明智卿死体検分 (創元推理文庫)

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  • 東京創元社 (2025年2月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784488485221

作品紹介・あらすじ

読書の楽しみを存分に味わわせてくれる、
まさに紳士淑女のエンターテインメント――大森望(解説より)

犯人はなぜ被害者を「雪密室」で殺害したのか?
魔術が発達した世界で不可能犯罪に挑むのは名探偵と陰陽師

被害者は、四阿(あずまや)に充満する雪に埋もれて凍死していた。この異常な状況は、間違いなく魔術によるものだ。魔術を行使して人を殺めるとその証(あかし)が術者の相貌に顕われるが、事件関係者にその気配はない。ではこの殺人は誰が
なぜ、どうやって為し遂げたのか?――謎に挑むのは権刑部卿・明智小壱郎光秀と陰陽師・安倍天晴。魔術が発達した世界で起きる不可能犯罪を描くシリーズ第一弾。 著者あとがき=小森収/解説=大森望

みんなの感想まとめ

魔術が発達した日本を舞台に、名探偵と陰陽師が不可能犯罪に挑むミステリーが展開されます。作品は、ダーシー卿シリーズと同一の時間軸に位置し、複雑な世界観が魅力の一つです。物語では、明智小壱郎光秀と安倍天晴...

感想・レビュー・書評

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  • 大変面白い小説ですが、やや読む人を選ぶ作品かもしれません。本書はダーシー卿シリーズと同一時間軸上にある日本が舞台となっています。私はダーシー卿は未読ですが、それでも本書は楽しく読むことができました。世界観が少々ややこしいですが、魔法(作中では陰陽術)が絡む探偵小説として、とてもうまく構成されている作品です。

  • #読了 #明智卿死体検分 #小森収 #創元推理文庫 #読書好きな人と繋がりたい

  • 徳川、羽柴、織田が(たぶん交代制?)将軍で、感染症が流行ってて、牛車と蒸気機関車があり、魔術と陰陽術が融合してる世界観。明智光秀の子孫である明智小壱郎光秀と(たぶん安倍晴明の子孫の)陰陽師・安倍天晴がバディを組んで事件を解明するミステリー。なんか色々詰め込みすぎで、世界観に筆が負けてる気がしないでもないけど、軽いボリュームでそれなりにおもしろかった。本編の後に本能寺の変のお話が収録されていて、歴史改変の瞬間が読める。明智光秀推しとしては、たいへんウケた!

  • うーん、正直ページ数の割に読むのに時間がかかった。設定が面白そうだと思い購入したが、どうにも世界観に馴染むことが出来ず読み切るのに時間がかかった。
    謎解きも、そうやったんか!とかなるほど〜という納得感はなく、そういうもんですか……という感じで次も読みたいと次巻を期待するほどではなかった。
    でもこういう作品は合う人にはきっと刺さるんだろうなぁとも思う。今の自分には楽しみきれなくて無念

  • フォロイさんの「いわゆるスチームパンク」というレビューが気きになって購入

    いやいや、本格ミステリでした!
    舞台はスチパンというか、魔法(陰陽術)が発達したおかげで技術の発達が遅れている2020年ごろの日本
    歴史SFの要素もたっぷり

    探偵役明智卿はあの明智光秀の子孫で、陰陽師安倍天晴をワトソン役に物語は進んでいきます

    現代日本では「存在しない」、魔法や陰陽術にしっかり理屈があり、発動の方法も明確
    歴史ものの文体で進んでいくジャパニーズファンタジーの雰囲気がありつつも、芯はしっかりミステリで脱帽です

    歴史もの文体だけど、章立てが細かいのでテンポよく読めました

  • なかなか面白かった。
    ただ世界観の説明も含めて若干戸惑ってしまった。
    でも、小ネタも含めてニヤって出来る作品でした。

    2909冊
    今年137冊目

  • 時代物で陰陽師と警察という珍しいタッグ、めちゃくちゃ興味惹かれて、発売を楽しみにしてた。
    世界観や設定、キャラ立ちは良かった。

    文明開化の影響かな?
    陰陽師も西洋に被れてるのが興味深かった。
    西洋の術も使うんだね。
    カタカナも多いし、新鮮だった。

    結局、剣山が犯人だった…?
    なつめに雪を見せたかった上級陰陽師って…?
    斜め読みしちゃったかなぁ…。
    剣山と本多大佐の痛み分けで終わったのか???
    どっちも策謀を巡らし、不発だったのかな?
    最後の肝心なところが読み込み切れなかったから、ちょっと消化不良になってしまった。

  • ワトソン役が陰陽師って何事…?と思って帯に釣られて購入。どっちかというと陰陽術というよりはファンタジーなんだけど、エンタメ化された陰陽師に慣れきってしまっているからか案外違和感がなかった。
    なんかノリ切れないな?と思ったまま読了したけど、色んな方面に対する自分の知識と経験が足りないのが残念なやつだったー!
    さすがに「どっかから持ってきそうなネーミングだな?」的なやつはうっすら感じだけど、それだけでした…精進。
    ミステリー、謎解きとしてはライト目な印象だったけど、小壱郎と天晴が割とすんなりお互いの役割を理解して行動してくれてたおかげで、読んでて変なストレスがなかったところが良かった。
    もう4月に次巻が出るそうで…読もうかな…いやでも読んでも楽しみきれるかな…(仕込まれたネタがわかるかどうかの意味で)という悩み。

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著者プロフィール

小森収(こもり・おさむ)
作家・編集者。1958年福岡県門司市生まれ。大阪大学卒。1984年から週刊劇評誌「初日通信」を12年間、編集・発行。その後、フリーランスの文芸書専門の編集者として、皆川博子、山本文緒、篠田節子、三谷幸喜、黒崎緑らの小説を手がける。
著書に『終の棲家は海に臨んで』(フリースタイル)、『小劇場が燃えていた 80年代芝居狂いノート』(宝島社)、編著に『ミステリよりおもしろいベスト・ミステリ論18』(宝島新書)などがある。

「2014年 『土曜日の子ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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