明智卿死人を起す (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2025年4月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784488485238

作品紹介・あらすじ

暗黒魔術 対 名推理
水の都・堺で発生する陰陽師失踪事件
帝の新たな下命を受けて
名探偵と陰陽師、最強コンビが謎に挑む
歴史改変世界を舞台に贈る
本格ミステリシリーズ第2弾

帝の新たな命により、堺を訪れた明智卿と安倍天晴。堺には商人組合の納屋衆(なやしゆう)があり、大店では上級陰陽師を抱えているが、そのひとりで熟練の陰陽師・土御門が行方不明となったのだ。かたや京では、若い娘と老人の骸が相次いで盗まれていた。堺と京の奇怪な事件は、やがて思わぬ場所で交錯する。魔術の発達した世界での不可能犯罪に、名探偵と陰陽師が挑む本格ミステリシリーズ! 著者あとがき=小森収/解説=松浦正人

みんなの感想まとめ

本作は、名探偵と陰陽師が織り成す本格ミステリで、魔術が発達した異世界の堺を舞台に、失踪事件や奇怪な犯罪に挑む物語です。前作から続くシリーズの中で、堺の独特な世界観がしっかりと構築されており、読者はその...

感想・レビュー・書評

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  • 明智卿シリーズの2冊目。前作は館ものでしたが、今作は堺の町が舞台のシティアドベンチャーになっています。将軍がいて、魔術師としての陰陽師がいる世界観なので、堺も現実の堺とは異なります。そんな堺の作りこみ含め世界観がしっかりしているので、作品世界にどっぷり浸かれます。
    相変わらず遊び心が満載ですが、すべてを味わうには私ではまだまだ素養が足りません。もっと経験値を高めてから再読したい本ですね。

  • 小ネタが多くて拾いきれないのだけど、それはそれとして前作よりも読みやすくなっており、言葉遊びや世界観に浸りながら楽しめた。無駄に長くしたりせず、必要以上に深刻になりもせず、サクッと読めてしまい花丸。読者のことを意識したこのバランス感覚って実は貴重な才能なのかも。

  • 今作は、二作目である以上設定がわかっているかりの安心感ありました。
    ただミステリ的二転三転が面白くなかなか良かったです。

    2959冊
    今年187冊目

  • 半分くらい理解してないのに、なぜか面白い不思議なシリーズ。前作で世界観を提示し終えているからか、小ネタの詰め込み感や悪ノリ感がなくなり(気づいてないだけかも)、スッキリした。

    しかし、ここの出版社の文庫本は、日本人作家の作品に限って、印字がうっすい。読めなくはないけど、頭が痛くなるから一気読みできない。文庫書き下ろしなら、もうシリーズ追いかけられないな…単行本出して…

  • 上級陰陽師の失踪と盗まれた老人や娘の骸の謎。前作より陰陽師の術による派手さは控えめだが、さまざまな要素が複雑に絡み合う背景を解きほぐす、明智卿の緻密な捜査と推理が際立つ巻だった。次の巻では天晴の活躍がもっと見たい。

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著者プロフィール

小森収(こもり・おさむ)
作家・編集者。1958年福岡県門司市生まれ。大阪大学卒。1984年から週刊劇評誌「初日通信」を12年間、編集・発行。その後、フリーランスの文芸書専門の編集者として、皆川博子、山本文緒、篠田節子、三谷幸喜、黒崎緑らの小説を手がける。
著書に『終の棲家は海に臨んで』(フリースタイル)、『小劇場が燃えていた 80年代芝居狂いノート』(宝島社)、編著に『ミステリよりおもしろいベスト・ミステリ論18』(宝島新書)などがある。

「2014年 『土曜日の子ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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