- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488513030
作品紹介・あらすじ
領地を荒らすグリフォンの群れを退治してほしいという、メリーボーン卿の要請に応えてやってきたのは五人の騎手。騎手といえば誇り高く高潔な人物のはずだが、荘園の事務官の次女アリザと龍の騎手アリステアの出会いは最悪だった。アリザが仲良くしている庭小人を酷い目にあわせたのだ。なんて高慢ちきでいやな奴! アリザはグリフィン退治に案内役として同行したが……。『高慢と偏見』×ドラゴンのロマンティック・ファンタジイ。
感想・レビュー・書評
-
表紙と『龍』の文字につられて購入。
帯に『高慢と偏見』と書いてあったのを見て、主人公がそういう人物なのだろうと思っていたら『高慢と偏見』という作品のオマージュでした。
勘違いはしましたが、まぁ、あながち間違ってないかな(笑)
恋愛要素満載のファンタジー、久々に楽しめました♪
ただ、グウィンの父親がお金を借りていた、沈黙王エルスとは、いったい何者なのか....
あれだけ煽っておいて、あっさり収束にはモヤモヤが残ります。
新作も「龍」が出てくるとか「龍」好きの私としては、次作も期待大です!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50096620 -
翻訳ファンタジー+ロマンス。ファンタジー部分がちゃんとしているのが増幅されて面白かった。龍がすきー。ヒーローはかなり物足りないけど、姉妹がとってもよかった。おすすめです。
-
舞台はファンタジー世界ながら、話の展開はまさしく「高慢と偏見」。恋愛ものの苦手なわたしだけど、こういう素直になれないすれ違いモノは好物のようで。この作品も楽しめた。
-
プロットの大筋は確かに『高慢と偏見』だけど、原文切り貼りマッシュアップの『高慢と偏見とゾンビ』とはまた違う、独自の展開をたっぷり含んだ本気のファンタジーだった。本家を知らなくても十分楽しめると思う。後半のダーシー、めちゃめちゃかっこいいし。
私が一番嬉しかった改変は、主人公家族の描写。本家だと母ちゃんも妹たちもほんとどうしようもない感じだけど、今作ではきっちりそこにある愛が書かれていて、胸が詰まるところが色々あった。本好きで空気を読まない三女とか、そんな悪く言わんであげてって思ってたから……。 -
登場キャラが続々と出てくる上に、土地名や肩書など、最初に理解すべき事柄が立て続けに出てくるので初めちょっと読みにくいです。
理解出来れば王道の恋愛ファンタジーなので気軽に楽しめる内容。
恋愛の方が比重高め。 -
18:原典を知らないのですけどまさに「高慢と偏見×ドラゴン」でした。じれじれからロマンスに移るあたりがぎこちなく感じたけど、結論ありきだから仕方ない部分もあるかな。アリザはじめ女性キャラがいきいき描かれているのが好ましかったです。
ただ、独自用語が何の解説もなく次々に投入されるのでそこはちょっとしんどかったかな……。 -
オースティン「高慢と偏見」とパオリーニ「ドラゴンライダー」が合併したような感じ?
只ドラゴンはしゃべらないけど、ドラゴンライダーの家の人間はドラゴンに乗れるらしい。
ドラゴン2人乗りに憧れた。
ストーリー展開は「高慢と偏見」をなぞってる。