サイコ (創元推理文庫 M フ 1-4)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 82
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488531041

感想・レビュー・書評

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  • ヒッチコックの映画を観てからの原作読了。
    筋書きを知っているので、
    叙述トリックミステリの一種として楽しんで読めた。
    が、同時に、展開を把握しているが故に、
    登場人物のまだるこっしいやり取りにイライラする場面も(笑)。

    不動産事務所に勤めるメアリ・クレインは
    客から預かった金を拐帯。
    その金があれば恋人サム・ルーミスとの結婚を
    早められると踏んでのことで、
    彼女は彼の住む街へと車を飛ばした。
    疲労困憊した彼女の目に飛び込んで来たのは
    「空室あり」というモーテルのネオンサイン……。

    映画は無駄を省き、大事な要素を上手く料理して、
    テンポよく仕上げてあることがよくわかった。

    それにしても、何がショックだったかって、
    ノーマン・ベイツは40歳でデブでハゲだったんよ!
    全然アンソニー・パーキンス(当時28歳)じゃなかったんよ(笑)!!!

    細かい話は後日ブログにて。
    https://fukagawa-natsumi.hatenablog.com/

  • ちょっとゾクゾクしたいという時にお勧めです。
    人間の怖さを読みやすく描写されています。
    果たして、私たちは身内をものことをどれだけ知っているか?というところがテーマだと思います。
    知っている"つもり"なのかもしれない。

  • ヒッチコック監督の映画版でも有名。
    最初から読者に全ての情報が公開されているようで、実はまったくそんなことは無かった。
    とはいえ終盤まで読めば結末が簡単に予想できてしまうが、最後まで面白おっかなく読めた。

  •  映画「サイコ」の原作者編集によるアンソロジー。非常にヴァラエティに富んでいて面白かった。
     ゲイリー・A・ブラウンベックの「生存者」が圧巻だった。なんていうか、祈るということの本質を描いていると思った。

  • 人間が一番怖い。

  • へー。こんな話が何十年も前に既にあったんだなと感心した

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