龍の騎手 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 114
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488513030

感想・レビュー・書評

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  • 表紙と『龍』の文字につられて購入。
    帯に『高慢と偏見』と書いてあったのを見て、主人公がそういう人物なのだろうと思っていたら『高慢と偏見』という作品のオマージュでした。

    勘違いはしましたが、まぁ、あながち間違ってないかな(笑)
    恋愛要素満載のファンタジー、久々に楽しめました♪

    ただ、グウィンの父親がお金を借りていた、沈黙王エルスとは、いったい何者なのか....
    あれだけ煽っておいて、あっさり収束にはモヤモヤが残ります。
    新作も「龍」が出てくるとか「龍」好きの私としては、次作も期待大です!!

  • 舞台はファンタジー世界ながら、話の展開はまさしく「高慢と偏見」。恋愛ものの苦手なわたしだけど、こういう素直になれないすれ違いモノは好物のようで。この作品も楽しめた。

  • オースティン「高慢と偏見」とパオリーニ「ドラゴンライダー」が合併したような感じ?
    只ドラゴンはしゃべらないけど、ドラゴンライダーの家の人間はドラゴンに乗れるらしい。
    ドラゴン2人乗りに憧れた。
    ストーリー展開は「高慢と偏見」をなぞってる。

  • 高慢と偏見のオマージュかつファンタジー
    オマージュとしてもファンタジーとしても読み応えありました
    レディ・カトリオーナの豪放磊落さが好きです
    嫌よ嫌よ、な話好きだなー

  • 洋物の訳、しかもいわゆるハイファンタジーなるものを久々に読んだのですが。
    おもしろかった!
    最初はとっきにくいかな、とおもったのですが、最後は一気読みでした。
    『高慢と偏見』のオマージュとのことですが、知らなくても楽しめました。本家も読んでみようかな。

    アラステア、ほんと嫌な奴というか不器用(笑)。でも、あーなっちゃうなんて……一途ですね。
    アカーラは文句なしにカッコイイし。主人公のアリザも度胸ありまくり。
    女性陣がカッコイイ物語でした。

  • 「高慢と偏見」好きで「パーンの竜騎士」好きな私が嫌いなわけないと購入。ファンタジーの世界で、登場人物の名前は違えど、話の流れも完全に「高慢と偏見」。五姉妹の末の子があんなことになったり、あの人の娘もそんなことになったりと少しずつ違うのだけど、物語上必要だったのだろうし、なによりも本家本元より登場人物を好意的に見てるところが読んでいて気持ちよかった。特にカードレッド(本家ではコリンズ)の描き方は素晴らしい。主人公が親友は幸せな結婚生活を送ってるんだと気づくエピソードが私はとても好きだ。嫌な奴はウィドリック(ウィカム)だけで、あまりのクズっぷりにむしろ清々しく感じるほど。龍と人との関係も面白かったしファンタジーとしてもとても楽しめた本でした。ゾンビ、龍ときて次は何で高慢と偏見するのか楽しみ。

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