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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784488529093
作品紹介・あらすじ
おまえが眷属を統べる者となれ
目指すは地動王に奪われた花の大図書館奪還
自らの大剣に翻弄されるアルスルを待っていたのは
人狼と恐れられる少年公爵だった
少女騎士の戦いと成長の物語
英雄アルスルの評判を聞きつけた六災(ろくさい)の王──地動王(ちどうおう)は眷属(けんぞく)を遣わし、王の病を癒すことができたなら、かつて地下域(ヘル)の城郭(じようかく)都市エンブラから奪った花の大図書館を与えようと伝える。大図書館を奪還すべく南域(サウス)に向かったアルスルをまち受けていたのは長城オーロラ・ウォールと、人狼と恐れられるアスク公爵だった。変わり者の少女アルスルの戦いと成長を描く、好評シリーズ第三弾。著者あとがき=鈴森琴
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
成長と愛情がテーマの物語で、主人公アルスルの成長が心温まる展開を織り成しています。彼女は周囲との関係を深め、愛情を注ぐことの大切さを学びながら、自らの力で人生を切り拓いていきます。人狼と恐れられるアス...
感想・レビュー・書評
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うーん、あんまりピンとこなくて残念
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アルスルの成長が嬉しい
嫌いあっていた人たちが歩み寄るのにホッとする
離ればなれになっていた人たちが再び会えるのは素直に喜べる
小さい者が振り絞る勇気に惜しみない拍手を贈る
二度と戻れないかもしれない危機を乗り越えた彼女が、周りへの感謝を忘れないことがとても嬉しい -
第1作目で狩った「走訃王」から作られた大剣「走る王」の力はアルスルを助けるだけでなく、その独りよがりとも言える強い愛情を向けることでアルスルへの呪いともなります。
最初は周囲から認めてもらいたい、愛情を注いでもらいたいと悩んでいた少女が、自分の力で人生を切り拓く経験を重ね、いろいろな人と出会い、「見返りをもとめずに愛情を注ぐこと」を覚えたことで、結果として周囲から愛されるようになってゆく姿は何度でも読み返したくなりますし、応援したくなります。
走訃王との関わり方を見てもアルスルの成長が感じられますし、伴侶であるルカや主君と仰ぐヴィクトリアとの関係性も素敵です。
三体目の六災の王・地動王というドブネズミ人外との戦いは、四次元空間をも舞台としたことでこれまでの作品の中で最も「異世界」感の強い展開になりました。想像しきれないような幻想的な空間は、まるで宮沢賢治の小説作品のようで、読みながらちょっと迷子になる部分もありましたが、ルカやリサシーブからの愛情や信頼、新たに仲間となって共に戦うウォルフ・シェパァド公爵の協力が心強く、手を止めずに読み進めることができました。
ザ・大団円、ともいえるエンディングではありますが、まだ六災の王のうち、月雷王と氷山王が登場していません(番狼王は、ウォルフとの関りで登場した、ともいえる?)ので、もう少し、アルスルがこの世界で活躍する姿を読んでみたいと思います。
続刊の情報はありませんが、心待ちにしています。
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