- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488531041
感想・レビュー・書評
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ヒッチコックの映画を観てからの原作読了。
筋書きを知っているので、
叙述トリックミステリの一種として楽しんで読めた。
が、同時に、展開を把握しているが故に、
登場人物のまだるこっしいやり取りにイライラする場面も(笑)。
不動産事務所に勤めるメアリ・クレインは
客から預かった金を拐帯。
その金があれば恋人サム・ルーミスとの結婚を
早められると踏んでのことで、
彼女は彼の住む街へと車を飛ばした。
疲労困憊した彼女の目に飛び込んで来たのは
「空室あり」というモーテルのネオンサイン……。
映画は無駄を省き、大事な要素を上手く料理して、
テンポよく仕上げてあることがよくわかった。
それにしても、何がショックだったかって、
ノーマン・ベイツは40歳でデブでハゲだったんよ!
全然アンソニー・パーキンス(当時28歳)じゃなかったんよ(笑)!!!
細かい話は後日ブログにて。
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ちょっとゾクゾクしたいという時にお勧めです。
人間の怖さを読みやすく描写されています。
果たして、私たちは身内をものことをどれだけ知っているか?というところがテーマだと思います。
知っている"つもり"なのかもしれない。 -
映画「サイコ」の原作者編集によるアンソロジー。非常にヴァラエティに富んでいて面白かった。
ゲイリー・A・ブラウンベックの「生存者」が圧巻だった。なんていうか、祈るということの本質を描いていると思った。 -
人間が一番怖い。
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へー。こんな話が何十年も前に既にあったんだなと感心した