文句なしにNo.1シリーズだと思います。

  • 「7days活劇(セブンデイズロンパーズ)」
    「サクラサンライズ」
    「一剋」
    「Dカラーバケーション」

    解説:高山直也(脚本家)「加藤実秋というひと」

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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