館島 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 1575
感想 : 186
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488477011

感想・レビュー・書評

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  • 半年前の事件の関係者が再び集まり
    そこで起きた殺人事件を追う
    刑事と女探偵のやり取りはおもしろかったです
    そして終盤の謎解き
    現実に可能なのかなとちょっと思っちゃいましたけど
    まぁ楽しめました

  • キャラクターも面白く、キャラクター同士のコミカルなやり取りも面白く読みやすく。ノンストレスで読めた。
    読めない漢字や分からない事が無く理解し難いことも無く。読ませるために書いてある。素敵な作品だと思う。
    純文学ばかり読んだ後なので尚更そう感じているのかもしれない。

    六角形の建物のなかで未解決の事件を酒を飲んだりしながら推理してく。そして嵐もくる。人も新たに死ぬ。新たに推理する。

  • 初めて東川篤哉さんの作品を読んだ。謎解きはディナーの後で」でお名前は知っていましたが…。
    とてもユーモラスで思わずプッと笑ってしまうような場面もあり、楽しく読める作品だ。でも、内容はしっかりしていて、謎解きも楽しめた。

  • 綾辻行人の館シリーズを制覇している者としては物足りなさを否めない!というか、見取り図を見た瞬間に仕掛けが予想ついたし…。でも、この会話を中心におもしろかったから星3つ!

  • 東川作品は初。ユーモアミステリという噂は聞いていたが、イマイチ思っていたのと違った。
    雰囲気や文章、キャラクターなどがどうも好きになれず、読んでいて辟易するような場面も多い。

    トリックは、ある程度予想がつくのでそんなに驚きはしなかったが、「ネジとナット」というモチーフを絡めてくるあたりは上手い。
    「螺旋階段の上下による部屋の間違い」という犯人を特定する手がかりもよくできている。

    終わってみると、そこまで悪くはなかった。(好きではないが)
    ユーモアの感じはあまり好きではないが、例えば「吉岡医師が愛していたのは淑江だった」など事件の本質的な部分まで的確なユーモアを貫いているのは好印象。解説のベタ褒めもまぁ分からないことはない。
    とりあえずもう少し東川作品読んでみようかな。





  • 東川篤哉のオリジナル長編。トリックが面白かった。

  • 軽快なリズムで進むユーモアミステリ。
    あらすじにもある通り、トリックは驚愕。でも「ぶっ飛び」ではないギリギリのレベルなのが東川篤哉のすごいところ。

    個人的には「ミステリ」部分よりも「ユーモア」部分が好きでした。
    キャラクターが魅力的です。

    読了後、もう一度読み返して「ミステリ」部分の伏線を拾っていくと、尚面白いんだろうなぁ
    一冊で二度美味しい本です。

  • W浅野!! 冒頭、女探偵登場のシーンからそんななつかしのフレーズが脳裏をよぎる80年代フレーバー(というより、実際に設定が80年代なのだが)の本格推理小説。

    永年の夢であった瀬戸大橋計画がようやく現実化しつつあった198×年、やがては瀬戸大橋の「橋脚」とならんとする瀬戸内海に浮かぶ小島に(岡山県ではその名前を知らないものはいない)〝孤高の天才建築家〟が酔狂なたたずまいの巨大な別荘を建てる。しかし、そのみずからが建てた別荘で、当の建築家が謎の転落死。さらに、真相はわからないままふたたび関係者たちが集った同じ場所で第二、第三の殺人が起こるのだった。

    巨大な建築物をからめた壮大なトリックに舌を巻く一方で、登場人物たちがかわす会話のギャグセンスはどこまでも寒い。貴方はこの〝寒さ〟に耐えられるか?! W浅野!!

  • 嵐により孤立した島にある奇妙な館で起こった奇妙な殺人事件。
    館+嵐の孤島という王道でシリアスな状況ですが、そこは東川篤哉さん。
    軽~いギャグを織り交ぜたユーモアたっぷりな文章でとても読みやすかったです。

    変わった建築物が出てくれば何か仕掛けがあるんだろうとは思いますが、期待を裏切らない大がかりなトリックで大変満足でした。
    見取り図を見てなぜ気づかなかったのかと悔しくもあります。

    くだらない(褒め言葉)ギャグの連発は好き嫌いがあるかもしれませんが、真相に至るまでに提示された情報とそこからの推理はしっかりとした本格ミステリー。
    瀬戸大橋を巡る当時の島の状況や不正疑惑が、最後に壮大な思惑に繋がっているのもおもしろかったです。

  • 今ノリに乗ってる作者が送る、ノリの良い本格ミステリィ^^
    外部と隔絶された嵐の孤島、館ものに欠かせない見取り図、動機ありそうな容疑者達、ここまでは今まで読んできた本格ものと特に何も違いはありません。
    ただ、この手の作品に付きまとう心地良い薄気味悪さが、この作品には全く無い!笑

    今までアホミスと呼ばれる作品は何冊か手にしましたが、しっかり本格していながらこのライトな読みやすさって無かったなあ…斬新!

    見取り図と事件概要だけでトリックのあらましは見当ついたけど、まさかその部分がそうなる意図だったとはな…^^ニヨニヨ


    人間描写が浅い!ていう批判は推理小説に付き物だけど、これは人間描写が軽い!楽しい!で一般ウケしそうなエンタメミステリィです^^

    ラストで「天才建築家」の真意が解明されたシーンも印象に残りました。

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著者プロフィール

1968 年、広島県生まれ。岡山大学法学部卒業。2002年、『密室の鍵貸します』が光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA-ONE登龍門」に選ばれ、デビュー。11年、『謎解きはディナーのあとで』で第8回本屋大賞を受賞。著書に、『君に読ませたいミステリがあるんだ』『居酒屋「一服亭」の四季』『野球が好きすぎて』『スクイッド荘の殺人』、「探偵少女アリサの事件簿」「かがやき荘西荻探偵局」「平塚おんな探偵の事件簿」「魔法使いマリィ」シリーズなどがある。

「2022年 『うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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