サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 1269
レビュー : 158
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488487034

作品紹介・あらすじ

「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」-若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に持ち込まれるさまざまな謎に取り組んでいく。表題作を含む五編を収録した人気の本格書店ミステリ、シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 書店がかかわる事件の背景がだんだん重いものになってきている気がしながら、読み進めました。最後のお話は、読み終わった後、寂しさもあるけれど心が温かくなりました。多絵ちゃんの頭のひらめき具合は本当にすごいと思うけど、巻が進むにつれて、多絵ちゃんの態度にちょっと嫌な感じが受けるときがあります。たぶん杏子さんの立場で読んでしまうからでしょう。これからの杏子さんと多絵ちゃんの活躍に期待。

  • 五編
    「取り寄せトラップ」
    「君と語る永遠」
    「バイト金森くんの告白」
    「サイン会はいかが?」
    「ヤギさんの忘れもの」

    解説:坂木司

  • 大好き書店ミステリー
    本屋で起こる日常の謎は本屋の名探偵が解く!
    ほのぼの系です
    手がかりは全部推理中に出てくるので、読者が想像する余地が無いのが残念

  • 成風堂シリーズ第3弾、今回は本伝に戻って短編集。
    いずれも書店を舞台にした、日常ミステリー。

    なんだけど、ミステリーとしての括りが作品をぎこちなくさせているように思えてきた。多絵ちゃんのそして作者の本意とはかけ離れてしまうのは承知で、このシリーズはミステリーというしがらみを切ってしまった方がいいんじゃないかと思う。謎解きをするにしても、もっとユルい方が物語が映えないかな?と

    5編収録の短編の中で小学生の社会見学を舞台にした「君と語る永遠」が一番好き。ホロっとくる人情もの+健気な子供の一途な思いとくれば、お父さんは泣いちゃうのだ。

  • いつもの本屋さんの雰囲気が楽しく、サクサク読了。安定感のある面白さ。

  • シリーズ3冊目にしてようやくしっくりきたというかなんというか。

    前の2冊に比べて謎のほのぼの率が上がったような気がする。
    『取り寄せトラップ』、『サイン会はいかが?』の2編と
    『君と語る永遠』、『バイト金森くんの告白』、『ヤギさんの忘れもの』の3編では
    事の起こりの根幹が違っているんじゃないかと思い至った。
    前者は悪意から派生していて、後者は善意から派生している感じ。
    個人的にも後に挙げた3編がお気に入りで、読後もあったかい気持ちになった。

    どうしても苦手意識が先に立ってしまっていた杏子さんだが
    お客様に対する目配りの確かさ(=書店員としての優秀さ)が
    3冊目にしてようやく見えてきたように思う。
    反面、今作は多絵ちゃんの周りに対する態度が若干キツいな、という印象があった。
    いろんな意味で容赦ない、というか。

    3冊読んでみて、正直なところこのシリーズのキャラは
    自分にはちょっと合わないのかもしれない、という気がしてきた。
    話自体は面白いので読むのに差し障りはないんだけど。
    この先もこのシリーズが続くのかは謎だけど
    なんだかんだ御託を並べつつ、また続きが出たら手に取ってしまうんだろうな。

  • 短編集スタイルに戻った成風堂シリーズ。やっぱりこっちの方がしっくり来る。まあ本屋に限らず仕事場に謎はあるんだろうけど、本好きとしては本屋の謎が気になる訳で。それにしてもやはりいろんなことに興味を持ち、そして疑問を抱くということが大事なんだなと思ったり。常にアンテナを張っておけば多絵ちゃんのように謎も解決できるのかもしれない。そして続きが出るのかも気になるのです。

  • しっかり者の書店員杏子と勘の鋭いアルバイト多絵のコンビが
    書店に持ち込まれる様々な謎に取り組んでいく書店ミステリーの第三弾
    タイトルの「サイン会・・」のミステリーは人の心の傲りから起こった内容になっている

  • 「成風堂」という本屋を舞台としたほのぼのミステリーです。
    短編集なのでとっても展開が早く、人死にもでないので気楽に読めます。

    配達あかずきんと言う本が最初ですのでそちらを先に読むことをお勧めします。

  • 2冊目、このシリーズ。
    推理はともかく、本屋さんのお仕事を知るのは面白い。
    本屋は大切。絶対なくならない。

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著者プロフィール

大崎 梢(おおさき こずえ) 
東京都生まれ、神奈川県在住。10年以上の書店員経験がある。2006年、書店で起こる小さな謎を描いた連作短編集『配達あかずきん』でデビューし、以降「成風堂書店事件メモ」としてシリーズ化、代表作となる。ほか、「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」、「天才探偵Sen」のシリーズがある。
原宿を舞台にエリート出版社員が原宿系ファッション誌担当となるコメディお仕事小説、『プリティが多すぎる』が2018年10月ドラマ化される。カンヌでワールドプレミア開催&アジア各国で同時期放送が決まり、新たな代表作となった。

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