- Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488517045
感想・レビュー・書評
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面白かったがけっこう辛かった。延々と海底世界を旅行するだけで、筋立てがあまりないんですよね。これで500ページ越えはなかなか大変。
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お魚中心で自然の描写、コンセイュの分類のユーモラス
ネッドの分かりやすい苛立ちは彩りとしてよいが
ネモ船長の暗い部分や登場人物の心理描写は
もう少しあったほうが、冒険モノとして
物語の厚み・哀しみや静と動のコントラストが
出てくるような気がする。
つまらないわけではないが、『物凄く』面白いわけではなかった。
子供時代に見た映画は面白かったような記憶があるのだが。 -
昔、ジュブナイル版で読んだことがあります。海の中で出会う生き物の名前がずらずらずらーっと語られるのを楽しめたのは、大人になったからでしょう。あと、日テレの「鉄腕DASH‼︎」のDASH海岸のコーナーで、いろんな海の生き物を見ていたこともあるのかも。
ネモ船長の悲しみ、それを上回る恐ろしさ。うまく表せません。 -
「ノーチラス号の冒険シリーズ」を読もうと思ったが、本家の『海底二万里』も
子供の頃に子供用のものを読んだ記憶があるけど、完訳版は読んでいなかったので購入。 -
言わずと知れたSFの祖、ジュール・ヴェルヌの海洋冒険小説。
私の「枕元書籍」になる率が高い本なのです。
――――1866年、その怪物は大海原に姿をみせた。長い紡錘形の、ときどきリン光を発する、クジラより大きくまた速い怪物だった――――
この小説が書かれたのはもう140年も前。
科学が急速に発達しつつあったこの時代の人々にとって、かなり魅力的・画期的な物語だったんじゃないかな。
学術的な記述が多くて読み辛い箇所もあるけど、この世界観にはもうドップリ。
電気仕掛けの潜水艦、珊瑚礁の中の墓地、海底に沈む古代都市、不思議な生き物たち、次第に明らかになっていくネモの思惑・・・
夜寝る前に、休日に、電車での暇つぶしに、あなたもアロナックス教授と一緒に海底へ出かけてみませんか!? -
日本近海から始まって、ぐるりと世界を駆け巡る!
冒険もいいけれど、海洋生物の描写に心惹かれて図鑑片手に読みたくなります。
タコブネの群れは実際に見てみたい光景ですわ~。
広間はまさに驚異の部屋。あぁ、見たい見たい!(笑。
謎が謎のままなのも、それはそれで浪漫かな?
ネモ船長達のその後がすごく気になりますけどねぇ。 -
ネモ船長と一緒に旅し、海の神秘を体験していくのはとても心が踊った。
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ネモ船長の過去きになる。もっと悠々と潜水艦で旅していく話かと思ってたら、そうでもなく結構暗い。1870年ごろの世相を反映してそうな部分もいくつかあって面白かった。奴隷に関する記述とか。
著者プロフィール
ジュール・ヴェルヌの作品





