消え失せた密画 (創元推理文庫 508-1)

制作 : 小松 太郎 
  • 東京創元社
3.70
  • (6)
  • (3)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 78
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488508012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ドイツ児童文学の旗手、ケストナー。これは児童向けではなく大人向け。ケストナーがいろいろな弾圧の中で小説を紡いでいたことは知っていたけど、これもそのひとつ。それゆえケストナー独特のアイロニーのないどこか牧歌的な作品に仕上がっている。

  •  正直者の肉屋のキュルツがひょんなことからある事件に巻き込まれて…という話。キュルツのバカ正直でお人好しな性格が滑稽で可笑しかったり、悪者が100%悪になりきれていなくて間抜けだったりと、いたるところにコメディー要素があって面白かった。犯罪小説といえばそうだけど、血生臭かったりドロドロしたところがなくて、陽気に読めた。

  • 肉屋一筋の人生に虚しさを感じ、コペンハーゲンを訪れたキュルツ氏。彼の地で出会ったイレーネ嬢に頼まれ、ホルバインの細密画をベルリンまで運ぶことになるのだが……。
    ミステリ風味のドタバタ喜劇。全編に漂うのどかな空気感が愉しい。特に間抜けで実直な盗賊団のなんと愛おしいことか。ささやかな幸せを感じさせるラストも素晴らしい。

  • 旧版は真鍋博の表紙が可愛い。

  • 3冊の中で一番ミステリちっく。
    最後はあらあら!って感じ。
    これもまたおもしろい☆

全7件中 1 - 7件を表示

エーリヒ・ケストナーの作品

消え失せた密画 (創元推理文庫 508-1)を本棚に登録しているひと

ツイートする